共鳴の科学

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約3分

今日はオモシロ実験動画を公開!
さっそくこれ!

 

 

骨伝導スピーカーってのをご存じでしょうか?

スピーカー自体がぶるぶる震えて骨に振動を伝えてくるやつです。

通常私たちは音を聞くときは空気の振動を耳の奥の鼓膜でキャッチしています。

 

鼓膜→ツチ骨→キヌタ骨→アブミ骨→渦巻き管→繊毛→電気信号→神経→脳

確かこんな感じの経路だったと思いますが、
けっこう色んなトコを経由してるんですよね〜。

 

まぁ、それはともかく(笑)

 

この骨伝導スピーカーは「docodemo Speaker」ってヤツで、
実際に販売されてます。

 

こちらのプロモーション動画が実に分かりやすいって感じですね。

 

 

ただし!!

このPVは若干盛ってますね(笑)
こんなに音でっかくならないよーーーー(笑)

 

けど、まぁ、けっこうオモシロいです。
ぶっちゃけもう一個買おうかと思ったくらいですし。

 

で、じゃあなんでこんなに音が変わるの〜〜〜〜??

ってのの秘密が『共鳴』なのです。

 

これがオモシロくてね〜。

 

人の声がめっちゃバリエーションあって、
すっごい違う響きになっているのはこの共鳴のせいなのです。

 

実はすべての音は周波数の合成です。

シンセサイザーとかの電子楽器とかで
ピアノやバイオリンの音が出るのって不思議なようですが、
あれも周波数の組み合わせなのです。

どこの周波数が強調されているのか?
どこの周波数が弱いのか?
どれくらいの周波数の組み合わせなのか?

 

これですべての音質が決まるのです。

 

色んな声質を出し分けるためには声帯を鍛えるべし

 

って思っている人も多いのですが、これは間違っていて、
ほとんどは共鳴空間操作のたまものなのです。

 

 

共鳴空間ってのは主に

・喉
・口
・鼻腔

の3つですね。

 

コロッケさんとかモノマネが上手い人は
この

共鳴空間操作

がやたらと上手いってワケです。

 

こいつらの形がぐねぐねと変わったり、
筋肉の力の入れ具合を調整することで共鳴を変化させ、
音の周波数を操作しているんですね。

 

これを可能にしているのが脱力。

 

私は昔は超力んでいたので、
ひとつの声質しか出すことが出来なかったし、
しかも出せる声質自体がカタいって感じでした。

 

そっから脱力トレーニングをめちゃめちゃやっていって、
自分の声の土台をつくっていったら
自然とモノマネも前よりは上手くなりました。

 

『自分の声』っていう土台があった上で
いろんな声質出せるのもけっこうオモシロいんですよね。

 

ってことで、骨伝導スピーカーで遊んでみたって感じです。

 

 

脱力を極めていくと誰でも多彩な声を出すことが容易になっていきますよ〜。

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