私は延々と声のコトを研究していますが、
最近はほとんど独学、
というか、本読んだりはしてないです。
昔はけっこう読みました。
ベルカントとかに興味がある人なら
聞いたことがあるかもしれませんが、
フースラーさんの『うたうこと(Singen)』とか。
これはけっこう難解!!
声帯の筋肉の名称とかも
ここでけっこう知りました。
共鳴の仕方で
ポジション1〜6まであったりして、
へぇぇ〜〜〜〜〜〜〜(白目)
という感じでした。
こうかな?こうかな?
とか考えながらあれこれ試しまくりましたよ。
で、ぶっちゃけこれを読んでも
上手くはならないです。
だって、自分ができてないんだものなぁ。
出来てはじめて意味が分かる世界ですね、これ。
できてることについては
本を読むと『理解』できたりはします。
でも、読んでできるようになったためしがない・・・。
これはその後にハマった
ビジネス書とか
スピリチュアル本も同じでしたね〜。
まずやってみーや、っていう(笑)
で、いまはそういうのを
読むのではなくて、
日々自分で実験したり、
レッスンした内容から気づいたり、
あと、ぜんぜん関係ない分野から
気づきをもらってます。
で、最近すげーシンプルに
説明できるようになったことの一つが
『声で音程が変わる理由』
なんですよね〜。
じつは!
音の変わり方には2種類あるんですよ!( ゚д゚ )
で、それを
文章で書くとイミフになるので、
とりあえず動画撮ってみました(笑)
▼音の変え方には2種類ある
ざっくりと解説しておくと、
・声帯のカタチ
・呼気の強さ
が関係しています。
①
声帯のカタチが同じままで
呼気の強さが変わると
音が変化します。
呼気が強くなると音が高くなり、
弱くなると音が低くなります。
呼気が強くなりすぎると声帯が外れ(ひっくり返って)
音が出なくなります。
呼気が弱くなりすぎると
声帯が振動しなくなって
音が出なくなります。
②
呼気の強さが同じまま
声帯のカタチが変わると
音が変化します。
これにも2種類あって、
地声パターンと
裏声パターンがあります。
・・・
・・・
・・・
・・・とここまで書いて、
くどくなってきたので辞めます!!(笑)
まぁ動画で話してるんで、
気になる人は見てみてください。
ぶっちゃけ心をこめて歌うときには
まったく役に立たない知識です。
しかし、練習という意味においては
非常に有効です。
特にいろんな知識で
頭がごっちゃになっちゃった人は
一回まっさらにして
シンプルに捉えなおすと早いですね〜。
今度の土曜日8/12の発声セミナー@東京では
このエッセンスもガッツリ使ってます。
説明はしないけどね(笑)
できりゃーいいのよ。
いや、うんちくも聞きたいぜ!
って奇特な人は、休み時間とか
懇親会の時にでも聞いてください(笑)
セミナーは3部構成です。
第一部は10時から。
テーマは『ベルヌーイ発声法』です。
もうね。
声の出やすさ異次元です。
『息流せば勝手に声出るよ?』
とか言われて途方に暮れる毎日は
もう卒業だぜ!(笑)
第二部は14時から。
テーマは『高音低音覚醒』です。
今回の音の変え方にも関係してますが、
声帯をびょーんって伸ばす筋肉の覚醒と
声帯を閉じる筋肉の覚醒しましょう。
高音低音は脱力で伸びるのもあるんですが、
それとは別に
・体幹を使って音域を広げる
・音域を広げるための専用トレーニング
があるので、そいつを伝授します。
第三部は18時から。
テーマは『語るように歌う』です。
これね。。。
私の理想は日常の声と歌声の境目が無いことで、
普段喋ってる声のまま歌う、です。
作った声ではなくて、
飾らない素の自分の声で。
朗読と歌を行ったり来たりする
朗読唱を徹底的にやりまっせー。
日常の声がそのまま歌声になるから
ボイトレはほとんどしなくなりました。
その秘訣も伝授しますー。
ってことで、詳細と申込はこちら〜。
みっちり練習しましょー。