【音声回答】1ヶ月に1回起きる声の謎現象・・・

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約5分

さて、今日は発声の質問が来ているのでそれに答えていきましょう。

 

ちょっと長いですがまるっと引用しますね。

川澄さんからです。

 

初めてメールをさせていただきます。
東京在住の33歳の川澄と申します。

2ヶ月前に発声についてインターネットを調べていたところ、
コウタロー先生のサイトにたどり着きました。

その中で特に印象に残り参考にさせていただいたことが、
地声のように歌うということです。
youtubeなどで紹介されているように練習してみたところ、
今まで悩んでいたことが嘘のように、解決しました。

今までは、中音域あたりから声が出しづらくなっていき、
高音は、かなり聞きづらい声になっていました。

しかし、地声を意識して歌うと、高い音域でも喋っているような感覚で歌え、
会話しているような感覚にまでなることができました。

コウタロー先生のおかげです。
本当にありがとうございます。

 

そこで、質問です。
これは、歌を上手くなりたいと思い練習し始めて15年くらい経つのですが、
今でも起こることで、ずっと疑問に思って来て
自分だけなのかなとも思ったことなのですが、、、

 

歌っていて、抜けた声を出してしまった後や、
裏声と地声が混ざったよう声を出した後、
中音域(ファ~ソ)あたりが連続して出る曲を歌った後、、

その後、別の歌を歌おうとすると、声に違和感があり、どう頑張っても
中から高音域あたりがキンキンした声になってしまうのです。

表現しづらく申し訳ないのですが、声帯が閉まらないというか、薄い声になり、
その中にキンキンした音が混ざっているという感じです。

これは、地声歌唱をしていてもなる時があります。
(これは、私ができていると思ってできていないだけなのかもしれません)。

今までも調子の良い時もありその時は、今ほどではないですが、
楽に声が出ることもありましたが、

特に上記のようなことをした後は、いくら頑張っても数日長い時は、
2週間以上立たないと元には戻りませんでした。

実は、今もそうで、メールをするに至りました。
この現象は、割と頻繁に1ヶ月に1回位くらい起こります。

 

質問は、
これは、ただ単に地声歌唱ができていないからなのでしょうか。
声帯が傷ついたからなのでしょうか。
自分の思い込みなのでしょうか。
このような時は、どうすれば良いのでしょうか。
コウタロー先生は、こういうご経験ありますか?

ご多用かと思います。もしご教授いただけたら幸いです。

 

さて、文字で説明すると実にややこしい感じになってしまうのが
こういう発声の話です。

なかなか自分の感覚を言語化するというのは難しいのですが、
川澄さんの文章からは『伝えよう』という意気込みが強く感じられます。

 

ということで、少しまとめましょう。

 

ポイントは次の2点ですね~。

 

1.
声帯が閉まらないというか、薄い声になり、
その中にキンキンした音が混ざっているという感じ

2.
いくら頑張っても数日長い時は、
2週間以上立たないと元には戻りませんでした

 

では、いきます!

ただ、実際に聞いてないので推測にはなりますよ~。

 

 

まずシンプルに行きましょう。

1は単純に言えば

・声門閉鎖ができてない
・共鳴腔が狭まっている

ってことですね。

 

で、2は

・筋肉が疲労してる
・疲労が抜けるのに2週間かかった

ということです。

 

 

・・・で、さらに詳細に書いていくこともできますが、クソ長くなりますし、

かといってシンプルにまとめすぎるとそれはそれで分からんので、
音声に録りました。

こちらからどうぞー。

 

 

 

今度の土曜日に開催する
『ジブンゴエオンラインセミナー』
ですが、こういう話もします。

 

『ジブンゴエ』には有音と無音の声があるのです。

 

有音とは実際に聞こえる声。
無音とは想いなど聞こえない心の声。

 

この2つは密接に関わっているのです。

 

川澄さんの話もそうですが、
これは単に発声法だけの話ではありません。

 

もちろんそうも語れますが、激しく効率悪いです。

 

だって脱力法の練習とかもそれはそれは色々ありますが、
そもそも

 

『思い込みで力んでる』

 

って人が多いのです。

 

そして、

 

『力んでいることに気づいてない』

って場合もめっちゃ多いです。
思い込み、無意識だから気づかない。

 

そういう状態で練習だけやっていても成果につながりづらいです。

 

逆に

『あーーーーーーこんなんでいいの~~~???』

って肩の力が抜けたら速攻悩み消えるとかざら。

 

 

本当に声には色んな情報が詰まっています。

 

『ジブンゴエ』を目覚めさせること、磨き輝かせること。

これ自体が本当に素晴らしいことなのです。

 

 

これが自分だ!
これが私の声だ!

 

そういう確信と安心感を持って歌えることの
何と喜ばしいことか。

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