『確変が起きる基礎練』の9ポイント

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約8分

こんばんは、コウタローです。

発声講座『VocAlive』は
ビブラートという発声技法を使って
高音・美声・声量などを高めながら
魅力ある声になるためのオンライン講座です。

VocAliveはMさんて女性との
実際のレッスンを収録したものを
教材として使っています。

リアルタイム、ノーカット。

なので誤魔化しが一切ないです。
そんなごまかせるほどの動画編集技術が
無いという話でもあるのですが(笑)

 

で、彼女の進化が
めちゃくちゃ面白いことになってて
ちょっと前に『うっせえわ』
歌ったやつを送ってくれたんですが
正直引きました。

メチャ(゚д゚)ウマー

いや、マジで上手くなったな?!

まさかこんなに短期間で
ここまで歌えるようになるとは
自分がレッスンしといてナンですが、
私がビックリだわ!!(笑)

実際の演奏はまた後日
メルマガの中でシェアしたいなーと思ってますが、
やっぱですね。

上手くなりたいなら
基礎練の徹底が熱いですね!

難しい練習とかじゃないんですよ。
実際に効くやつってのは。

 

そりゃもちろん
歌はじめたばっかりだよ〜とかだったら
声出しまくったほうがいいと思うし、
いまは質より数数数!!

ってのが大事な時期はあります。

なんだけど『ぶち当たる壁』
ってのが必ずやってきます。

で、そこを乗り越えるのって
けっこう大変ですし、
別に乗り越えなくても歌えることは歌えるんです。

 

ですが、
『歌の魔力』ってやつに
ちょっと取り憑かれちゃったわ
って人の場合は、
そうはいきません。

上手くなりたいんですよ!
だって自分の心とか声に乗せたいですし、
自由自在に思いどおりに
歌いたいじゃないですか。

本当は表現したいことがあるのに
発声技術がネックで
出来ないことがあるとか
気持ち悪いじゃないですか。

 

『上手くなりてぇ…!!』
って渇望がある人は、
あるレベルまで来ると
数撃ちゃ当たるの練習では
乗り越えられない壁
があります。

その場合に必要なのは
難しい特別な練習ではなくて、
クッソ地味な基礎練なんですよ。

 

 

で、

私が一番燃える(萌える)のは
この基礎練の部分をいかに
クオリティ上げるかってことで、
それを凝縮しまくったのが

オンライン発声教材である

『ヤバいロングトーン』であり、
『VocAlive』なんです。
※メルマガ内で販売しています

 

ヤバいロングトーンとか
やることはロングトーンだけなのに、
80日間も実践するんですよ。

ロングトーンという
単に『あーーーー』って伸ばすだけのやつを
もう様々な方面から
徹底的に解説実践してくわけです。

地味すぎる…!!(笑)

 

VocAliveだって、
実践内容としてはビブラートなんですけど、
Mさんとレッスンしたときは
2時間20分くらいで2時間くらいは
ため息声とかやってましたからね。
※講座では全公開してます

圧倒的地味な絵面…!!!(笑)

 

けど、最後の最後で一気に変化します。
心技体の調律が整ったとき、
ギアが噛み合ったように
いきなりパフォーマンス激変です。

これには恐れ入りますね。
化けるレベルで変化するのですから。

人間ってスゴいぜ!!

 

 

で、

基礎練が実に熱いのですが、
基礎練すりゃいいってものではないです。

基礎練だからこそ
やるときに意識したいポイント
がありますので、
それをシェアしたいと思います。

あ、あくまで
『ホントに上手くなりたい!』
と思った場合の話です。

一時期でもこういう気合でやると
メチャ伸びるぜって話です。
自戒もこめて!

 

 

確変が起きる基礎練の9ポイント

 

1.回数ではなく濃さ勝負

何回もやるのではなくて、
一回一回のクオリティに
全力を尽くすといい。

姿勢とか目線とか息の吸い方から
声の準備から発声中の状態、
声を出し終わった後まで気を配る。

薄い練習何回やっても無駄。
むしろ害。

発声練習こそクオリティに
エネルギーを全力投下する。

 

2.安定したフォームこそ命

声とは楽器である。

ピアノは肉体よりは相当安定した構造なので
同じ強さで同じ角度で同じスピードで
鍵盤を叩けば同じ音が出ます。
※理論上です。実際は違うけども…

でも、声は体が楽器なので、
めちゃくちゃ心理や体調にも影響受ける。
そもそも『楽器を安定させる』
ところからはじめないといけない。

だからこそ、
『安定した声のフォーム』
がくっそ大事すぎる。

フォームがブレブレで
安定した声とか出るわけない。

安定したフォームはマスト。

 

