カッコ付けるしかないような有り様で

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約6分

明日からKYOMEI PROJECTの
合宿です。


参加メンバーはこの2日間で
自分の分身とも言える一曲を響かせるために
自分と対話していきます。


声のこと、もちろんやります。


でも、最も大事なこと。

 


それは『』です。

 


燃えてみろ!
燃やし尽くしてみろ!
灰になってみろ!

 


上手いとか下手とかの技術を、
上手く見せたい、
失敗したくないという自分のエゴを、


すべてなげうって!

 


その先でこそ見える世界がある。
そこ行こう。

 

 


ちょうどこんなメッセージが届いています。
芝野さんからです。


昨日のメルマガで


『喋り声で歌いたいが、そもそも話していると喉が痛い。
 まずは話し声を改善するべきでしょうか?』


キープラスワンを実践した上で
このメッセージをくれたのです。


私はそのメッセージに対して
この動画を撮り、応えました。

 


▼『喉が痛くなる』それってホントに発声のせい?

 

 

そして、今日改めて届いた
メッセージがこちらです。

 

 

コウタローさん、おはようございます。


昨日は気づきの多い一日でした。


まず、常に自分の感情を抑えて過ごしていたことに気づきました。
ちょっとした会話でもほんのすこしだけ感情を込めて発言したり、
リアクションしたりと、外して、外してと考えてました。


そしたらお客さんの反応が生き生きとしてきました。
あれ?この人こんな明るかったっけ?
こんな反応する人だったかなって驚きました。


普段から抑えてたから自分の発言や
リアクション自体が抜け殻みたいになってたようです。
自分のまわりの世界が暗いのではなく、
自分が暗くしてただけでした。


あと、芝野が歌って投稿した歌に初めてこんなコメントをもらいました。


「たかさぁぁん、お久しぶりです!
このpostに共感したってのもあるのですが歌声がなんだか切なくて、
ついついうるっとしてしまいました(笑)
向こうはどうだか知りませんけど、私はやはり時々思い出してしまいますね。
心に染みるpostをありがとうございます!」


バリーマニロウのEven Nowを歌って投稿したものにコメをもらえました。
今まで歌を聴いてくれた人からこの種のリアクションはありませんでした。
歌そのもののレベルは全然ですが、
実体験を思い出しながら全力で歌ったつもりです。
音程もピッチもテンポもめちゃくちゃですが自分の中の想いのままに歌いました。
ちゃんと聴いてくれた人の心に届いたってわかって、めっちゃ嬉しくなりました。


メルマガを受講して何が変わったか。


高音でずっと歌わなきゃってのはあまり考えなくなりました。
それよりも歌が想いとつながっているかを意識するようになりました


もっとリアルに感じられるような歌を届けたい。
聴いてくれた人の心にちゃんと届けたい。


可能性はあると考えるようになりました。
自分の歌っている声が前より好きになりました。
話し声はまだまだですが。


感情が麻痺して鈍ってるって気づきました。
全力でやっても周りからみたらわからない程度かもしれないけど、
感情を表に出していこうと思います。


自分の歌声でうるっときた人が現実にいたことが嬉しいです。
たとえ一瞬だったかもしれないけど
そんな風に心に触れることができたっていうのを
もっと増やしていきたいです。


あと、質問への回答動画もありがとうございました。
これから少しずつ自分の感情を取り戻して行きたいです。
そしてリアルな歌で一緒に泣いたり笑ったりしたいです。


これからも歌ってSoundCloud にアップ続けていきます。
受講前ならいつか楽曲を付けてとか考えてましたが、
今では逆に楽曲はなしで、生の声にこだわって届けたいです。
詩吟がいいと感じてます。


(中略)


受講してわかったことがあります。芝野の歌は
「マジで歌って聴いてくれた人に感動してもらいたい。
インスパイアしたい」
って宣言する事、これができたら
本当の意味でスタートラインに立てるのだと思います。


だから本当に必要なのはスキルの練習ではなくて
「歌いたい」って宣言する勇気です。


何をそんな簡単な事ってなりますが、
芝野にとってはこれが超えられない壁になってるんです。
だから超えていきたいです。


それでは、繰り返しばかりになってしまうので、この辺で。


自分と闘ってきます。


歌を声を解放できるように。


また報告します!

 

 

 

最初は怖いんです。
それは誰でもそう。

 


けど。
だからこそ。

 


その一歩が尊い

 

 


私が尊敬するアーティストのKOKIAさんに
こんな曲があります。

 

 


▼『本当の音』

 

 

この曲の中で
KOKIAさんはこう訴えています。

 

 

 

カッコ付けるしかないような有り様で
それでも このまま錆び付くよりはいい
本当の音を聴かせてほしいの
じゃないと この世界は・・・
何もかもが絵空事のよう
心に響く 必死なものを見せて
現実と夢の狭間で必死に
立っていようとした

 

 

 

 

自分の本当の音とは何だ?
分からない・・・!
けど、いま、何かが違う・・・!!

 


この曲を書いたときのKOKIAさんは
まさにこんな状況だったのでしょう。


私は深い魂の叫びをこの曲から感じました

 


自分の原点とは何か?
自分の心から、魂が求めていることとは何か?

 


それはたやすく実現できるようなことではない。
本当にその道を歩んでいこうと決めたなら、
そこは決して楽な道じゃない。

思った通りに進むなんてことない。
上手くいかないことばっかりだ。

 


けど、それでも・・・!!

 


なにもしないで、
踏み出した一歩が間違うことを恐れ、
そのまま錆び付いていく・・・。

 


そんなのはごめんだ。

 

 


自分の弱さや
ふがいなさに打ちのめされたとしても。

 


いくら抑えていても、
いくら見ないふりをしても、
本当の音は、その響きの灯は消えない。

 

 


心を燃やせ!

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