わたしの声はダメ・・・ 気持ち悪いかも、ごめんなさい! そんなふうに思ってた けど、いまは−! |
こんにちは、コウタローです。
今日は、 声と向き合うことで自分の原点を思い出し、 人生が変わったとある女性のストーリーをご紹介していこうと思います。
『本気で歌うことの素晴らしさ』 『私はなぜ歌うのか?』 『自分が人生で本当にやりたいことは何か?』
少し長いお話になりますが、どうぞお付き合いください。
2014年7月に届いたメッセージ
メッセージをくれたMさんは私のはじめてのクライアントさんになった人です。 当時私は整体師でhanekohという名前で少しずつYouTubeで発信していました。 歌の発信は少しずつはじめていましたが、まだまだ趣味の延長・・・! 思えばこのメッセージから、私もMさんも運命が大きく動き出しました。
圧倒的知識量と練習量
その時、届いたMさんの歌をポチッと再生してみました。 聞いてまず思ったことは『ん?けっこう上手いじゃん』でした。 まず、音程が良い、リズム感も良い、英語も丁寧に発音できてるし、声量はそれほどないけど、しっかり歌えていました。
そう、Mさんは上手かったのです。 しかし、メールの文章からも、録音からも『自信の無さ』『自己不信感』が感じられました。
話を聞いているとMさんの知識量は尋常ではなく、悩みを解決するためにブログやYouTubeでさんざん情報収集をしていたのです。発声に関する筋肉の知識まで詳しかったです。ここまで来ると完全に発声マニアです(人のこと言えませんが笑)
また、Mさんは練習量もハンパではありませんでした。『毎日どのくらい練習してるんですか?』と聞いたところ『最低2時間』などと言っていました。Mさんは当時、いわゆる一般的な主婦だったのですが、ちょっと普通ではなかったです。しかも非常に集中力が高い方だったので、かなりのめり込んでいました。
本気出そうぜ!
それだけの知識量と圧倒的な集中力と練習量があるにも関わらず、Mさんは自信を失い、声に悩み続けていました。それが歌にも表れていたのです。
・声を出すこと自体に恐れがあり、常に喉が締まっていて声が細い ・少しでも喉が辛くなると裏声に逃げてしまい、声がぼやけてしまう ・地声がまったく鳴らせていない ・喉が締まっているので息が流せず躍動感に乏しくなっている
私はこう伝えました。
『もし、Mさんのカラダはそのままで、自信満々な人格が憑依したらいきなりスゲー歌うたえますよ!』 『本来の力の20%も出てないと思いますよ。本気出せば全然イケます!』
当時私は経験のため、無料でレッスンしたりメールでサポートしたりしていました。 Mさんとも数回レッスンしたと思います。 それだけでもMさんの声は少しずつ変わっていきました。
しかし、声は少しずつ変化しているのですが、膨大な知識量と練習量からつくられた 思い込みの壁が立ちはだかり、本当の変化が起きるには圧倒的に足りないことに気づいたのです。
そして、何回かやり取りするうちに、Mさんはめちゃめちゃ面白い世界観を持ち主だと気づいていました。 おいおいおいおい・・・それ発揮したらヤバくね?超面白くね?
決断
ただ、このままズルズルと無料レッスンを続けることは、お互いに進化の道が無いことは感じていました。 そこで、10月中旬のこと、私はMさんに『本気でレッスンしてみませんか?』と提案しました。 1年間の有料レッスンです。正直私はビビっていました。
自分にそんな価値を提供できるのかどうか? Mさんに本当に必要なことなのか?お節介ではないのか? 拒否されたらとても悲しい・・・
ビビってはいましたが、確信していたことは『やるなら本気でやり合える人だ』ということです。 かなり勇気が要りましたが、それはお互いさまでした。Mさん自身も次のステージを予感していたのでした。
そして11月から個人レッスンを開始することになったのです。 『やるからには本気で取り組もう!』 お互いに宣言しての開始でした。
模索 Mさんとのレッスンはスカイプの動画通話で行いました。毎週1回のレッスンし、その間はメールで連絡を取り合いました。
初期はとにかくがむしゃらでした。 Mさんのこれまでの知識量と練習量が逆に声の自由を奪っていました。 その思い込みはどうやったら解けるのか? どうすれば自由に、想いのままに喜び溢れて歌えるようになれるのか?
