ドイツ人が歌詞を聞き取れるベートーヴェン第九のための発音講座単語編

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約2分

第九は燃える!!

とりあえず声を出して何だか分からないけど盛り上がってヤッホー!!

最後のシンバルがシャンシャンシャンシャン!!
チャラララララ チャラララララ チャチャチャチャ チャン!!

ブラボー!!ふぅ、満足!!

そんなふうに第九の懐の深さを楽しむのもアリ!!

でも・・・

ある先生に言われたことが未だに耳に焼き付いています。

「音楽は言葉に従属するんだよ」

当時の私は「えっ?」と思いました。
だって第九、うたうだけで精一杯だったのですから。

そして先生がうたった第九のワンフレーズに雷を受けたような衝撃がっ!!

そこには単語のカンペキな発音があり、
フレーズごとの起伏の鮮やかさがあり、
そして意味を細やかに情感豊かに表現する・・・

そんな第九の姿がありました。
いままで聴いていた第九とまったくの別物でした。

ここまで印象が変わるのか・・・

ベートーヴェンが選んだシラーの詩。
3楽章までの音楽を「おお、友よ!この調べではない!!」と
一度白紙にもどすという驚きの構成。

この世界観を表現するためにも一度

コトバ

という原点に立ち返ってみることが大切なのではないかと思い、
自分自身が第九をうたうに先立って発音を改めて見なおしてみました。

今回は単語編ということで、ひとつひとつの単語の発音方法について説明しています。

今後、具体的にフレーズでどうやって読むのか、などもアップしていく予定です。

第九をうたうみなさんのお役に立てれば幸いです。

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