コータローです。
長女がペットボトルから水を出して遊んでいたので、
ちょっと遊びがてら問題出してみました。
ペットボトルに入っている水をものすごく早く出し切るにはどうすればいいか?
一つの最適解としては、
「ペットボトルのお尻を持って、ひっくり返したら、ぐるぐる回す」
です。
こうすると単に逆さまにするより3〜4倍は早く水がでる。
1.5リットルのペットボトルとかだともう、
ぜんっぜんスピードが違って笑えます。
で、これを答えを言っちゃったらオモシロくないので
「さーやってみよー」的に実験開始。
1回目:とりあえずひっくり返してみる
私「何もしないとこんな感じだね」
長「うん」
2回目:ひっくり返した後縦(上下)に強く振ってみる
私「どう?」
長「あんま早くないね」
で、そこでフリーズする長女。
考えているようだ。
少し待って聞いてみる。
私「何か思いついてるよね?」
長「うん」
私「じゃあ、とりあえず試してみたら?考えてもホントに早くなるか分からないじゃん。体操とか見てるだけで上手くなったりする?(長女は体操習ってる)」
長「しないねー」
私「じゃあ、まぁ試してみよう」
3回目:ひっくり返して、横に振ってみる
私「おっ?どう?」
長「ちょっと早くなった」
私「さっきと何が違うの?」
長「さっきは縦(上下)に振ったけど、こんどは横にした」
私「ってことは、横の方が縦より早いね。じゃあ、次はどうする?」
4回目:横に素早く振ってみる
私「おおー」
長「さっきより早いね!」
私「何が違った?」
長「早く振った」
私「なるほど〜。あと、何かある?」
長「うーーーーん。。。。」
私「振り方って色々あるじゃん。ほかに考えられるものある?」
5回目:ぐるぐる回しながら振る
私「おおーー!」
長「おおーー」
私「めっちゃ早いな。どうやったの?」
長「ぐるぐるって・・・」
私「いいね〜。いいんじゃない〜。」
私「じゃあ、そのぐるぐるのやり方ってさー・・・」(後略)
・・・実際には、もうちょい途中でグダグダしゃべるのがあったんですが、
だいたいこんな感じ。
すごく気をつけたのは
・答えを言わない
・前後で比較してもらう(どう?って聞いてる)
・前後で何が違ったのか聞く(何が違うの?って説明してもらってる)
このへんでしょうか。
ついつい答えを先に言っちゃうのはあると思うんですけど、
前後でちゃんと比較してもらったり、
違いを説明してもらうのはすごく大事だなーって思います。
自分がレッスンするときもそうですが、
一番大事なのって
「その人が自分で成長できるようにすること」
かなぁって思っています。
けっこう出来るようになるだけだったら、わりとスムーズにいくんですよね。
たとえば「声量をアップさせる」とか「声をクリアーにする」とか、
そういう技術的なところは。
でも、そのときのクライアントさんて、
ホントに理解できてるのか?
っていうとだいぶ違っちゃう。
レッスン終わってみたら、
「あれ?どうやって出来るようになったか分からなくなった」
ってことめっちゃ多い。
これ、自分の経験ですっごいあったんです。
声のレッスンとか受けてて、
「うおーーーー!めっちゃ声出るーーー!!」
とかレッスン中興奮したんだけど、
後で帰ってみたら
「あれ?どうやったんだっけ?できねぇーーーー(T-T)」
ってなっちゃったこと。
それって要は
「ちゃんと出来るようになってないじゃん!」
って話なわけです。
レッスン中と直後はめちゃめちゃテンション上がるんですけど。
なので、自分の経験からすると
「何でできるようになったのかを自分で判断できる」
ってことは
「そのときの満足度が下がったととしても長期的に見ると大事」
だなってことです。
というのを長女とのやり取りで思いました。
まぁー、よく話についてくるなぁ〜という気はします。
自分が小学三年生の時は・・・どうだったっけな。
まぁこんな話ししたら絶対ついてこなかったのは確実ですね。
とりあえず毎週のジャンプでドラゴンボールは超楽しみにしてたし、
毎週水曜日の夜7時の8チャンネルのドラゴンボールも楽しみにしてましたね。
ときどき水曜夜に外出してて、
ビデオセットして帰ってきてからいそいそと再生したときに
野球が始まったときの絶望感(笑)
あれで野球が嫌いになりましたからね〜。
どんだけ楽しみにしてたんだよって思います(笑)
いずれにしても
自分で判断して、自己成長できるような思考を持つことは
すごく大事だなぁと自分の経験から思います。
それが本当の意味で成長できた、ということではないでしょうか?