正直Mさんは強敵でした( ゚д゚ ) とにかく私は自分自身の経験を総動員してレッスンに臨みました。
理論的にも納得したい!という願いがものすごく強かったので、理論的なところも調べまくりましたし、 自分の経験と照らし合わせて、ただの知識を智恵化して伝えるにはどうすればいいのかを常に考えていました。
理論は好きですし、Mさんは非常に明晰な頭脳と好奇心を持っているので、話していて初めて気づくことも多く、私としても楽しいのですが、実際に実践となると上手くいかないのです。 Mさんは、脱力発声のキモである『ため息声』なども苦手でした。ただため息をつくだけ、という脱力練習に1時間を費やしたこともあります。
思い込みは強固な壁です。薄皮一枚一枚を丁寧に取り除いていくようなレッスンが2ヶ月ほど続いたころ、Mさんは地元の合唱団の演奏会で歌うことになりました。
レッスンを本格的に開始して2ヶ月。 はじめての本番でした。
生まれてはじめて
演奏会後、Mさんからこんなメッセージが届きました。
自分の声が生まれて初めて好きだと思えるようになりました。
これは本当に嬉しかったですよ〜〜〜。最初は『自分の声なんてあっても無くても同じなんじゃないか・・・』と悩んでいたのに・・・。
そして声とともに起こった本当に大きな変化が『封印していた絵をふたたび描きはじめたこと』です。 このあと更に明らかになっていくのですが、Mさんの魂の原点は『絵』だったのです。 物心ついた頃から絵を描いていて、呼吸するように筆を走らせていたのだそうです。
その自分そのものとも言える絵をMさんは封印してしまっていたのです。 大切な画材道具も最低限を残して処分してしまった・・・。 当時10年ほど前のことだったそうです。
ただ、スカイプで映る部屋からも、 話のはしばしからも、 絵に対する情熱や底知れぬ深いものが常に溢れていました。 実際のところ、Mさんの絵のスキルは異次元でした。
ときどき恥ずかしそうに絵を見せてくれたのですが、 『は?!そんなん描けるんですか?!』というレベルでした。 だから『なぜ描かないのだろう?』と思っていたのです・・・。
歌うことと絵を描くことは本質的には同じです。 自分の内面と対話し、自己を表現することだからです。
声を通じて自分自身と対話し、演奏会を通じて自分を思いきり表現できた。 このことが、改めて絵を描く原動力になったのかもしれません。
Mさんは、ここから明らかにエネルギーが変わりました。 私にとっても、声を通じてクライアントさんの『人生の流れが変わった』初めての瞬間でした。
レッスン内容の変化
Mさんとレッスンを続ける中で気づいたことは、 声の状態と日々の生活がリンクしているということです。
ひどく落ち込んでいるようで、詳しく聞いてみると日常での悩みによるものでした。 こういう日は練習しても成果があがりそうにありません。
そこで、はじめたのがカウンセリングです。 私自身が人生で長らく悩んできたことが『自信が無い』だったので、そのために試行錯誤してきたことが役立ちました。手探りながらも色々な側面からお話ししていきました。
そうして悩みがひとつ解放されると、その後に 『すっごい声が出やすいですー!』 という報告が多発したのです。
実際に送ってくれた音源を聞くと全然違う。 ・・・あれ??そういう感じ?練習してないけど?( ゚д゚ )
声と心はつながっている・・・なんてのは知ってはいましたが、 ここまで違うとなると認識を改めざるを得ませんでした。
ここから次第にレッスン内容は変化していきます。 声のテクニックではなく、次第に『生き方』の話になっていきました。
ひとつ思い込みが外れて、生き方が変わると、声もガラッと変わる。 生き方のブロックが一つ外れると、声のブロックも一つ外れる。 声の練習を一切していないにもかかわらず、声はどんどん華開いていきました。
絵を描く
Mさんは声が開花していくとともに、絵をたくさん描きはじめました。 驚くほどの作品を生み出していき、メルマガ絵本まで作ってしまいました。 毎日一コマずつ絵本とメッセージが届く素敵な作品でした。
