心配と信頼

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約4分

発声メルマガキープラスワンでは
さまざまな問いかけをしています。

それは

自分と向き合うことが
声と向き合うことと同じ

だと思っているから。

 

 

『どう生きるか?』に向き合うことで
『結果として』声も変化していきます。

 

 

とくにこのメルマガは
30代以降の方が多く受講されていると思いますが、
30代を超えてもなお

歌っていこう!

なんて思って
さらに自分を向上させようとしている人は
ホントにスゲーなーって思うワケです。

その時に、やっぱり
ついつい技術志向になっちゃうパターン多いのですが、
ホント、

レッスン受け始めてから声が出にくくなった

という方も多いのが現状で
かなりもったいないことになっています。

それはアタマで声を出す癖がつくから。

思い込みを外して
自分の感覚を信じてあげて、
自分の声と仲良くなる。

たったこれだけで、
どんどん声は解放されていったりします。

さて、キープラスワンの
質問にこんなメッセージもらいました。

思い込みを手放した瞬間についてですね。
木村さんからです。

 

それはうちの次女に対する思い込みだったのですが、次女は不器用でどこか頼りなく体調を崩すことも多くて、私はいつも心配ばかりしていました。

そしてこの子は私なしではダメなのではないかと思い込み、娘を信頼する事ができずにいました。

そんな時、次女が身心共に体調を崩して倒れるという事が起こり、一時期は親子共々辛い時期を過ごしましたが、それを境に「この子は私なしではダメな子だ。」という思い込みを捨て、娘を信頼する方向に切り替えたところ、娘はみるみる回復し、たくましくなり、今では毎日楽しく過ごしています。

今思えば、私がただ単に毒親だっただけな気がしますが(笑)

 

ここで起こったのは

『心配』する旧世界から
『信頼』する新世界への移行

です。

 

からくりサーカスのこの場面カッコいいのよ・・・!!

 

こんな逸話があります。

とある学校に高名な学者が来て、

「この子とあの子は伸びるよ〜」

と言って帰ったのすが、
1年経ってみたら本当にその子たちは
劇的に伸びていて担任はビックリ!

その後、先生は学者さんに

「なぜ分かったのですか?」

と質問してみたところ

「適当に言っただけです」

という驚きの回答だった。

って話です。

これを種明かしすると
先生のその子たちに対する

『見方』

が変わったってわけです。

要は、

『なんか知らんけど、
 あの人がそう言ってるんだから
 きっと伸びるんだろう・・・』

という認識が先生にすり込まれて、
ことあるごとに

「ほんとに伸びてる」
「すごい、やっぱりそうだ」

と想いが強化されたわけです。

 

 

これを一言で云うと

『そう見ると、そうなる』

というコトになります。

これ、マジで強力。

ポジティブとかネガティブとか
そういうのは一切関係なくて、

『そう思ってたらそうなる』

ってことです。

先生がとくに根拠も無く

「なんかこの子は伸びるらしいぞ」

って思っただけでガラリと変わっちゃうんだから。

 

 

木村さんの例では、
娘さんは最初は

『心配されるべき存在』だったので、
心配する出来事にフォーカスして

『やっぱり心配だわ・・・!』

ってなっていたのですが、

『この子は信頼できる存在』へと
見方を変えたところ

『あら!大丈夫じゃないの〜』

が積み重なり、
信頼が強化されていった、と。

めっちゃざっくりですが、
こういうことはホント多いです。

 

 

これは声も同じ。

自分の声のイイところ、
好きなところ、
少しずつでも伸びてるところ、、、

『きっと大丈夫』

そんなふうに自分の声のことを
見られるようになったら
必ず変化が起きます。

それも素晴らしい変化が!

さあ、そーなるとあなたは
どんなふうに見方、変えてみたいですか??

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