『癒やされる声』ってどんな声??

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約6分

毎週金曜日はシンガー・アーティストの
ふみのさんとの対談
『声のめっちゃ深い話』シリーズ
公開日になってますー!

もー、このシリーズ
話したいこと山積みすぎて
脱線しつつも
アーティスト系の魂持ってる人なら
超興味深い話になってると思います!

例えば、今回のはこんな内容。

・シンクロを生み出すための条件
・自分の声と仲良くなると人生が変わる?
・『合わせる』と『合っちゃう』はぜんぜん違う
・声と対話する方法

などなど。

ついつい何回も聞いちゃう。
自分で(笑)

ということでどうぞー!

 

さて!

ここんところ心と声の話を進めてはいるのですが、
ちょっと面白い案件が入ってきました。

何かって言うと

元ハイプロの参加者さんで
現在『和みのヨーガ』という手法の
インストラクターをされてる方がいるのですが、
その方からこんな質問いただいたんです。

 

和みのヨーガしていて、声がよかった、
癒される声だと毎回言われるのですが、
私の声って倍音が多く含まれているとか、
何かしら癒しの効果があるのでしょうか??

 

おっ!
来ましたねー!
倍音だっ!

倍音好物すぎる(笑)

 

で、これを読んで
彼女の声を脳内再生して
既存知識と照らし合わせて

みょんみょんみょんみょん…(処理中)
チーン!(10秒)

癒やし効果、
あると思います!!(笑)

じゃあ、なんでコウタローは
彼女の声に癒やし効果がある
って判断したんでしょうか?

あれ、これ深めると
けっこう面白いんじゃない??

って思ったんですよね〜。

ってことで、
ちょっと考えたことを
シェアしてみます。

10秒くらいで考えたことでも
文字に起こすとめちゃめちゃ多くなるのが
すげーネックですよね(笑)

 

で、まず
『癒やし効果』って何だよ?
って話ですが、
癒やされたなーって感じたときを
考えてみたいと思います。


雑念が無くなる
ふわっとした心地よさ
ほどよい眠気
痛みが無くなる(心、体)
スッキリする(体、頭など)
心身が軽く明るく温かい
つながった感じ(自分、人、自然)


みたいな感覚があるんじゃないですかね〜。

なので、
こういうのを誘発するような
声を出せば良いのですが、
それどんな声だよ?ってのを
紐解くと再現性が生まれそうです。

 

ってことで、
ここで考察を深めるために
考えてみたいのは、逆に
『超癒やされねーーーー』
っていう声の特徴ですね。

これを挙げてみると
逆に見えてきそうだぞー、と。

指標がないとワケ分からんので
分野別にして書いてみるとにしましょう。


癒やされない声の特徴

・音量
大きすぎる
小さすぎる

・音質
キンキンしている
ボソボソしている
強すぎる

・音程
高すぎる
低すぎる

・テンポ
テンポが不規則
テンポが一定すぎる
早すぎる
遅すぎる

・抑揚
不自然
芝居がかっている


こんな感じですかね。
癒やされなそう!!(笑)

 

また、今回の話は癒やしなので、
イケボだったら良いってわけでもないです。

例えば私の声とかだと

音量デカ目で声に芯があって、
輪郭がくっきりはっきりしていて
割とテンポも速めで
抑揚もかなりついているので、

あんまり癒やし効果はないと思います(笑)

ってことを踏まえた上で
癒やし声が持っている
要素としてはどんなものが
あるんでしょうか??

まずは上にある
『癒やされないボイス』を
ひっくり返した感じにするのは
有効そうですが、、、


癒やされる声が持つ特徴

・音量
 大きすぎない
 集中力が高まる音量(少し小さめで意識して聞くレベル)

・音質
 どちらかというと息混じりの声

・リズム
 ゆっくり・ゆったりしている
 波のような一定のリズムがある
 かつ揺らぎもある

・音程
 けっこう低めのほうが落ち着くかな
 抑揚は自然な感じで強調はしない


こんな感じですかね〜。

もちろん細かい調整は必要ですし、
挙げてない要素や
言葉にできない部分の要素もあります。

 

 

で!

ここまでだと
まぁ『声そのもの』って話ってだけですが、
仮に上に挙げたような

『癒やされそうな声』

の要素を満たしていたとしても
なんか癒やされる気がしない…
っていう声もあると思うんです。

それは一体なぜなのか?

これがふみのさんとの対談のテーマにもなっている
『聞こえない音の世界』の話なんですね。

実際に上に挙げたような
声の出し方は有効だと思うのですが、
次のような要素が入ってないと
マジで薄っぺらくなったり、
違和感が出てきたり
むしろ不快感が生じたりします。

それは何かというと

・シンクロ(同調同期)
・共感覚(五感+感情)
・ミラーニューロンの働き

という現象です。

 

質問してくれたKさんは
もちろん声も素晴らしいのですが、
こういう『声以外の要素』を
身につけているんですよね。

▲彼女の声からは『青』の波動を感じるんですが、、、(なんとなく)

 

だからこそ
レッスンの参加者さんから
『癒やされました』
ってめっちゃ言われるんだと思います。

シンクロ、共感覚、ミラーニューロン
ってのはめちゃくちゃ重要で、
歌い手として

『感動を生み出す』

みたいなことをしたのであれば
絶対に磨いておきたい感覚です。

 

そして、これは特定の天才だけが
持つ感覚というわけではありません。

もちろん得意な人もいますし、
不得意な人もいますが、
誰もが身につけられる感覚です。

今年度深めていきたい
『心の声の話』は
これらの感覚と超密接に関係してます。

これは、
単に歌が上手くなるとか
そういう次元の話ではなく、

声に人生が宿り、
歌うことが生きることになっていくような。

心の底からの喜びを
自分とも大切な誰かとも分かち合えるような。

そんな瞬間を生み出す
きっかけにもなっていくんです。

マジで超楽しいというか、
『ヤバい!!!!!!!!』
って感じなので(笑)
そんな感覚をぜひぜひ伝えていきたいし、
私自身がみんなとその瞬間を
分かち合いたいなって思っています。

超楽しみだ!

 

 

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