このころにはレッスンのやり方も次第に確立されていって、 声の本質を体得するワークが1〜2割、自分との対話のためのワークが8〜9割になっていました。 でも、どんどん声も歌も絵も変わり、Mさん本人が醸し出すエネルギーも輝いていきました。 あ、もちろん二人とも声マニアでもあるので、ガッツリ発声機構について研究するときもありました。 これも楽しい(笑)
そして1年後・・・
ふたたび地元のゴスペルグループでの本番を終えたMさんから、 届いたメッセージがこちらです(抜粋)。
自分の声を好きになり、 自分本来の声を取り戻すことは、 『自分らしく生きる鍵を手に入れる』
Mさんは、
・自分の声がどんな状態なのか分からない・・・。 ・努力しているのに自信だけは失われていく・・・。
そんな長年の悩み苦しみを破り、
『生まれて始めて自分の声を好き』 『自分が、今のままの自分であっていい』 と言えるようになりました。
そしてそのエネルギーは周りに伝わり、仲間が集まり、広がりはじめた・・・。 奇跡のようなことが起き始めている。 きっとこれからはもっとたくさん。
自分の声と向き合うことは正直かなり地味なことの繰り返しです。 でも、それをやりきったとき、何かが変わる。
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魂を燃やして歌う方法
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Mさんをはじめ、これまで関わってきたたくさんの方々の歌を聞いて胸が熱くなり、思わず涙ぐむようなことがたくさんありました。魂を燃やして歌っている人の姿は美しいです。 声と向き合い、歌と向き合い、それを全身全霊で表現しているとき、誰もが圧倒的な光を放っていました。
それは決して技術力があるから、正しい発声だからではありませんでした。 思わず声につまって息も絶え絶え、音程もブレブレ、歌詞も聞き取れない・・・ 『正確性』という視点からみたら全然ダメダメな歌が、心を震わせたのです・・・。
そしてそんな歌を歌いきったあと、生き方から変わっていく。 自分を取り戻し、自分自身に還っていく・・・。 そんな人をたくさん見てきました。
そんな場面に立ち会えること、そこまでのプロセスを分かち合えること。 そんな経験は本当に幸せなことだなぁと感じています。
では、そんな『歌』を生み出すにはどうすればいいのでしょうか? これまでの経験から、これが大事じゃないかな、と感じていることがあります。 それが『共鳴』です。
Aさんのケース ちょうど3日後に『初めて人前で弾き語りで歌う』という状況だったAさん。彼とのレッスンでやったことをご紹介します。
Aさんは『ピアノもはじめて。人前で歌うこともはじめて。』という状態で、最初に『やろう!』と決めてしまってから練習を開始したのです。 本番直前になったところで、私のレッスンを受けにやってきたのです。
レッスンでは、まず今どんな感じなのかを聞かせてもらったのですが、ピアノはつっかえつっかえで、それもあって歌も生きてない状態でした。そのせいか、Aさん自身も気が散っています。正直なところ『聞いている人が「いつ止まってしまうのか・・・?』と不安になる』状態でした。
さて、こういうときは、まずは本番に向けて急ピッチでもカタチになるレベルに持っていく必要があります。かといって、じゃあ単に上達すればいいのか?というと、そんなわけないです。
ぶっちゃけ圧倒的に技術力は足りないのです。そんなんを付け焼き刃的に猛練習しても残念ですが技術は身につきません。技術力を高めるには労力も時間もかかるのです。これは仕方ない。
じゃあ、どうするのか?本番は3日後です。 だから一番大事なことだけをやろうと思いました。
演奏会の目的は『間違えないでできる』ことを披露する場ではなく、聞いてくれる人たちとともにその場を共有し、ともに歌い(声は出さないとしても)、感動を分かち合うことです。 『ああ、あなたの歌が聴けて嬉しかった!』と言ってくれたとしたらそれは幸せなことだな、と。
そこで大事なこと。 それが聞いてくれる人(リスナー)との『共鳴』です。
じゃあ、どうやったら共鳴は起きるのか?
