この記事!!
▼うたには魔力がある
『うたには魔力がある』
これ、妻の記事で、
先日の音楽会での気づきについて書いてあるのですが、
これ読んでものすごいことに気づいてしまった!!
いま、KYOMEI PROJECTってのをやっています。
このプロジェクトでは
自分にとって最も大切な3曲を選びます。
そして、この3曲を深めて、
自分の人生と向き合い、
過去、現在、未来の自分とつなぐ。
自分の人生を歌い上げる・・・。
そんな目的でやってます。
ここでは『歌詞』に非常に重点を置いています。
それはなぜかというと、
心に響く歌詞は
必ず自分の人生と関係がある
からなのです。
▼うたには魔力がある
『うたには魔力がある』
この記事では、
歌詞を通じて祖父のことが思い出され、
『自分は罪人』だと心の底では思っていたことに
気づいたと言います。
そして歌うことでその想いが
癒やされ、昇華される、と。
これを読んで、私もピックアップしてみたのです。
先日の音楽会で歌い、
私自身が涙を堪えられなかった歌詞って
どんな歌詞だっただろうって。
そしたら・・・ビビりました。
私は心の底で自分のことを
『最も不幸せな人』
だと思っていたというのですよ?!
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
今回ピックアップした歌詞は
3曲でそれぞれ一ヶ所ずつあります。
1つ目。
▼合唱曲『そのひとがうたうとき』
『その声はとどく
最も不幸せな人のもとまで』
2つ目。
▼『たしかなこと』小田和正
『君にまだ言葉にして
伝えてないことがあるんだ
それはずっと出会った日から
君を愛しているということ』
3つ目。
▼『誕生』中島みゆき
『忘れない言葉はだれでもひとつ
たとえサヨナラでも愛してる意味』
今回、けっこう感情の揺れが激しくて、
なんであんなに揺さぶられたんだろう??
ってちょっと不思議だったんです。
まさか泣いて歌えなくなるとはね〜
って感じだったので。
で、改めてこの3つの歌詞を
並べてみます。
『その声はとどく
最も不幸せな人のもとまで』
『君にまだ言葉にして
伝えてないことがあるんだ
それはずっと出会った日から
君を愛しているということ』
『忘れない言葉はだれでもひとつ
たとえサヨナラでも愛してる意味』
歌詞の力はハンパないです。
自分の内面をめちゃめちゃ投影しています。
『最も不幸せな人のもとまで』
で、グッと来るってことから、
私は自分のことを
『私は不幸せな人間だ』
って思っていることが分かりました。
ええっ?!って感じですが、
こういうのはアタマで考えても無駄です。
そう感じてたんだから仕方ない・・・。
実際、
その言葉を発することが出来ないくらいには
揺さぶられたのだから。
そして、そんな『不幸せな人』にも
とどくという『声』ってなに?
そしたら、次の歌詞にこうありました。
『君にまだ言葉にして
伝えてないことがあるんだ
それはずっと出会った日から
君を愛しているということ』
ああ!
君というのは、
『不幸せだって思っている自分』
のことだったんだ。
そんな『不幸せな自分』のことも
私は愛していた。
それはずっとずっと昔から。
でも、言葉にして伝えてなかった・・・。
そして・・・。
『忘れない言葉はだれでもひとつ
たとえサヨナラでも愛してる意味』
この部分、ホントに全然歌えなかったんです。
声が震えるとかいうレベルじゃない。
ぜんぜん声すら出せなかった。
その理由が書いてあったんです。
『最も不幸せな自分』と思っていたけど、
言葉にしては伝えていなかったけど、
そんな自分を愛していたこと。
だから、私は不幸でいなければいけなかった。
不幸で在り続けなければいけなかった。
幸せになるということは、
愛する『不幸な自分』を見捨てること。
だから、見捨てるなんてできない。
私はこれからも『不幸で在り続けよう』
そう思っていた。
・・・これまでは。
けど、違ったんです。
『不幸せな自分』に
もうさよならしていいんだ!
なぜなら、
『たとえサヨナラでも愛してる』
のだから・・・。
『不幸』で居続けることが
『不幸な自分』への愛だとどこかで
思い込んでしまっていた。
けど、そうじゃないんだ。
私は『幸せになっていい』んだ・・・。
これに気づいた瞬間、
全身に鳥肌が立ちました。
そして、その直後です。
背中にこびりついていた
重たい黒い煙のようなものが
すーーーーーーーーーー・・・
と空に解放されていくのを
感じました。
体が軽くなりました。
心が軽くなりました。
肚にエネルギーが湧いてきました。
ああ、そうか。
幸せになっていいのだ。
そして、いま、すでに幸せじゃないか・・・。
すーっと入ってきました。
・・・これが、今回の気づきです。
自分が感動する歌。
心から歌いたい曲。
それは自分の魂からのメッセージ。
その曲に出会ったことには
必ずなにか意味があります。
うたには魔力がある・・・。
それを歌う
わたしの歌にも魔力が宿っている。
そして。
その声はきっととどく。
わたしの最も大切な誰かのもとまで。
じゃあ、わたしは何を歌いたいのだろう?