♪ ワインの余韻とはこうやって感じるのか ♪
昨晩、広尾にてオマーン大使館でのサマーナイトに参加。
そのあと、2次会といことで
KENZO ESTATE
というところへワインを飲みに行きました。
http://tr.kenzoestate.jp/hiroo/
えっと、わたしは下戸です(笑)
家には料理酒しかありません。
お酒をたしなむ習慣はゼロ!!
なので、こういうお店には普段だったら
ゼッタイ行かないのですが、
さすがのメンバーのみなさんに連れられて
ワインの試飲としゃれ込んできました(笑)
で、あさつゆ、というシリーズのワインを飲んだのですが・・・
「あれ・・・美味しい・・・」
美味しいんですよ。
あらーーーーー・・・・。
いくつかのワインを飲み比べたりして、
舌に残る感じとか鼻にフワッと抜ける香りとか・・・。
いままで、ワインが美味しいな~~~って
思ったことは『皆無』だったんですが、
なにが違ったんだろう???
って思いました。
で、いくつか要因があると思いました。
①空間
やはり、静かで上質な空間ってのは違いますね。
場が整っていると感覚がスッとしますね。
神社の隣で工事現場の音がガガガガッってやってたら
ぜんぜん参拝している気にならないのと一緒です。
味は雰囲気込みなんですね~。
②メンバー
ワインの上質なたしなみ方を体現している方が腹数人いる、
というのはデカいですね。
ワインをグルグル回す仕草とかは知ってましたが、
じゃあ何でグルグルやってるの?
「そんなんで味変わるのかよ~~~」とか
思っていましたが、その理由とかを知ったり、
実際に味が変わるのを体感すると認識が刷新!って感じです。
③余韻
これが一番でしたが、今回一番オモシロいな~~~と思ったのは
『余韻の感じ方』です。
「余韻が良いね~」とか言ってるのを聞いて、
「どーゆーこっちゃ?」と思ったのですが、
話を聞いてみると
「飲んだ後に身体の中から湧いてくる香りを感じる」
という言葉を聞いてさっそく試行。
で、ついつい呼吸とか考えてしまうのがわたしですが(笑)
こうやりました。
ワインを飲み込んだら
●軽いあくびをかみ殺した時のような状態にする
●ものすごくゆっくり息を鼻から流す
息を早く流してしまったり、
止めてしまうとダメでした。
これで鼻の奥でただよっているワインの香りの粒子が
感じられました。
これが余韻として、ふわ~~~~っと残るんです。
あら。
音楽の味わい方と一緒ですネ♪
『音楽は音が鳴り出す前から始まり、
鳴り終わってからも続き、
かすかに残った余韻が消え去った時にはじめて
カラダに染み渡って終わる』
そんな風に感じているのですが、
今回のワインでも同じことが言えるんだなぁ~~~って
感じました。
奥深いですね~~。
というわけで、非常に上質な時間を
体験させていただきました。
みなさま、ありがとうございました!