命の圧縮 Aさんとのレッスンで取り組んだのは『命の圧縮』です。
・・・というと漠然としているので、具体的にやったこと3つのことを書いてみます。
・初期値を高くする
この3つです。
初期値を高くする
物事をはじめるときには、高いエネルギー状態であることがとても大事なのです。
『なんでこの曲うたおうと思ったんですか?』
こういう質問などで、その曲を『他でもない自分が命を使って歌う理由』を明らかにしていきます。
曲を選ぶときは『前から歌いたかったから』『なんとなく』とかでも構いません。しかし、それでも歌おう!と思った曲は、何かしら自分のナニカと共鳴しているから選んでいるのです。
自分の本音本心と対話し、これまでの人生を振り返ってみると『ああ、だからこの曲なのか!』ということに気づく瞬間があります。そのときに莫大なエネルギーが生まれます。
Aさんとは、曲とは一見関係ないような話をしたり、どういうバックグラウンドがあるのか、そもそもAさんとはどういう人なのか、どんな世界を目指しているのか・・・??そんなことを対話して探っていきました。
出てくるのに時間がかかったり、フェイクの感情で選んでるときもありますが、これをやるかやらないかで、歌が発するエネルギーは全然別物になります。
エネルギーを漏らさない
歌は自分と聞いてくれる人が一緒に創りあげるものです。お互いにエネルギー(気)を交流させ、対話しながら演奏できたときは本当に感動するし、至福感があります。
これにはエネルギーをとにかく高めることが必要なのですが、高めると同時に『漏らさない』ことが大事です。
じゃあ、どういうときに『漏れる』のでしょう? 具体例として、Aさんとのレッスンの時に起こった『エネルギー漏れの瞬間』を箇条書きで書いてみます。
・足元をフラフラさせている
などです。
無意識でやっていたり、『そんなに大したことなの?』と思ったのもあったようですが、一つ一つについて解説していくと、かなりビックリされてました。実際歌ってみるとぜんぜん違うのです。聞いている方がすーーーっと引き込まれるような瞬間が生まれてきたのです。
ただ、これの一つ一つをすべて意識し続けるわけではありません。というか、そんなのは不可能です。だからそのためのコツも練習しました。
凝縮する
エネルギーが高まっても、あっちこっちにバラバラになっていてはただのカオスです。発散させるのではなく、凝縮して初めて共鳴は生まれます。
じゃあ、どうやって凝縮するのでしょう? これにはたくさんのやり方があります。人によって得意なやり方も違います。
歌詞を読み、歌詞から連想される絵や画像を当てはめてPVのように映像化するのです。
これが唯一無二の自分にしか歌えない歌の原型になります。
そして『子供の頃の自分へ』くらいだと広すぎてボンヤリしてしまうので、『●●年●月●日●時●分の時の●●をしていた時の自分』くらい具体的にするします。するとエネルギーが凝縮してきます。自然と声も変わってきます。
これを五感と感情まで含めてやる。とことんパーソナルな情報のほうがエネルギーが乗りやすいので最初はここからはじめます。
・・・というようなことをやっていました。
Aさんとのレッスンでは技術力の話はほぼしてないです。 こちらのほうこそ大事だからです。
あとは本番に向けてどうやって練習していくのかを具体的に指示して終了でした。
