発声の質問がいろいろ来てるので
答えていきますー。
まずは1通目。
腹式呼吸について。
なんか腹式発声?のやり方をずっと練習してて
お腹を膨らませたまま声を出すって言われます。でも私はそれだと変に腹筋に力が入っちゃうので、
肋骨の下辺りに手を置いて
そこに力を入れるイメージで歌ってるんですけど
やっぱりそれもリセットした方がいいですか?
「言われます」 → 他人軸
「入っちゃう」 → 自分感覚
さて、どちらを選択するのか?
この根底には
『自分の判断に自信が持てない』
という心理があります。
ただ、どこまで行っても
自分は自分でしかないし、
自分の人生は自分で創るもの。
他人は責任取ってくれません。
私もそこでハマっちゃいましたけど、
だからこそ、自分の感覚に立ち戻ることが必要でした。
ってのがありますが、
そもそもですね〜。
人によって言うことが違いすぎるんだよ!!
っていう話もありまして(´Д`)
分かんないときはそりゃ迷うよね、っていう。
そこで、この動画が参考になるかと。
さて、2通目です!
発声からの解放とは?という
質問に対してですね。
発声からの解放とは、
会話をするように自然に歌えて、
なおかつ声量や抑揚が
楽につけられるようになっている状態だと思います。そのためには、
体や喉を疲れさせないで
声を出す能力を身につける必要があると思います。
確かにカラダに起こる現象としてはそうですが、
もう一歩すすめてみると、
解放されたいのは精神です。
ぶっちゃけ『技術は変わらないまま』でも
悩みが消えちゃったとしたら
それは発声からの解放です。
表現したいことが溢れて、
それだけに本当に没頭できたら
発声のことを考える余裕無くなります。
発声のことを考えないからこそ、
逆に自然な発声が生まれる・・・。
そういうことも起こるので、
声ってのはオモシロい・・・。
とはいえ、根本的な声の出し方を変えたら
劇的に楽になったって人も多いです。
そんな場合はこちらが超オススメ〜。
息流すだけでマジで声出ます。
さて3通目です!
音程について。
楽に唄えたなぁと思って録音してみたら、
音程が外れまくりだったのですが、
何度も練習していれば直りますか?
治りません。
気持ちよく歌うことと
音程を正確に歌うことは
別の話です。
気持ちよく歌えているのに
音程が外れるのであれば、
それは音程に対する感度が低いからです。
これは発声法うんぬんじゃなくて、
単に聴覚を鍛えた方が早いですね。
音痴なピアニストは滅多にいません。
いくら発声が悪くても。
耳が良いから外れません。
もし音程改善したいなら
これをやったらいいです。
一ヶ月で次元が変わります。
耳から変える音程革命【音程改善特化教材】ワイルドピッチ
4通目!これで最後です。
『ダメ出ししちゃう』について。
脱力をした方がいいというのは知っていましたが、
ここまで重要なこととは思っていませんでした。
マインドまで関わってくることだとは。。。目から鱗です!でも、「思い込み」ってわかってても
簡単に解除できないものですね〜。。。ついつい自分の歌にダメ出しを
出してしまう自分がいます。
わかってるのに。
そうそう。
分かっちゃいるけどやめられない〜♪
ってやってたわ!!自分( ゚д゚ )
そんなことについて
まるっと語ったヤツです。
ということで、今日はここまでにします!
いずれにしても、
ボイストレーニングってのは
単なる声が良くなる練習法じゃないです。
声を通じて自分自身と対話し、
人生を豊かにしていく
ための取り組みです。
私は単に上手いだけとかじゃなくて、
心と魂が震えるような歌が聴きたい。
技術偏重で人生まで足踏み外してたのが
昔の私なのですが、
メルマガも個人レッスンも
そこじゃなくて、
自分らしさ
を大事にしたいと思ってます。