すっっっばらしい歌が生まれちゃったので
それで思わずメール書いてます。
今日と明日がKYOMEI PROJECTの合宿なのですが、
そこで歌われた歌がもう素晴らしくて。
今回の合宿のテーマは『音の細粒化』でした。
音の粒子を細かくする・・・。
何のことか分からないかもしれませんが、確かにあるのです。
本当に微細で、精妙なしみいるような声のひびき。
粒が粗いか細かいかの感覚の違いについても
いろいろと体感ワークしたりしましたし、
発声でも感覚をつかんでいきましたが、
最後の最後で本当に素晴らしい歌を体験してしまいました。
今回の夜のワークでは、全員が輪になって座り、
一人が立って自分の曲を歌いました。
一人一人違うテーマを持っているので、それに合わせて歌っていったのですが、
その流れでもだんだんだんだん音が精妙になっていくのが感じられていました。
それで、最後の江村さんのときです。
江村さんが歌ったのは『to U』という曲でした。
池の水が鏡みたいに空の蒼の色を真似てる
公園に住む水鳥がそれに命を与える
光と影と表と裏
矛盾も無く寄り添ってるよ
私達がこんな風であれたら…
『光と影』
『表と裏』
自分自身の光と闇
自分の想いの表と裏
好きなところと嫌いなところ
他者に見せている自分と本当の自分
人生の最悪と最高
それらが矛盾も無く寄り添っている・・・。
そんな風であれたらいいな。
江村さんはそんなイメージを話してくださったのですが、
そこで私が思い当たったのがこんな話でした。
ちょうど夕ご飯に行ったお店が『大黒天』という名前だったのですが、
その神様がちょうどどんぴしゃだったのです。
実は大黒天様は左手に打ち出の小槌を持っていますが、
右手には袋を背負っています。
打ち出の小槌は、振ると望んだものが得られるという宝具です。
では、袋とはなんなのでしょうか?
実は、あの袋の意味とは『負の心』だと言うのです。
つまり、
自分自身の闇やネガティブさ、
人生の辛さ、苦しみ、悩み、、、
そこに囚われてしまう負の心。
それが袋の意味。
大黒様のメッセージとは、
『袋』を背負うと『福』を得られる・・・
自分自身の負の心を切り捨てるのでは無く、拒絶するのでは無く。
覚悟を持って『背負う』のだ。
さすれば福徳を与えよう。
そういうメッセージなのです。
ちょうどto Uの歌詞にある
『矛盾もなく寄り添う』
とは、袋を背負う感覚だと感じたのです。
そして、その上で
こういう『袋』を背負うために必要なのが生命力であり、安心感なのです。
その『安心感』の源こそ、臍下丹田のあたりです。
ここにエネルギーが満ち、満ちてくると生まれるのが
『大安心感』
です。
臍下丹田とはチャクラで言うと2番で、ここを活性化するワークをやりました。
メンバー全員が丸く座って、隣の人の腰に手を当てる。
たったそれだけのことですが、
これをしかるべき方法でやると
お腹のあたりに暖かさやまばゆい光が広がっていくのが感じられました。
その状態で、江村さんに歌ってもらったのですが、
これが本当に素晴らしかった。。。
一切の雑音が消えて無くなり、
時が止まったかのようにゆったりと進み、
言葉の一つ一つが、
もっと言えば一文字一文字が
本当に細かいミストとなって自分の細胞一つ一つに染みこんでくる・・・。
そんな感じでした。
絶対的な安心感・・・。
それがお腹のあたりを中心に体全体が包まれているのを感じました。
愛 愛 本当の意味は分からないけど
誰かを通して 何かを通して 想いは繋がっていくのでしょう
遠くにいるあなたに 今言えるのはそれだけ
悲しい昨日が 涙の向こうで いつか微笑みに変わったら
人を好きに もっと好きになれるから
頑張らなくてもいいよ
悲しい昨日も
微笑む今日も
すべてそこにある。
それらは同居していい。
同じく持っていていい。
ぜんぶ自分なんだ。
今日は新月。
『はじまり』のエネルギーが高まる日。
そんな日に得られたのが、
『光と影が寄り添っている』
というメッセージ。
そして、
誰かを通して
何かを通して
想いは
繋がっていく
それでは、ありがとうございました。
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