先日のレッスンで
同じような動作を300回以上やったんです。
その動作、ハチャメチャに大事で、
声量は上がるし、
声に芯はつくし、
省エネにはなるし、
声の安定性も上がるし、
身につけるメリットが
ありすぎるやつだったので、
ちょっとシェアしたいと思います!
上手く楽にスルッと声が出る人と
ちょっと引っかかってしまう人。
その差はわずか0.1秒くらいだったりします。
引っかかっちゃう人って
わずかに声を出すのが早い
のです。
そうではなくて、
『ちょこっと発声を遅らせる』
『0.1秒声を出すのを待つ』
という感覚を身につけると
途端に声にブーストがかかったかのように
飛び出すようになるんですね。
これは体験するとマジびっくりしますよ〜。
筋トレで筋肉を育てるとかじゃなくて、
タイミングが重要ってわけ。
で、その『感覚』をつかむために
こないだのレッスンでは大体70分で
少なくとも300回以上やりました(笑)
たった1つの動作を極めることで
劇的に発声が進化するってのは
良くある現象なのですが、
そのために必要なのは
ひたすら回数
適切なフィードバック
です。
やっぱ数は要りますね!
数勝負はだいじ!
10回20回じゃ分からなくても
1000回2000回やれば
分かってしまうことって
けっこうたくさんあります。
『分からないなぁ〜』
でやめちゃうんだけど、
『いや、それ回数足んないだけじゃん!』
ってパターンけっこう多いのですが、
これってもったいないなーって思います(笑)
また、
いまの自分には分からない感覚を
変革したいのであれば
最初はモノサシがあったほうが便利ですね。
つまり、
『これはOK』『これはNG』
って判断してもらうって超役立つ。
『あぁ〜〜なるほど!
これがいい感覚なのか!
確かに楽だ!』
これを実感できないままでやると
マジで時間がかかりすぎるし、
何より苦行モードになって
やっぱ続けられないんですよね〜(笑)
ってことで、
たった1つの本質的な技を
徹底的に実践するって練習は
実に有意義ですね〜!
その後の進化がたのしみ!
で、こっから若干自分語りします。
コウタローはなぜこんな『基礎動作』を
めちゃめちゃしつこくやるように
なったのか?という理由です。
私はもともとめちゃめちゃ病弱で
運動性喘息だったこともあり、
『走ったらヤバい』という設定で生きてたんですね。
幼稚園小学校のころからの話です。
発作起きると息吸えない吐けないで
マジで夜中でも病院直行でしたし。
で、そのままインドアーな人になり
運動ナニソレ?みたいな生活してました。
運動神経育つわけない(笑)
そして、体がきしみ始めたのが20歳ごろ。
冬の夜の仙台で自転車こいでたら
道路が凍ってて転倒して、
次の日から11年半極度の腰痛で過ごしてました。
いや、ヤバいですよ。
座っていると腰が痛い。
立っていても3分で腰が痛い。
どないせーちゅーねんっていう(笑)
で、そんな感じだったので
体の連動とかボロッボロだったのですが、
とある整体で体が改善したことに感銘を受けて、
体ってオモシレーなって思い、
その後整体師に転職するほどハマりました。
…って経験が、
ベースラインにあるのですが、
昔、常々思っていたことは
『運動できる人が言ってること
1ミリも理解できねぇ!!』
という話です(笑)
いや、マジで分からんのですよ。
いちおう真似しようとしてみるのですが、
ぜんっぜん動きが違うのです。
自分では合ってるような気がしても
ダメ出しくらうし、
動画とかで動きを見ると
『ウフフッ…』
って気持ち悪い笑いが出るんですよ(苦笑)
…ってことがあったんですが、
いまは前に比べたら
格段にスムーズに体が
動くようになってきました。
上手い人の動きを見て、
『あーーーーこうやって動けばいいのかぁ〜』
っておぼろげながら分かるようになってきました。
何より、声と体の動きが連動するように
なってきました。
これがめちゃめちゃ面白くてね〜〜。
で、いまもハマってるわけです。
何をしたかっていうと
整体師の勉強をする過程で
『不健康で体の動きも悪い整体師とか
ありえなくね?』
って思ったのがありまして、
勉強したんですよ。
で、いい被験体が居たわけです。
自分(笑)
いい感じに体ボロボロで
運動センスもなくて、
体のそこら中が柔軟性無くて、
基礎的な動き方も出来なくて、
筋力も体力もないから
無理するとすぐに色々痛くなって…。
( ・∀・)イイ!!
こんな自分が動ける体になれたら
その技術ってめっちゃ役立つじゃん!
ってことで、
研究はじめたわけです。
まぁ単純に面白かったのもありますが。
整体師時代の活動も
『さっさと治って整体卒業せよ』
『整体受けるよりセルフケア』
ということで、
自分で自分を整えられるようになる
方法ばっかり指導していました。
『通ってもらう気がないの?』
とか言われたことあったなーー(笑)
いや、通ってほしいはほしいけど
私自身がカラダ最悪時代に思ってたのは
『ずっと一生通い続けるとか嫌すぎ』
『自分で治す方法教えてくれよ…』
ってことだったので、
そこは外せなかったんですよね。
…みたいな経験を経て
現在に至っています(笑)
そんで、実践の過程で
『上手い人は意識しないで
普通にやっているけど、
超超超重要すぎる技術』
があるんだって気づくようになりました。
それを習得するたびに、
『うぉぉぉ…!!すっげぇ!!!
ぜんっぜん違うっ!!』
って感動することがありました。
ただ、同時に
『てか、これを先に教えてくれよぉぉーー!!』
って思うことも多かったですけど(笑)
まぁ、日本人が箸の使い方を
外人に教えるのが難しいように
『アタリマエ』
ってのは教えるの難しいんですよね。
出来て当然なので。
そんなわけで、
まだまだ進化の余地がありまくる
自分の体ではありますが、
もともと病弱虚弱運動音痴だったからこそ
いまの仕事につながっているので
いやーーーー人生ってのは面白いものですね。
ということで、
本日はここまで!
体も声もポテンシャル発揮していきましょうー!
めちゃ楽しいですよ!