今日、こんな方がいることを知りました。
『大阿闍梨(あじゃり)』
【大峯千日回峰行】1300年に2人だけの達成者、命がけの苦行から塩沼亮潤大阿闍梨が学んだ3つのこと | GLOBIS学び放題×知見録
こんな修行をやり遂げた方だそうです。
山中を1日48km、年間およそ120日、9年の歳月をかけ、1000日間歩き続ける。
一切の食物、水を断ち、眠らず、横にならず、これを貫くこと9日間、堂にこもり真言を唱え続ける「四無行」に挑む。
まさに荒行中の荒行であり、命を賭けた難行である。
正気の沙汰ではありませんが、大阿闍梨さまについて
こう質問された人がいたんだそうです。
「お坊さまと大阿闍梨さまとで、何が違うと感じることはありますか?」
この答えがとても意外だったんです。
「喜怒哀楽がとても激しいですね。とくによく怒ります。」
怒りや哀しみなどの感情は減らして、
喜びや楽しみの感情を増やしたい。
そんな風に普通だったら考えると思いますし、
私自身もそう考えていました。
でも・・・??
上にあるような究極の荒行を修めた方こそ
喜ぶときは喜び
怒るときは怒り
哀しむときは哀しみ
楽しむときは楽しむ
その時その時、
毎瞬毎瞬沸いてくる感情を
目一杯感じきっている。
ああ、それでいいんだな。
これを知って、
なんだかすごく心がフワッと
軽くなった感じがしました。
あなたはいま
何を感じているでしょうか・・・??
あなたがいま感じていること。
それは誰のものでもなく、
自分だけの感覚。
ネガティブもポジティブもなく、
そのまま感じてみる。
感じていることを認めてあげる・・・。
そんな時間、すこしだけ取ってみませんか?
大切なものは、すべて自分のなかにある。。。
今日の話を受けて思い出したのが
この曲でした。
優しさと豊かさに溢れた名曲です。