先日から配信している『声の魅力マトリクス』ですが、
いやー、面白いですね~。
続々と感想が届いているので、また紹介していきましょう。
昨日は『隠れ勇』という話が出ましたが、
そのタイプではないか、というリョウさんからです。
おそらく「勇」ですが当たってます。
声をでかくしないと相手に届かなくて、
でもでかくしたら怒ってるの?とか怖いとかうるさいとか言われたりするので
普段から声に気を使って小さくしたりとか、小さく尚且つ聞き取りやすいようにとか、
色々考えて地声が喉声っぽい感じです。
すぐ枯れたりします。なので最近はできるだけ自分っぽい声で喉に負担ならないよう試行錯誤中です。。
喋り声が高めなのか低めなのかはちょっと感覚的なところもありますが、
目安としては
男性ならドかレより高く話してる、
女性ならラかシより高く話してる。
そのくらいの感じですね~。
チューナーアプリ使えばだいたい分かりますよ。
ちょっとコツはありますが、まぁゆっくり喋ったりすればいけるでしょう。
で、リョウさんのケースは『隠れ勇』タイプっぽいですね~。
隠れ勇タイプの人は、
怖がらせてしまった、
自己主張しすぎて失敗した
というトラウマを持っていたりすると輝や愛にスライドする傾向があります。
輝スライドだと喉締めで、愛スライドだとボソボソ声に。
いずれにしても自分の声の特性とは違う方向にズレているので、
生きづらさを感じてる場合が多いです。
ただ、隠れ勇の人は反骨精神があるので、
『クソッ!いまに見てろよ!!』
『こんなもんじゃねーんだ!!』
のような想いがどこかにあります。
なので、どっかのタイミングでスイッチが入ると
爆発的にエネルギーが高まる傾向がありますね。
リョウさんみたいにすでにつまづいてる感がある勇の人なら、
うるさいと思われるくらいに出す
怖いと思われたらそりゃしょうがねーな
相手のコトをあんまり考えない
自分主導で動く
という感じで、
つまづき体験を踏まえつつ、そこを乗り越えると
次の生きるステージが見えてきます。
その時には声もガラリと変わるでしょう。
すげー太くてカッコイイ声になりますよ。
で、つぎは川上さんからのメッセージです。
コウタローさん、こんにちは。
いつも凄くためになる情報ありがとうございます!
去年の11月にステラシアターでお会いしました川上です。
あっ、覚えていなくても大丈夫です(笑)
一度会っただけなので(^^)詳しい声の分類ありがとうございました。
自分はどれなんだろう?と思いましたが、
昔は、輝だった気がします。喉絞めのみで唄っていたので、これではダメだーってなって、
喉を開ける練習を長年やり続け、
その結果、声に息が凄く混ざるようになったのに、以前より高音が出なくなり悩んだ事がありました。
結局、喉を開けよう開けようって頑張り過ぎて、
身体中が力んでしまって、音域が狭まってしまっていたようです。コウタローさんに教わった、ため息を吐く脱力発声はまだ母音によっては、
どうしても力がまだすっと抜けない時があって、完全に習得できていないのですが、喉締めの時より、音域が断然広くなって同じ音域が凄く楽になり、
感謝しています!声の分類に関しては、完全喉絞めの時より、
息がかなり多く入るようになりボヤーッとしましたが、
響きもよくなったので、今は親、だと思いました。今後は、ベルヌーイもマスターできるように発声練習やっていきたいと思います。
いつも楽しいメルマガありがとうございますm(_ _)m
川上
おお、ヒビキアワセに参戦してくれた川上さんですね~。
あの時は設営の合間にちょいちょいと軽くセミナーしたんですよね。
音域も広くなったとのことでそりゃー良かったです。
で、声の分類の話ですが、
声のマトリクスは『素の声』を分類するのがとても大事なんですよね。
すごく親しい友達と一緒のとき、
何の不安もなくリラックスしているときの話し声。
こういう感じの声です。
川上さんは『昔は輝だったと思う』とのことですが、
覚えている印象だと、たぶん『親』ですね。
もともと気配りとかそういうの得意そうだったし、
雰囲気的にもふわっとした風のような感じがあるなー
ってのを覚えています。
で、
親タイプの人にありがちなのが
『しっかりしなければならない』
『なめられてはいけない』
『バカにされたくない』
『ちゃんとしなきゃ』
と思って頑張りすぎることです。
親の人のもともと持っている特徴である空気感とか調整力、調和力、
つまり日本人的な『和』の能力って
現代社会だと『弱さ』として捉えられる場合があります。
そういう特徴を持っている親タイプの人が
頑張ると喉を締めて声をカタくして輝タイプとして振る舞おうとすることがあります。
『隠れ親』というやつです。
これ、けっこうシンドイんですよね~。
ということで、いまは少し抜けてきたのだと思います。
その上で地声を鳴らす、つまり自己主張する、自己表現していくと
よりバランスの取れた生き方につながったりするかと。
親タイプの人は人に合わせるのがやたら上手かったり、
感情もTPOに合わせて抑えがちなので、
むしろ
『わがままを言う』
『我を通す』
『嫌なことは嫌という』
くらいでちょうどいい、か足りないくらいだったりします。
ガンガンやっちゃえーーー!!
って気合い入れてやって、
やりすぎたーーーー!!(´Д`)
って思うくらいで周り的にはちょうどいい
のが親タイプの人です。
安心してやらかしていいんじゃないかなと思いますよ~。
ちなみに私がいちばん好きな歌手のKOKIAさんが完璧『親タイプ』ですね。
KOKIAさんは声楽出身でガチで鍛えてもいますから
かなり低い声まで出るし地声も鳴りますけど
あの包み込み感、やばい。
特に活動初期の頃の歌は声そのものがガラリと変わることけっこうあって、
よくあんなコロコロ声変わるよなーって思いました。
最近はより自分の声の特性である
『親』を活かした歌作りをされてるように感じますね~。
またライブいこ~っと。
さて!
ということで、今回はここまで!
こういうの面白いですよね~。
色んな話が集まると考察もだんだん深まっていきますし。
それでは、ありがとうございました!
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