こんばんは、コウタローです。
今日のテーマは
『いきなり声が良くなる方法〜息編〜』
です。
今回はとくに
『ガチでボイトレやってます!』とか
『歌とは人生です』とかそういうのじゃなくて(笑)、
フツーに瞬殺で声の出方って変わるよね
って言う方法について端的に書いてみようと思います。
けっこう配信とかしてる人多くなったけど
声ちっちゃ!とか
何言ってるか分からんとか、
声が暗いとかも多いので、
参考になるかなぁと。
まず、前提として覚えておいてほしいのは
『私の声はダメ』というのはウソ
だってことです。
ただの思いこみです
使ってないだけだからね?
出るとみんなスゴいよ?(笑)
年も関係ないんで。
そこんところを前提に置いておいてくださいね。
けっこう可能性潰されてきて
『どうせダメ』っていう頭になってる人多いので、
もったいないんですよ。
で、ここから具体的な話をしていきます。
まず『声がうまく出ません』って人が
最初にやったほうがいいのは、
なにをおいても『息の量を増やすこと』です。
呼吸量、特に吐く息の量を増やせば
それだけで圧倒的に声が出るようになります。
音量とか2倍どころか10倍くらい
でかい声出せるようになる人もいます。
呼気量だけでもです。
ということで、
今回は声が変わるための
『呼吸の使い方』について
紹介していこうと思います。
呼吸量を増やすためにはどうするのか?
息をどう使えば声が出しやすくなるのか?
いくつかのやり方がありますので
なるべく具体的に書いてみます。
肺の大きさを認識すると呼吸量はめっちゃ増えます。
多くの人は肺の大きさを知りませんていうか、
イメージの肺が超ちっちゃいです。
胸のあたりに350ミリのペットボトルがあるくらいと思ってる人います。
でもそれ違います。
実際は肺は胸のあたり全部です。
鎖骨のあたりから脇、
そしてお腹の上の肋骨のとこまで全部肺です。
さらにこれだけだと平面ですが、
厚みもあります。
まぁ簡単に胸から背中まで、
要は側面全部肺と思っておけばいいでしょう。
ぶっちゃけかなりでかいです。
これを認識してから呼吸してみましょう。
すると
背中の上から下までが
けっこう膨らんでんじゃねーの
ってことに気づけると思います。
認識すれば肺活量は増えます。
呼吸も深くなります。
呼吸は筋肉運動です。
だから
呼吸が浅い人は
呼吸筋を叩き起こしてあげれば
かなり増量します。
いくつもやり方がありますが、
とりあえずやりやすくて
効果が高いやつを挙げておきます
・100メートルダッシュ
とりあえず全力疾走すれば
呼吸筋その他全身が起きます(笑)
息切れが収まれば
めっちゃ声出しやすくなってるのが分かります
アホらしいですが、
体寝てたらそりゃ声出しづらいよ
・ロングブレスダイエット
口をすぼめて
ふーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
って吐き切るダイエット法ありましたよね。
ぶっちゃけあれは効きます。
▲こういうやつですね
何でもいいから息を吐ききるのです。
吐ききったなーと思ってからが勝負で、
我慢してもう少し吐きます。
気合です。
で、
あ、やばい召される・・・!
と思ってからが勝負(笑)
もう少し気合で我慢して
息を吐こうとすると更に効きます
たった一回で異常なほど全身が活性化します。
脳にも酸素がギュンギュン回ります。
生命の危機をたまには感じるのも
いいのではないでしょうか。
最近マスクしてボーッとする
って人増えまくってますが、
とりあえずコレやっとくと
酸素吸収力は上がります。
(余談…)
まぁ、マスクしなければいいんですけども・・・。
マスクは外せるなら一刻一秒でも
早く外したほうがいいですよ〜。
とりあえずどうしてもしなきゃなら、
せめてペラッペラのスッカスカの
麻マスクとかにしたほうがいいです。
で、ポリプロピレン製や、
とくにウレタン系はヤバいですよ…。
「ウレタン イソシアネート」とかで調べましょう。
・肋間筋を緩める&活性化する
肋間筋は肋骨と肋骨の間にある筋肉です。
2種類あって内肋間筋と外肋間筋があり、
内肋間筋は吐くとき、
外肋間筋は吸うときに使います。
多くの人はこいつらがおねんねしていますので、
叩き起こしましょう(笑)
例えば、
腕を伸ばしてぐるぐる回しながら歩くとかいいです。
これやってみると分かりますが、
めちゃめちゃ全身熱くなります。
腕ぐるぐるしてるので肩甲骨も相当動きますからね。
ポイントは息を止めないことです。
ふーーーーと吐きながら
ぐるぐる回しながら
ウロウロ歩くといいです。
その際、腕は前から後ろに向かって回すと
より活性化しやすいかな。
●息を流しながら声を出す
声が小さいとかよく聞き返されるとかの
悩みを持ってる人が
圧倒的に足りないのは
『息を流しながら声を出す』という感覚です。
いい声だなーって人の声をよく聞いてみると、
必ず『息の流れ』が感じられます。
息が止まってる感じの声だと詰まった感じ、
くぐもった感じ、暗い感じになりやすいです。
だから
さっさといい声になりたいのなら、
息を流しながら発声する、
ちっと息を混ぜてやる、
くらいの気持ちでやるとめっちゃ声変わります。
具体的な練習法としては
『寝起き突撃法』
というのが効果的です。
テレビ番組とかで寝起き突撃レポみたいのするときに、
ドアをそーっと開けながらヒソヒソ声で
『おはよーございまーーーす』みたいな感じですね(笑)
寝起き突撃は息を流し続けないと発声できません。
なので、
息を流しながら話すって感覚
を掴むには最適な練習法なのですね
で、寝起き突撃だとヒソヒソ声ですが、
この息を流す感覚のままで普通に喋るんです
するとめちゃめちゃ声が流れるようになって、
声の力強さが増します
他にも色々ありすぎるのですが、
とりあえず今回挙げたやつは
レッスンでもだいたいやるし、
大雑把でも効果出やすいやつなので、
やれそうなやつから試してみると
変化が感じられると思います。
細かいコントロール法も
あったほうがもちろんいいですが、
まずは絶対量です。
普段から呼吸の質と量が高まったら
それだけで『色々』改善しますし。
ということで、
今回は『呼吸の使い方』についてでした!
いま、改めて初心者向けの具体的で
かつ確実に効果が出せるような練習法を
ピックアップしてまとめています。
私自身、歌いはじめの頃はさんざん練習したようなものですが、
意外にやったことがない人が多いようですし、
ぶっちゃけ地味なので、
あんまりYouTube映えはしないと思いますけど(笑)
だけど確実に効果が出るような類の練習法ですので、
楽しみにしていてくださいませー!
それでは、ありがとうございました!