超簡単なやつでも『100発100中』にすると確変する

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ここんところめっちゃ『キテんなー』ってのが
実はビブラートだったりします。

 

例えばいまオンラインレッスンしている人や
今日静岡からレッスン受講に来てくれた人などと
ビブラートマスターのための練習をしているのですが、、、

 

めちゃめちゃ良い声になるんですよね。

 

ビブラートっていうと
なんか技術っぽいというか
『そんなの別に(゚⊿゚)イラネ』
みたいに思う人もいるかもしれませんが、
ビブラートってのは単なる技術ではないです。

 

ていうか、単なる技術スキルだけだったら
私はそんなに推さないです。

 

そうじゃなくて、
ビブラートってのは

『声に命を吹き込む技術』

なのです。

 


もう少し分かりやすいメリットを挙げると

 

・声量アップ
・音域広がる
・声が枯れなくなる
・音程が安定する
・声に感情を込められるようになる
・表現の幅が広がる

 

ってな感じで、
正直身に付けない理由が無いスキルです。

 

 

で、

 

私は昔すごーく勘違いしていたのですが、
ビブラートは別に難しいスキルじゃねぇっていうことです。


確かに私自身はビブラートが身についた!
とある程度言えるようになるまでに
たぶん15年くらいかかったと思います。

 

理由は喉が硬かったとか
呼吸法がうまく出来てなかったとか
その他力んでいたとか色々挙げられますが、
一番の理由は『やり方』を知らなかったことです。

 

ビブラート習得のための基礎部分は
たぶん2時間くらいあればだいたいできます。

 

で、後は自主練でかなりレベルアップできます。

10年→2時間。
これはだいぶショートカットできそうです。

 

 

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▼どうやる?
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じゃあ、やったろーじゃん?
ビブラートってやつをよ?

 

って思った場合に何から取り組めば良いかといえば、
1にも2にも真っ先にやるべきことがあります。


ビブラートにはいくつか種類があります。

 

1.音程が上下するピッチビブラート
2.呼気が増減するブレスビブラート
3.揺れがないノンビブラート
4.声質が変化するトーンビブラート

 

自分の心のままに歌いたい場合には
この4つの方法を使えることは
表現の幅をめちゃくちゃ広げてくれるのですが、
そのための超基礎土台スキルがあります。

 

それが『フォームの安定』なのです。

 


『フォームの安定』の重要性については
ちょっと認識を10割増ししたほうが良いくらいです。

 

例えば今日のレッスンでも
何回も何回もやったのがため息声です。

 

私のメルマガの最初の講座は
『キープラスワン』という脱力発声の講座でしたが、
あそこでも『ため息声』の話をしています。

 

『基礎であり奥義でもある』と銘打った講座、
ヤバいロングトーンでも最初はため息声からです。

 

いままで作った講座の最初は
だいたいため息声から始まっています。

そのくらい重要ってことなんです。

 

 

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▼100発100中の重要性
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で、今日のレッスンでもやっていましたが、
例えば

 

ため息声で『はーーーーーー』と
2秒くらい伸ばすのを3回繰り返す

 

練習だったとしましょう。

 

そうするとチェックポイント
いくつかあります。


・息を吐くときに脱力呼気で吐けているか?
・声が出る前に息の流れがあるか?
・発声中は息混じりの声になっているか?
・声の終わりは息に戻っているか?
・発声中に音質が変わっていないか?
・発声中に唇や舌や顎や首が動いていないか?
・3回ともまったく同じ音質音量音程で再現できているか?
・1回ごとでフォームを崩していないか?


…その他いろいろありますが、とりあえずこのくらいで。


で、色々書いているのですが、
一つ一つは別にそんなに難しくないんですよ。
ため息声は発声の一番簡単なスキルなので。

 

だけどほんのちょっと、
わずかにブレが存在している
っていう人がとても多いです。

 

ですが、
この僅かなブレが積み重なると
めちゃめちゃデカイブレになってしまうんですね。

 


現に『この人は上手いなー』って感じる人に
ため息声をやってもらうとこともなげに成功します。

『え?で、これが何?』
っていう感じで、出来て当然なんです。


なんですが、
『あ、もう少しで上手くなれそう…!!』
っていう感じの人は
今までの経験上、ため息声のどこかのプロセスで
ほんのちょっぴり癖が出ている人がほとんどです。


で、

 

歌ったときには
そのため息声で引っかかってた
発声的な癖がネックになってたりします。

 

歌うと声の土台の僅かな歪みが増幅されてしまうので、
それが躓く原因になったりするんです。

 

だから、

 

ため息声くらいなら
100発100中で完璧に出来る

 

っていうのは意外かもしれませんが、
めちゃくちゃ大事なことなんです。

 


で、

 

これが出来ているなら
正直ビブラートを体得するのは
難しいことではなくなります。

 

だから2時間くらいでビブラートのレッスンするなら
100分くらいはフォームキープの練習で、
ラストの20分くらいで一気に進化する
っていう感じになることが多いです。


フォームキープの練習を徹底的にやるのは
めちゃくちゃオススメですよー。

 

今まで努力してきたけど
いまいち結果につながらなかった練習が
イキナリ開花したりするので、
マジで侮れません…!!

 

 

 

ということで、
ビブラートについては
マジで使えるスキルですので、
これからガッツリ身につけてもらえるような
講座を作っていこうと思っています。

 

『自分の声が出すぎてビビる』
という経験ができるとサイコーにハイですよ!(笑)

 

 

 


ということで、今日はここまで!

 

 

 


ありがとうございましたー!

 

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