共鳴研究家のコウタローです。
魂が震えるような瞬間、
「生まれてきてよかった!」
なんて想いが湧き上がる瞬間。
そんな体験したら
人生変わっちまうぜ…!!
ってののガチ研究で生まれたのが
「響命ワーク」です。
今回は響命ワーク第2回
「走馬灯見ようぜ!瞬間描写」
です。
動画はこちらをクリック!
イメージすることって
とってもとっても大事です。
イメージすることで
体も心も声も歌も変わります。
ですが、
ただイメージするだけだと
だいたいはふんわりしちゃいます。
ふんわりイメージだと
気分がちょっと高まるくらいで
ぜんぜん薄いレベルで終わっちゃうんですよね。
よくワークショップでは
自分の過去を思い出す
ってことをやります。
例えば、
「自分が喜びに満ちたとき」
というお題だったとしましょう。
このときに
「そういえば小さかったころ
ああいうことやって楽しかったなぁ」
ってな感じだと
いまいち盛り上がってきません。
心の奥底から湧き上がる
「私にとっての本当の喜び」
ってのはそうじゃない。
もっともっとピンポイントです。
時間も場所も絞るのです。
具体的にするのです。
そう、小田和正の
「ラブストーリーは突然に」
の歌詞です。
あの日
あの時
あの場所
君
です。
あのころの
なんか夕方あたりの
あのへんで
みんなと
じゃあないんです。
例えば私のケース。
私にとって合唱が
唯一無二の宝物になった瞬間は、
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1998年12月5日18時過ぎ
東北大学河内記念講堂の
定期演奏会の第一ステージの指揮台の上
全4曲の組曲の
3曲目と4曲目の曲と曲の間
シンとした空気の中
目の前にいる合唱団のメンバー約80人と
ソプラノからバスの方まで
一人一人と目を合わせていったとき
───────────────
その瞬間でした。
曲中ではなくて、
曲間だったんですよね。
ゾーン状態になっていて
余計な雑念や音が一切消えて
音は無いのに音楽で満ちてました。
走馬灯のように
いままでやってきた練習とか
仲間とやってきた活動の
一つ一つが脳裏をよぎってきました。
すべてがこの瞬間に
つながっていた。
そう感じられたんです。
あのときの見えない光の感覚が
私のやりたい合唱の原点なんですよね。
そして、
こういうストーリーを
ひとりひとり全員が持っています。
どっかの誰かから聞いた話とか
そういうんじゃなくて
自分自身が体験してきたこと。
それをもういちど
圧倒的なリアリティで追体験する。
漠然とではなくて
めちゃくちゃピンポイントに
絞るのです。
そうすると
そのときの感覚が
圧倒的なリアリティを放ち出します。
声が変わります。
歌が変わります。
想いが湧き上がってきます。
ずっと忘れていた
自分が本当に大事にしていたことを
思い出す人も多いです。
動画でも
歌ったあとに泣いてしまう方が
出てきます。
自分の本当の想いに触れると
人は感情が溢れてきます。
涙を流す人も多いです。
いちばん感動するのは
他でもない自分自身の物語。
自分自身を深く知り
新しい自分と出会う。
これほど面白いことはないと思ってます。
この瞬間描写は
そのことを体験できるワークとして
とても大事にしています。
ということで、
今回は
「走馬灯見ようぜ!瞬間描写」
をお送りしました。
それでは、ありがとうございました!
コウタロー