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わたしが歌になっていくストーリー
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どんな歌でも良いのです。 ふと選んだ歌は必ずあなた自身とつながっています。 歌ってはじめて『私ってこんなことを感じていたんだ・・・?!』と驚く方は多いです。
歌を通じて自分自身とつながり、本来の自分に還っていく。 自分が主人公の物語を紡ぎはじめる。
そんな体験をしはじめている方々からのメッセージをご紹介します。
「一人じゃないんだ!!」って勇氣をもらえています(ヒロさん)
コウタローさん!!!笑笑 いや、なんとですねコウタローさんの熱い氣に触れて生命力を感じて、私自身も統合が始まり新しい何かが動き出し よっぽどエネルギーのダウンロードが激しかったんでしょうね 途中で氣を失ったかのようにランダムに大爆睡して氣付けば朝でした!!!(爆)
え?!おい!!!(キョロキョロ)みたいな感じです。でもわかるんです。目が覚めた瞬間に渋谷のセミナーで歌わせて頂いた段階、魂のステージは終わったんだと。 急に新しい自分の歌を探さなきゃっていう感覚になったんです。あるいは自分で作ってみるのかもしれません。
人とのご縁、宇宙の流れを感じていて「あぁ、いよいよくるな」みたいな序章を感じています。何かが始まろうとしているような、でも一切一ミリ後のことも予想出来ないような、過去の感覚は一切使えないような、そんな不思議な次元に生きてる氣がします
コウタローさんの歌に対するひた向きな情熱、丸裸の魂、感動、魂のゆれを大爆睡する5秒前(無意識と顕在意識の狭間で)感じました。
渋谷のセミナー、オンラインセミナー、普段なメルマガ、いつもありがとうございます。
歌う自分、本来の自分を認識してあげるのに一人だけでは心細くトラウマに飲み込まれかけるんですが「一人じゃないんだ!!」って勇氣をもらえています。
どうもありがとうございました♡ 熱と咳出しきります(笑笑)
悩む必要がなくなってしまって困ったというか・・・(成田さん)
コウタローさま
あれから、すっかり脱力して
実はセッションのときから現在も、 ダメ人間生活を満喫しまくったら
ここ2、3日でようやくエンジンがかかってきて
●なぜセッションを利用しようと思われましたか? 自分の声質についてずっと気になっていて、
●利用していかがでしたか?
前:
中:
後:
●セッション後、どんな変化がありましたか? セッション前も後も、ツイッターばっかりやってたのですが、
そのあたりの反応から、自分的には「それぐらい大したことない」と 「意味ない遊びに熱中してると人が集まる」ってこういう感じかな〜?」 っていうのがぼんやり感じられるようになりました。
そして前より、人目を気にしなくなった感がでてきました。
そこらへんにつられて、今までスルーしてきてたかもしれない
で、これがまた不思議なんですが、
さらに言うと、「楽して稼いでいい」感が
もう、日本とアメリカを半々で過ごす生活が
といいますか、 セッションの申し込み理由が
●ほかのひとに勧めるとしたら、どつうたえますか? いろいろ練習したり学んだりしまくってるのに
●「コウタロー」はどういう人でしたか? ブログで拝見していた以上に「感染力」が高いです。
ありがとうございました!
