えっ、そんな声出せるようになったの?【ビフォーアフター】

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約8分

こんにちは、コウタローです。


ヤバいロングトーンという
ロングトーンだけを80日かけて実践するという
だいぶんマニアックなのだけど、
『上手い人が声を出すときの感覚』
について学べる講座があります。

(講座のご案内は無料メルマガ内でのみしております)

 

で、

そいつを受講してくれたMさんから
メッセージとビフォーアフターが届いたのですが、、、
めっちゃびっくりしました。

 

えっ、そんな声出せるようになったの?!って。

 

いちおう正確にお伝えしておくと
同じ日に録音したものってことですので、
ビフォーは前の歌い方で歌ったもので、
アフターは新しくできるようになった歌い方です。

 

私は以前の声を知っているのですが、
うまくエミュレート出来ていると思います。

 


ロングトーンでいろいろ変化して、
結果どうなったかを録音してみました!
前の響かせ方と、 今回ロングトーンで
できるようになった響かせ方の2つ送ります!
よかったら聞いてください!

 

▼ヤバロンビフォー(前の響かせ方)
https://hanekoh.com/coda/wp-content/uploads/2021/01/minami-before.mp3

▼ヤバロンアフター(新たに使えるようになった音色)
https://hanekoh.com/coda/wp-content/uploads/2021/01/minami-after.mp3

 

前は、可愛い歌声っていうのが
私の中では大事だったんです!笑
でも生命力みたいなのがなかった笑

 

ロングトーンでは、
地声が少しずつ出るようになったのと、
可愛い声どうでもいいや、
自分が気持ちよければどんな音色でもいいや、
って思ってとにかく、
気持ちよく響かせることだけに集中してました。

 

そしたら気持ちよく歌えるようになりました〜!笑

 

そして聞いてみると前より生命力があるし、
なんか世界に向かって心をひらけてるような感じがします。

 

そして前の声も出そうとすれば
いまも普通に出せるっていうのも面白いですね〜!

 

上書き保存されると思ってたのに、
別名で保存されてる、みたいな笑

 


なんで
可愛い声どうでもいいやー
って思えたんだろ?
って考えたら
やっぱ毎日2、3分のコウタローさんの動画みて、
メルマガ読んで、その中で少しずつ
コウタローさんの思考の場がインストールされてたんだと思います。

 

あと、コウタローさんの声の
なにも飾ってない感じ。
それがすごい良いって思ったからだなって。
そうじゃなかったら、
大事にしてきた飾りを捨てようなんて
思えなかったです!ww


 

ていうか、、、
えっ、スゴっ!

 

アフターみたいな声、
前はそういう声出そうと思っても出せなかったよね?

 

えー、いいじゃんいいじゃん。


これこれこれよ!
こういう根本的な成果が出たらいいなって思ってた!

 

それからもう一つ。
超超超重要なポイントがこれ。

 

Mさんとは個人レッスンしてないし、
フィードバックもしてない。

 

完っ全自分だけで講座を実践していって
勝手に成果を出していった。

 

自習進化!
これ最強!

 

私、基本的には
『自分が自分のボイストレーナーになるべし』

というのがあります。

 

つまりは、

どうやったら自主練でうまくなれるのか?
を自分で考えられるってのがあるんですが、
こういうのは実に嬉しいなぁ。

 

 

そんで、Mさんの発声の進化として
もっとも大きな変化だなって感じたのは、

 

前の声も出そうとすれば
いまも普通に出せる

 

ってところで、これは

ヤバいロングトーンでぜひとも体得したい
めっちゃ重要な技術の一つで

『フォームの安定』

ってやつがあるのですが、
これが出来るようになってることです。

 

あ、もちろん今回のビフォーの音源ってのは
すでにフォーム安定感覚があった上での録音なのですが、
以前の声も知っている私としては
ぜんぜん違うってことがよくわかります。

 

一言で言えば『簡単そうに聞こえる』ってやつですね。

 

簡単そう〜、私にもできそう〜♪

って思ってもらえるには
かなり余裕がないとだめなので、
フォームの安定度は相当レベルアップしたと思います。

 

『声の別名保存』って表現も面白いですが重要。
要はローディングすれば
いつでもその声の出し方ができるってこと。

 

こういうのは
『フォームが安定している感覚』
が腑に落ちてないと上手く出来ないんです。

 

いやー、いいですね。
おめでとうございます!

