今日は発声の超基礎である脱力発声についてです。
キープラスワンはもちろんのこと、
それを更に進化させたのが超脱力発声法である『ベルヌーイ発声法』です。
で、それの根幹になっているのが
『ため息』
です。
これ、クッソしつこいほど登場していますが、
それだけ大事って認識なのです。
私はレッスンする時は必ずこの『ため息』が上手くできるかどうかは
チェックさせてもらってます。
『はい、息吸って~』
『はい、力抜いて~』
これだけで力んでいるかどうかがほぼ分かります。
息を吸うときにはどこかしらの筋肉を使っています。
なので、たくさん息を吸うときは筋肉に力が入っています。
そこからパッと抜けるかどうか?
これ、超~~~~~~~~大事なのですね。
『えー、でもそんなに力むってほどでもないんだけどなぁ・・・』
そう、確かにそうなんです。
ほんのちょっとの差なのです。
けど、この
『たった1回のため息』
※声無し、息だけ
だけだったらそうなのですが、やっぱ歌うわけじゃないですか。
歌うってスゲー色んな筋肉を使うし、筋力の強さだけでなく、コントロールもしてます。
例えば分度器とかで1°だけズレたとします。
ほんの10センチとかだったらそんな差はでないですよね。
けど、100メートル、200メートル、500メートル、1キロ・・・
こんだけ伸びたらズレッズレになりますよね。
これと同じ感じで、ほんのちょっとの力みが
歌い続けているとまぁ~~~~大きな差になっちゃうんですよね。
だから『ため息』は大事なのです。
ただし、いったん出来てしまったら、
100発100中で出来るようになったらそれはもう終了です。
自転車に乗れるようになったら一生感覚は忘れない。
久々に乗っても、ちゃんと乗れる。
こんな感じで、一生そこで悩むことは無くなります。
そのうち、
『あれ?なんで出来なかったんだっけ?』
となるはずです。
なので、一時期だけでも
『徹底的に基礎練をする』
ってことはホントにホントにライオン・・・じゃねぇ(分かるのか?笑)
未来への先行投資ってわけです。
しかも別にそんなに難しいわけじゃなくて、
早い人で5~10分、時間かかる人でも1~2時間でだいたいマスターできますし!
ホンットこういう超絶地味練って面白いですよ。
それを端的に突き詰めた体験を紹介しているのがコチラの記事です。
めっちゃオモロイっす。
声そのものの進化を超加速するのは
いつだってクッソ地味な練習。
『でも、それってツマラナイんでしょう?』
いや、これが、面白いのよ(笑)
だんだん分かってくるとね。
『分かる・・・分かるぞ・・・!!!』(ムスカ風)
みたいに違いの分かる男に・・・!!
なお、ムスカ大佐はラストにバルスくらいますが、
私らは基礎を極めてくると声そのものが光り輝いてきて
『俺がバルスになる・・・!!』
・・・などと意味不明な発言をするようになるかもしれません。
えーーーー・・・。
ジミレンダイジデスヨ・・・( ゚д゚ )
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