さて、明後日の土曜日はセミナー!
渋谷で10〜13時でやります。
今回の集まってるメンバーを見回すと
歌唱レベルはぶっちゃけ
ガチデ(゚д゚)ウマー
って感じなので、
より『スキルを超えた領域』の内容になると思います。
『歌』という切り口ではありますが、
結局やっているのは
『自分とは何ものなのかを知る』
ということです。
のりpさんからこんなメッセージが届いています。
いっや~、でも、自分だけの物語り
「過去」「現在」「未来」の曲、
あーでもない、こーでもない、
って自分の中で深堀りしてたら、
いろいろ気づくこと多かったです。「あー、ワタシって、こーゆー人だったよね」っての。
このフレーズであんなこと思い出して、「そーだった」って。
だから今の自分がいるのだ、ってね。
そうそう、
新しく別の自分になるのではなくて、
元の自分に還る、
という感覚に近いんですよね。
ただ、原点回帰した自分は
やはり元々そのままの自分ではない。
『試行錯誤を繰り返した上で自分自身に戻ってきた』
というストーリーを持っているワケです。
ありがちなのが
新しい自分になるときに
嫌だったこと、悩んだこと、苦しんだことから
逃げて、切り捨てて、無かったことにして
全く別の自分になろうとすることです。
これは過去と断裂が起きて
バラバラのままで
エネルギーがダウンします。
新しい自分(エネルギー小)
▲
ーーー(断裂)ーーー
経験A|B|C|D・・・
そうではなくて、
様々な経験が『あったおかげ』で今がある。
すべてはつながっていて、
人生に一切の無駄はない。
という視点で
『人生を統合する』
とかけ算が起こって、
すっげーエネルギーが生まれます。
新しい自分(エネルギー大)
//\\
経験A⇔B⇔C⇔D・・・
よく
『使命』『人生の目標』を見つけたい、
『自分軸』をつくりたい
という話を受けるのですが、
それもやり方があります。
まず、
確実にミスる考え方は
^^^^^^^^^
『見つかったら動こう』
というヤツです。
これ、ジャンプ連載中の
ドクターストーンって漫画があるんですが、
主人公の千空の言葉を借りれば、
『100億%見つかんねぇ』
ってヤツです。
▼Dr.STONEのページはこちら
『Dr.STONE』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト
この作品、超好き。
めちゃめちゃ熱い科学漫画なんですが、
その中にこんなセリフがあります。
▼
『科学ではわからないこともある』じゃねえ。
わからねえことにルールを探す
そのクッソ地道な努力を科学って呼んでるだけだ
▲
千空は根っからの科学オタクで、
とにかく何でも試します。
まず仮説を立てて
実際にやってみて、
失敗したらそれを活かして次。
次!次!次!
同じことを繰り返しているようでも
少しずつ変えていく。
そうやっている内にだんだんルールが見えてくる・・・。
そして、これは、誰でも経験していること。
まず最初に『やってみたい!』という衝動があり、
それに従って動く。
もっと上手くなりたい!
もっとオモシロさを体験したい!
という願いが生まれ、
ワクワクが持続する。
その後、壁にぶち当たり、
どうしても上手くいかなくなり、
迷うようになる。
本当にこれでいいのかな?
こんなことで大丈夫なのかな?
ちゃんと現実を見なきゃいけないのかな?
こんなこと自分にはムリなのかな?
そうやって挫折したり、
諦めてしまったりする・・・。
けど、源の想いや衝動は消えないんです。
心の奥底には暖かい、熱い、豊かな
燃えるような想いが必ずある。
それにもう一度、灯をともす。
恐れや不安、
葛藤は生まれるし、
そのまま気づかないでいた方が
その時は楽だった・・・
あぁぁぁーーーなんで気づいちゃったのぉーーー?!
なんて思うことも
あるかもしれません。
けど、本当に怖いことは、
その存在自体を忘れ去ってしまうこと。
恐れを抱えながらも、
一歩踏み出す勇気。
これがバラバラだった経験がつながり、
『過去の自分から応援される』
ようになる生き方です。
そして、そういうときにこそ
『歌』がある。
自分にとって本当に大事な一曲。
なぜか惹かれる曲、
分からないけど好きでたまらない曲、
聞いてふと涙が流れる曲、
それって宝物。
自分の人生と共鳴した一曲だから。
その曲の中には、
自分の経験も、想いも、
大切なことも、
個性も、才能も・・・
ぜんぶ入ってる。
五感を使って、感情を使って、
メロディーから
歌詞から
伴奏から
余白から
余韻から
その歌の中に住んでいる人、
描かれる情景のイメージ、
響いている音たち、
味、そしてにおい。
対話し、また歌う・・・。
いつしか、
『自分とは何ものなのか』
が見えてくる瞬間がある。
『ああ、これでよかったんだ』
『これからこうやって生きていこう!』
歌うことが生きることになる。
私は、自分自身がそう在りたいと思っているし、
縁あった人たちにも
本来の自分に気づいていくきっかけ
になっていきたいと思っています。