 

 


で、

結局のところ、、、

『やり方』ってのは色々あるんですが、
上手くいく人は何やっても上手くいくし、
上手く行かない人はどうしてもなかなか上手くいかないんです。

 

なぜかというと
『やり方』ではなくて、
『どういう感覚でやるか?』
が超重要だからです。

 

 

ぶっちゃけ声なんてのは
上手い人が言うように簡単に出るんですよね。
上手い人の感覚では(←)

 

『息を流せば声は出るじゃん』

『何もしなくていい』

『真似すればいいんだよ』


『ここをグッとやればガッと出るよ!』


『背中に息を回せば良いんだ』


▲『かぐや様は告らせたい』から藤原書紀…アニメもいいよね…

 

 

わ、分からねェーーーー?!!( ゚д゚)

 

い、いや、分かるのだ!
出来るようになった今なら…
『あーあー確かにね?!』
って分かる。

 

そういう意味においては概ね正しいと言える。

 

だが、、、そんなこと言われてもさぁ

 

▲ジョジョ4部の仗助も言ってる

 

 

これなのよね。。。

 

それだけだと無理なんだよ、、、普通に無理。
出来るわけがない。。。

 

いや、出来ないのは現時点での話であって、
将来的には出来ないことはないかもだけど
5年とか10年とか15年とか下手すると20年かかるぞ…。
そのまえに挫折するわ、普通。

 

上手い人が言う『一言アドバイス』には
背後にものすごい情報量が入っていて、
言葉になっていない無言の前提技術ってのが
有り余るほどあります。

 

だから
『出来るようになったらその感覚が正しいって分かるけど、
 出来ないうちは分からない』
というなかなかにこじれた事態が発生します。

 

これ、双方ともに分からないのがしんどいんですよね。

出来ない側の方は『何言ってるか分からない』のですが、
出来てる側は『なんで出来ないのか分からない』なので…。

どうりで話が合わなかったわけだ。

 


今なら、


●『息流せば声は出る』
→あー、ベルヌーイの定理ねハイハイ
 →ベルヌーイ発声法練習しようぜ!

 

●『何もしなくていい』
→”余計なことは”何もしなくていいだよね?!
→いや、そういうのは”やってる”って言うんだよ?

 →何もしなくて済むようにフォームの安定練習しよ!

 

●『真似すればいいんだ』
→真似するための前提条件揃ってないと出来ないっす

 →声を思い通りに出す練習しよ!(ロングトーンとか)

 

●『ここをグッとやればガッと出るよ!』
→適切に腹圧がかけられるようになると声出るよね
→腹横筋、腹斜筋、骨盤底筋群、横隔膜とか連動必要よね

 →腹圧をかけると勝手に声が充実してしまう練習しよ!(脱力もね!)

 

●『背中に息を回せば…!』
→肺の空気換気量は背中側のほうが前側よりずっと多い(3倍以上)からね…
→肺の前面ってほら、内臓が下にあるから動きづらいし
→だから背中側の肺を動かしたほうが効率的だし脱力もしやすいよね

 →背筋を広げたままで発声する練習しよ!(ねこのボイトレとか)

 


みたいなことが分かっているので、
地道に実践すればかなり圧縮短縮して
体得できるってことを知っているのですが、
いやはや。

 

 


で、Mさんも書いてくれてますが、

『世界に向かって心をひらけてるような感じがします』

ってのがすごくいいですよね。

 

こういう感覚が芽生えるようになると
自分の感覚に寄り添って声を出すことが普通になるので

 

歌っていれば自然と声が磨かれていく、
自然と声が出るので楽しいから歌いたくなる、
どんどん自分だけの声や歌が生まれるようになる

 

みたいな好循環が起きはじめます。

 

 

こういう流れが起きたらいいな〜と思って
講座を主催したり教材作ったりしているので
こういう声をもらえると嬉しいですね。

ありがとうございますー!

 

 

 

ってことで、
現在準備しているハイトーンプロジェクトも
要は

『自分を歌う技術』を

『ハイトーン実践』を通じて

体得していこう!

という講座になってますー。

 

 

ハイプロは5ヶ月間、
本気で自分の声と歌と向き合うぞ!
って決めた人のための講座です。

 

▲ラスト合宿は音楽ホールでプロのピアニストと!

 

 

なかなかにエネルギーはかかりますが、
そのぶん終わったあとの充実度がハンパなくて、
たぶん普通に心が震えるような歌が生まれる…
ってことだけはヒシヒシと予感されてます。

ホント楽しみです!


それでは、ありがとうございました!

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