3.百発百中!再現性

フォームの話の続き。

安定した声のフォームに
同じクオリティの息を送り込めば
百発百中で同じ声が出る。

これは当然(ということにする)。

100回やって100回同じ声が出るには
『意識したらできる』って
レベルでは不可能。

安定したフォームと
安定した息の流れを生み出すための
『感覚』が『体に染み込んでいる』
必要がある。

めちゃくちゃシステマチックに
『こうやったらこういう声が出る』
ってのが分かってるのが重要。

 

4.週イチ5時間よりも毎日10分

基礎練は体に染み込ませる
ことが非常に重要。

そのためには
ときどき長時間練習するのではなく
毎日10分でいいから積み重ねるべし。

ただしその10分間は超集中する。
10分間を1時間2時間3時間分くらい
凝縮して全身全霊で臨む。

10分も取れないのなら
上手くなる気がない。
ぶっちゃけ無理。

ただ、やったら異様に効く。

 

5.失敗を積み重ねるな

適当にやることの弊害は
失敗癖がつくこと。
失敗して当然マインド
刷り込まれること。

そうではなく
『私はこれができる』
『これなら私はいつでもできる』
『調子が悪くてもできる』
『出来て当然』
自信を持って言える技術
有るか無いかは
想像以上に強力に働く。

 

6.簡単な技術のクオリティを爆上げせよ

難しい練習法をやるよりも
クソ地味な基礎練が
きっちりできているかを
見直すほうが歌人生は捗る。

『基礎練とかつまらん』
と思っている人は
その威力をまだ体験したことがない人。

ピアノのケースでは
『毎日3時間ハノン』を2週間ほどやったら
まったく違う次元が見えて
ピアノが超超楽しくなったという人がいた。

ガチで演奏の次元が変わる。
そもそもぶっちゃけ基礎練はクソ面白い。

 

7.やり直しすんな

よく発声練習中に声出してから
咳払いしたり、
あーでもないこーでもないと
声を出してる途中で止める人がいる。

あれは失敗癖を助長している。

そうじゃなくて、
『本番に臨むつもり』で
発声練習することが大事。

本番のつもりということで、
『最後までやり切る』
のがめちゃくちゃ重要。

本番なら
『あ、失敗した、ゴンメー!(笑)』
とか言わない、言えないと思うけど、
練習だとやっちゃいがち。

これが一音のクオリティを爆下げする。

失敗するのはある。
にんげんだもの。

けど、最後までやり切る。
これをやってると本番に超強くなる。

 

8.それ何パー?

本番マジックという言葉が嫌いだ。

本番はなにかスゴい力が働いて
みんなが本気を出して
普段だったら到底出来ないような
素晴らしい演奏になるよね!

そんな意味だと思う。

本番は魔力に満ちているし
確かにいつもより格段に
素晴らしい音楽が生まれることは多い。

けど、そんなもんか?
ホントにその程度か?
って思う。

『だったら練習で本気出しとけよ』
と思う。

せめて100%
できれば120%

練習の段階から本気出してなくて
本番だけちょっといい感じになっても
それは本気ではない。

本気出すのにも練習が必要。

 

9.分からないに耐えろ

何となく分かった気になってる場合、
マジで分かってない。

『知ってます』って
マジでか。

ぶっちゃけやればやるほど
分からないことが増えてシンドいんじゃが。

シンドい。
でもやっちゃう。
歌いたいから。
上手くなりたいから。

『分からない』状態は確かにキモい。
早いところ解消したい。

けど、そのモヤモヤこそがエネルギー。
安易な答えに奇跡を起こすパワーはない。
弱い浅い薄い。

分からないまま、やる。
近道しようとしない。

試行回数、積み上げる日数が
厚みになる。

そして、ある閾値を超えた瞬間、
いきなり世界が極彩色に変わる。

これがヤバい。

 

 

 

以上、
確変を起こす基礎練をやるために
いしきすべきこと9ポイントでした。

思ったより夢の無い話に
なってしまいました(笑)

 

いちおう、あくまで
『本気で上手くなろう!』
と思うのであれば、ということですね。

 

実際、この人すげーなーって思う人で
話を聞くと

『え?普通ですよ?』

って言われることめっちゃ多いのですが、
よーくよく『その人の普通』を
ヒアリングしてみると

『どう考えても普通じゃない。
 本当にありがとうございました。』

ということがマジで多いです。

 

なので、今回の9ポイントは
『アタリマエの基準』を考えるキッカケ
してもらえたらいいな、と思います。

全部とは言わないし、
私も常に全部出来てるとは到底言えませんが、
少なくとも2〜3ヶ月くらい
このくらいの気合で練習すると
マジで発声スキルは爆上がりしますね。

歌人生がガラッと変わるレベルのことが
普通に起きたりしますね。

参考にしていただければと思います。

 

 

 

 

 

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