今日は長女と話してて
気づいたことです。
長女はけっこうピアノが弾けるので
本気の合唱とかで伴奏者をやってもらったり、
ASHESでもプロの先生と連弾で
伴奏弾いてもらったりして
音楽体験をともにしています。
▲ASHES2021『永久ニ』FINAL
そんで、長女はいま
高一で吹奏楽部に所属して
トランペットを吹いてるんですが、
こんな話をしていたんです。
『すっげぇ伸びるのが早い人と
伸びるのが遅い人がいるんだよね〜』
ってやつ。
で、どういう認識なのかが
気になったもので
『伸びるの早い人と遅い人って
何が違うの?』
っていうのを聞いてみたんです。
で、すっげぇ要約すると
大事な点は2つだそう。
ひとつは『耳が違う』ってこと。
もうひとつは
『最初にどういう練習してきたか?』
ってこと。
少し流れを。
長女と話してたら
『この人ってペットが鳴ってんだよね』
ってことを言ってたんですね。
トランペットっていう
『楽器そのものが鳴ってる』
って状態があるんだと。
いや、トランペットを吹けば
楽器が鳴るのはそりゃ当然なんですが、
明らかに『鳴りの質が違う』ってんです。
これはめちゃ経験がある。
私が弾いても
あんまり気持ちよく音が出ないピアノを
例えばASHESで弾いてくれている
プロ奏者の先生が弾いたとたん…
『あれっ?!同じ楽器なのかな?!』
ってなる現象笑。
音が鳴らないのではなかった。
響きを引き出せていないのである笑。
トランペットもまた
同じ楽器でも
奏者によって音が全く変わるんだ、と。
で、ここで質問。
『じゃあ、鳴る人と鳴らない人は何が違うの?』
長女応えて曰く。
『耳が違う。
鳴ってるときの音質と
鳴ってないときの音質の違いが
分かるかどうかが重要。』
深いな、君。。。
で、ここでさらに質問。
『じゃあ、鳴ってなかった人が
鳴るようになったときって
何が変わったの?』
長女応えて曰く。
『思いっきり吹いた経験があるかどうかかなー。
周りを気にしないで思いっきり吹くから
ペットが鳴るし、
鳴ったときの音の違いに気づけるんだけど、
思いっきり吹いたことがない人とか
周り気にしてる人とかって
ペットが鳴ってる感覚掴むのに
すげぇ時間かかんだよね。』
なるほどぉぉーーーー。
みたいな話をしてたんですが、
マジで声とおんなじやんけー!って思いました笑
そう、
『思い切ってやってみる』
『周りを気にしないで出し切ってみる』
っていう経験は超絶大事です。
出し切ってみたからこそ
気づけるようになる領域ってある。
それを最初から
周りに合わせましょうとか
よく周りを聞きましょうとか
正しい発声で正しい音程で正しいリズムで
調和とかハーモニーを…
とかとかとかやってると
出るもんも出ない笑。
まずは出し切ってみる。
くっそ大事だと思っています。
そんで動画では
さらに続きの話をしています。
『思いっきり吹くをやってみればいいのに
できる人とできない人は何が違うの?』
そう。
ここ重要。
思いっきり吹いてみたら良い
思いっきり声出してみたら良い。
そりゃそうなんですが、
そうできりゃあ苦労はねェって話で。
やったらいいのは分かるんだけど
出来ないのはなんでだろうね?
ここにアプローチするのって
私は必要不可欠だと思っています。
で、その点については
9分28秒からお話ししています。
声や歌のことだけでなく
他の分野にも通じるし、
何よりも『自分らしく生きる』ってことに
つながってる話ですね。
それでは、ありがとうございました!