いや〜〜、、、今日のは若干愚痴が入ります(笑)
以前の私は音程が良くなくて、
かなり苦しんだ時期があります。
私自身は高校生の時から合唱を初めて、
大学ではRYU年するほど合唱にのめり込んで、
社会人になってからは複数の合唱団を掛け持ち、
さらにプロの声楽家に師事したり、
数十万もする聴覚開発講座を受けたり、
ソフトウェア勤務で夜中帰宅が普通だったので、
夜中でも練習できる防音室を買ったり・・・。
って感じで、相当歌うことにはつぎ込んでいたんですけどね。。。
これがまた、良い具合に音程が悪かったんですよ。。。
で、そうすると身近な人が言うわけですね。
「(音)低いよ」
「(音)合ってないよ」
「・・・(指摘しづらい雰囲気)」
この音のズレ方がまた微妙な感じで、
『自分では合ってるつもり』
なのに
『他人から聞くとズレてる』
って感じで、タチが悪いんです。
自分では合ってるように聞こえてるから
治しようがないわけですね。
で、実際に録音したヤツを聴くと、
なんか・・・暗い?
あれ、短調だった?
マイナーコード?
調子悪い・・・?
みたいな感じで、
確かにズレてるっぽいのは感じるんですね。
だが、どうすれば良いのかワカラン。。。
で!
あるときいい加減に
「もうイヤだ!
こんな音程気にするばっかりの
歌人生まっぴらゴメンだヨ!!」
と思ったんです。
10日間の猛特訓を行ったんですね。
正直苦しかったんですが、
コイツのおかげでかなり音程力は向上し、
過去に色々指摘してくれた人(主に妻)に
ドヤ顔が出来るようになりました。
※指摘してくれる人は有難い人ですよ...マジで。
その時はあたまに来ますけどね・・・
そのときの練習法をまとめたのがこちらの記事です。
『あなたの声』だから感動が生まれる 声が変われば人生が変わる- 声が変われば人生が変わる
この動画を公開したのは
1年半くらい前だったんですが、、、
録画しているときにちょっと
テンションが上がってきて
ヒートアップしたのを覚えています。
よっぽどイヤだったんでしょうね。
「音が合ってない」って言われるの(´Д`)
で、
その後、色々と発声研究をしたり、
自分自身が上達するにつれて、
音程の不安というのは皆無になっていきました。
いまはどんな曲でも別に大丈夫になったし、
ポップスなどで音が取れないということは無いし、
難しいとされるようなバッハのテノールアリアみたいな
音がオクターヴとか乱高下する
半音進行でジワジワ上昇していく
第3音とか道音や転調など微妙な音程
半音でぶつかる
母音や子音によって音程の取りやすさが違う
のような、以前の自分だったら
発狂しそうなレベルでも
とくに困ることはなくなりました。
(初見は苦手ですけど)
▲こーゆーヤツとか。これ、発狂する(笑)
▼原曲はコレ。ちょっと・・・速すぎませんか?(゚Д゚)
何よりも嬉しかったのは、
やっぱり合唱が好きなので、
歌っていてハーモニーがバシッ!と
はまるようになったことですね。
やっぱり気持ちの良い音の高さってあるんですよね。
あーそこそこ!!
みたいな。
人と一緒に歌うからこそ、
相手の声と調和する音が
こんなにも気持ちが良いことが実感できた。
そこに音があるととってもスムーズだったり、
美しく輝くようになったり、
気持ちが伝わったり・・・
そういう音の高さを自分でも作れるようになった。
あ〜〜〜〜ホントに
音程と向き合って良かった!!
というのを強く感じます。
決して『正しい音』
ってわけじゃないんです。
『気持ちいい音』って感じ
気持ちの良い音の高さはその時々で変わるから。
キーボードとかで弾いた音よりも
ちょっと高めのほうが、
なんか・・・映える!!
なんてこと、普通にありますからね。
そして、
音に対する感度を高めることは
歌が上手くなるってこと以上に、
人生を豊かにする
ことにつながると思います。
音に対する意識が高まるってことは、
自分の声に対する感度も上がり、
それは他の人の声に対する興味も上がる。
そうすると日々、
自分が発する音に意識を向けるようになり、
より繊細で豊かな響きを生み出す土台が育つ。。。
自分の発する音が変われば、
周りの人に与える影響が変わり、
その結果、人生も変わっていく。。。
そんな風につながっている。
もちろん切り口は『音程改善』ですし、
歌も上手くなるし、カラオケの点数も伸びるでしょう。
でも、それだけにとどまらず
広くて深くて芳醇な世界が広がっている。。。
自分の『音と向き合う』ことを通じて、
自分の人生を豊かに
日常に歌う喜びが溢れる
そんな人が増えていったらいいなって思っています。
そんな音程に悩んだ末に
歌う喜びを再発見できたコウタローと、
録音したのを聴くと自分の音程に絶望感を感じ
無限ループから抜け出せなくなる・・・と言っていた
音程弱者のバラさん。
そんな二人が協力して
音程改善『だけ』に特化した教材
を開発しました。
その名も・・・ワイルドピッチ!
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