潜在意識は倍々ゲーム

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約5分

コウタローです。

今日は雪でした。
40センチです。
車は埋没。
子供たちは休校でした。

私は現在は自宅での仕事にシフトしていて、
かつ自由も割ときくので
午後は近くのデカい公園に行き
今季初の雪遊びをしてきました。

▼誰もいませんでした(アタリマエか笑)
コウタローのフェイスブックタイムラインです

雪は好きですね。
しんしんと降る雪の中に
たたずんだことはありますか?

圧倒的孤独感と一体感。
そして、圧倒的な空気の密度。
音はないのに、音に満ちている感覚。

最高の演奏をした後の
拍手の前の余韻に
すごく似ている。
そう思います。

昨日のメルマガで、
「悩み苦しんだことが才能につながる」
というお話をいたしました。

質問者さんから返事をいただきましたので、
一部抜粋でシェアさせていただきます。

■□■□

おはようございます。
お返事、有難うございます。
お返事を読ませて頂き、コウタローさんに質問させて頂いて本当に良かったと思いました。
有難うございます。

トラウマといっても、小学生の時、歌のテストで思いっきり歌を歌ったらクラスの皆に笑われた、たったその一回だけです。
その当時の事はあんまり思い出せないのですが、皆に笑われるという経験を初めてしたからだと思いますが
子どもの時の自分にとってはそのショックが大きすぎたからかもしれませんが、多分ぼ~っとした感じになってたと思います。
麻痺してしまった感じでしょうか。

そして現在、ボイトレ を始めて回数を重ねるごとに、音に対しての恐怖がどんどん大きくなっている感じです。
音を一回外すごとに、どんどん焦りが出てきて、声が震えたり、急に弱弱しい声になったりしながら、体が段々と硬くなっていくのがわかります。
実際、「もっと力を抜いて」と言われる回数が少しずつ多くなっていきました。
そして、声がかなり出にくくなった時は、喉に指を突っ込んで無理やり吐き出すような感じで発声したりもします。

昨日もレッスンがあり、時間は45分ですが、いつもクタクタです。
そして、昨日は少し泣きそうになりました。

それでも、私もコウタローさんと同じように歌を歌う事が大好きです。
現在私は38歳 ですが、音楽が、歌を歌う事が自分にとってどれだけ大きな意味を持つのか、
《歌を歌う事》それが自分の人生なんだと、大袈裟に聞こえるかもしれませんが、
40代を迎える今になって、心からそのように思えるようになりました。

■□■□

「潜在意識は倍々ゲーム」という
話をご存じでしょうか?

お返事の中に「たった一回」とありました。
そう「たった一回」です。

でも事実は違います。

潜在意識にすり込まれた記憶は
増えるのです。

1⇒2⇒4⇒8⇒16⇒32⇒64⇒128...

これを30年も続けていたら
どうなるでしょうか??

たった一回の出来事は
凄まじい重み、厚みとなって
強烈に存在感を主張してきます。

しかも潜在意識には
善も悪もありません。
とにかく増えます。

黄色い豚を想像しないで下さい。

これ、想像しないで済む人が
居るとしたら単に言葉が
通じない人だと思います。

どうやっても無理です。

質問者さんは
声を出そうとすることと
恐怖のトリガーが
完全にリンクしてしまっているのです。

声を出そうとした瞬間、
それまでの失敗した記憶や
それこそ小学校時代の笑われた記憶が
一斉に発火してしまう。

網の目のように
強固な回路が完成している。
それこそ、一つエピソードが増えると
それまでのすべての出来事とリンクし、
文字通り倍にネットワークが密になります。

これはある意味オソロシイですが、
ある意味シンプルとも言えます。

だからこそ、質問者さんが
それでもなお歌い続けることを
選択できること。

これはすごいエネルギーの証明
だと思います。

私もこういう状態に陥りましたが、
この時はあえて一度
『歌から完全に離れて、声と向き合う』
ことを選択しました。

スピリチュアル的なことも
かなり学んでいて、
ヨガや気功やユングとか
座禅とか内観とかイロイロありました。

ただ、私はやはり『声』への関心が高かったので、
声によるアプローチが合っていたようですね。

諦めずに取り組んでいれば
どこかのタイミングで必ず
チャンスが来ます。

すべての人が人生の主人公である。

そういうことを
昨日も書いたのですが、
必ずチャンスは来ます。
なんと言っても主人公ですからね!

しかも、それだけ悩み苦しんだことは
仮に一旦

別の道に進んだとしても、
もしかしたら歌そのものではないかもしれないけど、

必ずどこかのタイミングで
舞い戻ってくるものです。

ホント、オモシロいですよね。

先日から開始している
『Be姿勢オンラインスクール』の
参加メンバーからもこんな
メッセージをいただきました。

■□■□

私もかなり感情を抑圧して生きてきたので、「何を考えているかわからない」とよく言われました。
よかれと思って我慢していたのですが、それはまったく逆だったのだと気づき、その殻が一つ取れるごとに
声が出るようになったという実感は持っています。
そしてまた、人前で歌ったり(話すこともする予定です)できるように なったことは、新しい人生を歩んでいるような感じです。
そんな時 コウタローさんに出会えて、ますます変わっていけると自分で自分のことが楽しみです。
今後ともよろしくお願いいたします。

■□■□

感情解放は声を進化させる。

感情解放は追求したいテーマの一つだと思っています。
それは『音楽の本質の一つ』だからです。

突き詰めれば、
歌うことに理由なんて無いのかもしれません。

歌いたいから歌う。
楽しいから歌う。
つーか、歌ってたらおもろくなってた(笑)

子供たちを日々見ていて
そんなシンプルなことに
気づかされることは多いです。

自分の心のままに
想いを声に乗せて歌い、
感動を分かち合える世界。

その世界へ到達する道は必ずあります。
私もあなたとともに
一緒に成長して行ければと思っています。

それではまた!

コウタロー

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