自分を燃やしながら歌ってるような感覚が生まれた(高見さん)
コウタローさん、 お返事が大変遅くなってしまって、ごめんなさい。
実はレッスンの数日後、
レッスンのすぐ後に、基本一人(か二人)で
他のパートと合わせようとか、 レッスンを思い出して
また、ベース1を歌ったり、ベース2を歌ったり、
高い音域が前より滑らかに出るようになったし、 テクニック的に
ちょっと繰り返しになりますけど、 例えば少しうまくいかなかった時に、
コウタローさんが、一音に全力を込めるのは
そしてそういう風に歌った後は、
歌だけじゃなくて、 「自分がそこに全力を注いでいるか」
レッスンでの「紙一重」
以前のように
引き続き経過を報告したいと思います。
また、おそらく近いうちに帰国して
その時はよろしくお願いします。
自分にもまだ、と可能性を感じちゃっています(谷内さん)
私は約2年前、コウタローさんの個人レッスンを受けました。 メール講座ではその内容を思い出し、また学んでいる感じです。もちろん、2年前より内容がさらに、進化してますよね!
以前に課題として自分であげたのは、声量のなさ、声に力がない、とくに高音しっかり出ない、音が揺れる、などだったと思います。店員さんを呼ぶとき「すみませーん」の声が通らない私でした。
そして、もっと心のままに歌ってみたい、歌声で想いを届けられるようになりたい、という話をしました。 レッスン代を自分のために払い、受講する、ということ自体、私には大きな一歩でした。 その後、発表会でソロうたうとかもう、すっごい勇気いった‼︎
でも踏み出せた。
そこには、まず受ける、歌う、と決めたこと。 コウタローさんのレッスンで自信のなさを少しずつ克服したことや、自分の可能性を信じられるようになったという意識の変化、あと周りの人がふつーにソロやっていることとか、まあいろんな要因があったと思います。成功か失敗かじゃなく、やる、ということに意味があるんだろうと思います。
今、個人レッスン後も合唱レッスンを受けたり、ヒビキアワセに参加したり、子どもを送り迎えする車内でひたすら声を出したり、コウタローさんと妻ヤスコさんのブログを読みさらに常識がかわるのを感じたりしている今、まだまだではありますが、自分の声いいじゃん(^。^)と思いはじめています(笑)
気がつけば高音がすっごい出るようになってるし、強制ビブラートに驚いていたのに押さなくても!ビブラートがいつのまにかできているし、倍音も聴こえたり、話し声も変わったか?店員さんへの声も通るし、私と同じうすい話し声だった娘の声も、なんだか前より前にでているようだし、自分にもまだ、可能性を感じちゃっています!それに、歌うことがもっと楽しくなった‼︎
技術もだけど意識のちがいってすごく大きいんだなーと思います。 自分のダメさ加減は変わってないけど、前より自信が持てている。
私はこーゆう声で、がんばって歌ってこの程度かな。という思い込みから、
ただまだ言い訳してる自分もいます。
けど、こうやって書くとすごい変化してることがわかったので、やるかやらないか、どうしていきたいか、自分の感覚を信じてすすんでいきたいなーと思います。
本当に、ありがとうございます‼︎
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あれから3年後・・・
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2017年11月7日、私は改めて声と向き合い、次なるステージへ進むために岐阜県の奥地へ向かっていました。 電車で揺られているときに、スマホに一通のメールが届きました。 それはMさんからの近況報告でした。 初めてメッセージをもらってから3年と4ヶ月あまり経っていました。
そう、いまMさんは『十葉かさね』さんとして活動していたのです。 TwitterやInstagramを通じて仲間とつながり、もともとやりたかった漫画を描く。 自分の中にあった豊かな世界観を自由に力強く発信していた。
初めてのメールでは『ごめんなさい』『すみません』を繰り返し、『微塵も自信が持てない状況』と言っていた彼女。
歌を通じて、声を磨くことを通じてたどり着いた自分の原点は『絵』でした。 描くことで、自分の内なる世界を表現することでした。 その世界をより豊かに彩ってくれるのが歌だったのです。
まだまだ悩むことや迷うことはあると思う。 けど、もうとどまることはない。 本当の自分に出会ってしまったから。
きっと未来で十葉さんとは何かの形で運命が交差すると思っています。 その種はすでに蒔かれてる。 どんな花になるのか、いつの日になるのかは分からないけど。
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人生の転機はいま |