コウタローです。
本日、母校の現役学生さんの主催する
野外ライブへの参加を終えて、
仙台から帰って参りました〜。
往復1,000キロという感じで、
なかなかの移動距離ではありましたが、
行った甲斐がありました。
まず、学生さんたちの熱!
これは素晴らしいモノがありました。
そうそうこんな感じだった!!
という感覚を思い起こさせてくれます。
思い返すに学生の頃は本当に自由でした。
お金はあんまり無かったような気がしますが、
時間も労力もかけて、
無尽蔵に音楽に没頭する日々。
たった15分の演奏のために
1年間を捧げる。
今考えると頭おかしいレベルで
活動していましたね〜。
ああいう熱が凝縮したからこそ、
人生におけるあの瞬間の輝度が
比類ないものになったんですよね。
今回の公演は団長を勤めたHさんの
集大成でした。
私は3年ほど前からのつきあいなのですが、
その頃の彼とはまったくオーラが違いました。
当時はただのいじられキャラだったのに、
今回は団員から
「Hさんのためなら!」
「Hさんなら着いてきたい!って思うんですよ」
などと言われる男に成長していました。
彼にとってこの瞬間は
人生における指標になるのだろうな。
そういう場面に出会えただけでも
行った甲斐があったというものです。
もちろん声についてもイロイロと
学びはありました。
とにかく5名ほど超絶美声の人がいて、
こいつらは完全に天賦の才だな〜、
という感じでした。
高いシbとかで10数秒も地声で
張り続ける人。
普通に喋っている声が
めちゃめちゃダンディーで
例えると映画の予告編で
「comming soon...」
みたいに言えちゃいそうな人。
凄まじい声量で
ガンガン高音を張りまくっても
まったく声が枯れない人。
私からしても
頭おかしいレベルと思いました。
とりあえず
「どうやったらそんな声が出るの?」
と聞いてみたのですが、
「え?分からないですね・・・??」
と案の定の回答をいただきました(笑)
そう、やっぱ分からないんですよね〜〜。
そして、そういう人がやっている
発声練習はやっぱり特殊というか、
単に真似するとアウトな感じという(笑)
恐るべしです。
とにかく私としては
そういう天才的な声の人がやっていることを
体系化、一般化すること。
誰でも自分の声の能力を引き出して、
誰とも比べる必要の無い
オンリーワンの声を磨き、
歌える方法を身につけること。
これを推進していきたいと思います。
もうこれは粛々と続けるしか無いので、
これからも研究して、
みなさんとも成長していければと思っています。
それで、昨日の号外メールにて
来年に向けては
・発声の悩みから解放され、
自分らしく歌えるようになるための講座
・声を進化させるための姿勢講座
これを予定していることを
お伝えいたしました。
そこでこんなメッセージをいただきました。
先日もお便りをいただいたKさんからです。
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先日書きましたように、日本合唱連盟の講座を受けたとき、講師が、イタリア留学して学んだことは、まっすぐ立って歌え、ということ、このひとつだ、と言っていました。
繰り返しになりますが、その時は、お金払って発声講座を取って、真っ直ぐ立って歌え、だなんて、、、といささか不満でしたが、今思えばなるほどと。
また耳鼻科医のトマティス博士も、内耳の耳小骨(うろ覚えだけれど)が声の響きと関係していて、直立して頭を真っ直ぐに立てることで身体の響きが驚くほど豊かになる、修道士達がグレゴリオ聖歌を歌う時に体を真っ直ぐにして歌う、歌わねばならぬ、彼らはそれを知っていた、と。
そんなわけで、真っ直ぐ、とはどういう状態か。
どうすれば真っ直ぐになるのか、3年ほど考えていました。
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真っ直ぐ立って歌え。
これの意味するところを
一言で言えば、
『脱力』
これに尽きますね。
頭を真っ直ぐにすると
響きが良くなるというのも
要は脱力が関係しています。
頭は実に重くてだいたい
体重の10分の1くらいの重さです。
これがチョットずれたりすると
カラダに対してはめちゃめちゃ
負担が大きくなります。
私がよく説明するのは
ボーリングの玉ありますよね。
あの重たいヤツです。
あれを腕を伸ばして
持つ感じです。
これ、すごく重たいですよね。
あれと同じことが
頭でも起こっています。
そうしたら強烈にカラダは
こわばります。
背中はバリバリになるし、
肩こり腰痛も引き起こされます。
首が前に出ることで
血流も悪くなり、
頭への酸素濃度も低下します。
この辺はこちらの動画でも解説しています。
▼30分40秒のところからです
https://youtu.be/0l3bRLzeJVQ
真っ直ぐに立てる、というのは
究極の脱力を手に入れることと同じです。
そのためには
・ムリヤリ良い姿勢を作る
のではなく、
・いつの間にか良い姿勢になっていた
という状態にカラダという楽器を
調律していく必要があるのです。
そのための方法を
シンプルな7ステップで学び、
整体院や治療院、
特別な健康器具などに頼らず、
美しい姿勢を自力で手に入れられる
そんなオンライン講座を作っています。
講座では、私がお伝えするだけでは無くて、
参加者のみなさんからの声を反映して、
どんどんコンテンツが進化していく
タイプにしていきます。
今のうちから
「こんなん欲しいわ!」
というのがありましたら
ぜひお寄せくださいませ〜。
ばんばん入れ込んでいきます!
近日中にご案内したいと思いますので、
楽しみにしていただけると嬉しいです。
それではまた!
コウタロー