声のメカニズムを理解して変わったこと

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土日は、
これまで色々と深く関わってきた方とシェア会をしていました。

 

お一人はKYOMEI PROJECTにも参加した熊本から参加した男性のKさんです。

 

彼はまったくの初心者だったにも関わらず、素晴らしい歌をうたってくれまして、
しかもなんとも言えず、心に響いてきたのですね。

それは参加者全員が感じていることで訳も分からず涙が流れる、
というようなことが何回もあったんですよね。

 

 

もともとKさんは高音の出し方がサッパリ分からず
歌うってなんか色々必要そうで、なんか難しそう・・・。

そんな風に思っていたそうです。

 

『得体の知れない感じがしていた・・・』
『分からないことが多すぎる・・・』
『今までやったことない世界で不安・・・』

そう言ってました。

 

そんな中でKさんの声が変わったきっかけは

『声のメカニズムの理論的な理解』

だったそうです。

 

 

地声の鳴らし方とは?

裏声の仕組みとは?

音程はどうやって変えているのか?

なぜ高音が出ないのか?

どうやったら出せるようになるのか?

心と体はどうつながっているのか・・・??

 

 

数々の質問に答えていったのですが、
こうやって

 

『理論的に納得する』

 

ことが声の進化のキッカケになる人はいます。

 

とりあえずやってみて
試行錯誤、軌道修正しながら体得していく方もいます。

 

しかし、私もそうなのですが、
メカニズムを理解することで脳内イメージが鮮明になり、
身体の動きとしてフィードバックできる・・・。

そういうタイプです。

 

メリットとしては
体得できた場合はスランプに陥りづらいことですね。

 

ステップバイステップで理論的に理解できているので、
スランプに陥ってもすぐに復調できます。

 

ただし、デメリットとしては
理解納得にエネルギーを使いすぎて、結局体得できなかったり、

ついつい『これは正しいのか?』という
善悪正誤損得で考えすぎてしまい、行動がおろそかになりがちなところです。

 

 

 

Kさんは、
声を聴きながら、顔を見ながら、、、と
リアルでのレッスンだったので、そこのバランスが取れていたと思います。

理論をやったら即実践。

これの繰り返しはやはり強力ですね~。

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