俺自身が『歌』になることだ【レッスンビフォーアフター】

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約6分

こんばんは、コウタローです。


あけましておめでとうございます!

いやー、今年も楽しみだなぁ!

 

今朝は富士吉田にある忠霊塔というとこで
ご来光を見ました。

太陽が上ってくる瞬間の山際の光を湛える感じとか
一条の光が差して世界に光が広がるところとか
好きすぎます。

 

 

今年もよろしくお願いしますー!

 


で!

 

さて、今年はどうしていきたいか?を
問いかけているところで
年末に個人レッスンを受けた方から
こんなメッセージが届いていました。

 


コウタローさーーーん!!!

 

動画通して見ました!
どれほどざわざわするか…と覚悟して見始めたのですが、
通して見たら、アフターが(予想外に)違和感なくて、
あれ!?ってなりました。

 

っていうか、むしろ、
わ!何これ、面白ーい!
楽しいー!
気持ちいいー!
これ、やりたーい!!
ってなってます(笑)

 

今まではなんだったんだ…!?
と、そっちの違和感に戸惑いが…笑

 

いやー、これ楽しいー!!
新年初日から楽しくて嬉しいー!

 

こんな短時間のレッスンで、
ここまで引き出して頂いたのは、
やはりコウタローさんの力!です。
ありがとうございます!!

 

ここから自力でどこまでやれるのか(笑)ですが、
ひとまず今はすごく楽しくてワクワクしてます。

 

この喜びをお伝えしたくて、
速報!でした!

 

レッスン、行ってよかった〜!
ありがとうございますー!!

 

るん♪るん♪ ← 気分はスキップ(笑)



これ!

Dさんの歌声の変化おもしろすぎたんですよ(笑)

 

マジでぜんぜん違う声になっちゃったんですが、
ちょっとお願いしまして、
ビフォーアフター詳細させていただけることになりましたー。

 

ではお聞きください!
曲は紅蓮華です。


Dさんの紅蓮華ビフォーアフター

ビフォー

アフター



違いすぎてウケる(笑)

 

だいたいこの間70分くらいなのですが、
何やったかといえば、

 

・地声張る
・むしろ力め
・裏声使わない
・共鳴腔つぶす
・浅く歌う
・平たく歌う
・汚く歌う

 

とかそんな感じの練習です。

 

いままでやったことが無い声すぎて
たぶんめちゃめちゃ戸惑ったと思うけども(笑)

Dさんめっちゃ素直だから
どんどん声が変化しまくっていって
あー私も面白かったです(笑)

 


Dさんはかつて声楽を習っていたことがあり、
とっても丁寧に歌えるのがすごく素敵なのですが、
いかんせんポップスっぽくないんですよね。

 

やっぱジャンルに求められる発声ってあります。
ポップスと声楽はぜんぜん違うんですよ。

 

声楽に求められる発声として
均質性というのがあります。

 

音域によって、
音量によって、
母音によって、
子音によって、、、

 

発声が左右されない安定感がある
というのが声楽における『普通』です。

 

ある意味そこから外れるとアウトって側面があるので、
声楽系の曲を普通に歌えるってこと自体が
そもそもスゴい技術なんだけど、
ちょっと伝わりづらいかも。

 

私もかつて長らく声楽はやってましたし、
こういうと怒られそうですが、
声楽に慣れてない人からすると
『みんな同じような声に聞こえる』
って思ってる人がけっこういるんですよね。

 

それは発声の均質性が全面に出ているからで、
要はめっちゃ安定したいい発声ってことです。

 


逆にポップスは個性を出してナンボな部分が強いですね。

 

個性が強いってのはつまり
不均一ってことであり、
偏っているってことです。

 

ですから、ぶっちゃけ
発声が不安定だっていい場合もあります。
歪なんですけど、それが味なんです。

 

で、そういう若干不安定な発声でも
歌いやすいようにメロディが作られていることが多いですね。

 

声楽はぶっちゃけメロディ自体が歌いにくかったりして、
そもそも要求される技術がムズいなーって感じです。

 


声楽の声でポップス歌うと違和感マックスだし、
ポップスの声で声楽歌うと異空間出現です。

 

なので、ジャンルに合った声ってのがあるんですよね。

 

じゃあ、ジャンルに合った声が最上なのか?

というと私はそう思ってません。

 

もう少し話をすすめると
ジャンルっていうのが『自分』になると
いいよなーって思ってます。


だって、別に声楽だけ好きとか
ポップスだけとかロックだけとかじゃなくて、
いろんな歌を歌いたいじゃないですか。

 

そのときに、
声楽の時はこの発声、
ポップスの時はこの発声、
ロックのときはこの発声…

 

いちいち境界線引いて
使い分けるのメンドくないですか?


そうじゃなくて、

『歌は歌だろ?』
『他の誰でもない、私が歌っているんだ』

っていう感じでありたい。

 

 

こういうとき思い出すのはこの画像なんだけど…(笑)

 

▲久保帯人先生のブリーチから
▲つまり『私自身が歌になることだ』的な(笑)

 


色々ごちゃごちゃと考えなず、
発声のことも消え去り、
上手くやろうとかも消え去り、
認められたいとかも消え去り、
プレイヤーとリスナーという立場も消え去り、

 

ただただ、
心のままに
自分自身の感覚感情を乗せて、
命が燃えている自分とともに歌う。

 

そんな感じでさまざまな境界線を超えて
自分として歌う人が増えていくような…

 

そんな活動を今年はもっともっと
やっていきたいと思います!

 


それでは、今年も最高の年にしていきましょうー!

 

 

ありがとうございました!

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