hanekohです。
木曜日は富士吉田市倫理法人会という団体の
モーニングセミナーにて講師としてワークショップを開催しました。
ここの会はなんと朝の朝の6時~7時にセミナーを毎週やっているのです。
冬も近づき、太陽が低くなったので、
朝日が煌々と入ってきてイイ感じでした~。
テーマは
「あなたの声は最高の宝物 ~感動合唱のススメ~」
4ステップで「ふるさと」を感動的に歌ってみよう~って感じでした。
どんな4ステップだったかというと。。。
①カラダを整える
②コエを整える
③ウタを整える
④感動合唱のススメ
ざっくりこんな感じです。
①カラダを整える
声を出すのは全身運動!
そして声のパワーの源は呼吸!
ということで、まずは身体を緩めて
呼吸量をめちゃめちゃ増大させるエクササイズを実施しました。
これ、片方だけやると
息を吸うと身体が傾いちゃうんですよね(笑)
片方の肺だけがめちゃめちゃ広がっちゃうからなんですが、
面白いです。
②コエを整える
声を出すパワーの源は呼吸。
じゃあそのパワーに声を乗っけちゃおう!
ってことで息交じりの声を思いっきり出してもらいました。
皆さん得意な盛大なため息(笑)
ジョーダンみたいですが、この積極的なため息(笑)って
すっごく声にはいいんですよね~。
このへんからみんなノリが良くなってきます(笑)
③ウタを整える
歌が上達するコツということで、ご紹介したのは意外。
朗読
なんですね。
実は歌おうとするとなぜか構えてしまって、
自分本来の声を出せなくなってしまうって方すっごく多いんですね。
そこで、朗読から入って、とある手順で
すこ~しずつ朗読を歌に近づけていくと・・・あら不思議!!
みんなめっちゃイイ声になってまいりました~~♪
④感動合唱のススメ
上手いけど面白くない。
下手だけど泣ける。。。
そんなことってありませんか?
じゃあ、それって何が違うんでしょうね??
私の回答は「臨場感」の違い、です。
感動は「臨場感」から生まれると考えています。
その臨場感ってどういうものか?と言えば、
それは簡単で
五感と感情をリアルに再現する
ということです。
例えばふるさとなら、
「ウサギ追いし かの山
小鮒釣りし かの川」
こんな歌詞がありますが、
この場面を超リアルに感じるわけです。
その歌詞の世界の中に自分がいるとしたら・・・
【視覚】どんなものが見えますか?
【聴覚】何が聞こえますか?
【嗅覚】どんな香りがしますか?
【味覚】何か味はありますか?
【皮膚感覚】寒かったり暑かったり、痛かったりしますか?
【感情】喜怒哀楽など
こういう感覚を呼び起こしていただくために
雰囲気などを作っていきました。
かなり緊張感が高まったのが感じられました。
そして、うたい出すと・・・・
全然声が違う!!
まったく別人です。
さっきまでは
「あ~声が出るな~楽しいな~」
くらいだったのに、今回のは
うたい出す前から泣いちゃったりする人いました
どんな人の中にも豊かなストーリーが眠っています。
それを思い起こして、感じる。
そしてそれを表現する。
一連のワークはすべてこのために行ったんです。
自分の中に湧き起った感動を表現すること。
感動を創りあげて、その空気を共有していくこと。
ああ!なんと素晴らしい世界だろうか!!
歌には本当に大きな可能性がある!!
毎回そう思わされます。
充実した時間でした。
お招きいただき、ありがとうございました!