人生が変わる魔法の質問

1167 views
約6分

今日のテーマは『人生が変わる秘訣』について話します。

 

KYOMEI PROJECT(KP)の本番演奏まで2週間を切りました。

改めるとKPとは
・4ヶ月間
・毎月合宿
・本番は3000人規模のコンサートホールで3曲のソロライブ
・もちろん生演奏(ギター&ピアノ)
という企画です。

河口湖にあるステラシアターってとこです。

河口湖音楽祭とかのホームですし、
毎年超超一流のアーティストがライブやらコンサートやらやってます。

音楽だけでなく、バレエとかそういうのもですね。

私自身も佐渡裕さんの指揮でベートーヴェンの第九歌ったりしました。

 

で、

『そういうホールで歌ったら気持ちえーやろなー』

っていう軽いノリでホール予約したのですが(笑)
まぁ~、デカいですよ。

▼こんなんです

 

Xデーは23日!
あれ!もう2週間切ってるぅ〜〜〜〜(笑)

 

 

で、

こういう本番前にもぞもぞと出てくるのが

『迷い』

です。

 

もうね。
出るよね。
怖いよね。

未知の世界だもんなぁ。

 

ホントに出来るのだろうか?
いまの力では出来ないのでは?
何も得られないのではないだろうか?
いままでやってきたことが無駄になったらどうしよう・・・
このままでいいのだろうか?
本番で緊張してしまったらどうしよう?
体調を崩すのではないか?
あれもやんなきゃ・・・
これもやんなきゃ・・・
全部は出来ないし・・・
どれからやればいいのだろう・・・??
どれも重要に見える・・・

 

 

モヤモヤモヤモヤ
色々と考えちゃったりする人も多いわけです。

 

まぁ、最終的には

 

じゃかぁしいわ!!
やぶれかぶれじゃーーー!!

 

ってなっていただいて本番に向かうのですが(笑)

 

 

で、こういうときにめちゃめちゃ大事な質問がこれです。

 

『そもそもなんで?』

 

これ、超重要。

 

そもそも何を体験したかったんだっけ?
そもそもの目的は?
そもそも『私』にとってのゴールとは?
なんで参加しようと思ったんだっけ?
そもそも、なんで歌ってるんだっけ?

 

 

KPでは、厳選に厳選を重ねて
最終的には3曲をピックアップしました。

 

自分の魂が震え、心の底から歌いたい!
想いのすべてを込めたい!
熱く歌いたい!
本気出して声を響かせたい!
感動したい!
感動を分かち合いたい!
自分の壁をぶち破りたい!
本当の自分の声を見つけたい!
人生を歌にして大切な人に届けたい!

 

そんな想いを凝縮した3曲です。

自分の人生に、想いに密接に関わっている曲ですから、
それはそれはエネルギーが高いです。

密度が高いです。
濃いです。
熱いです。

 

けど、得てして本番が近づいたり、
日々の生活に追われてしまったり、
練習を積み重ねていると、
当初の想いとのパイプが切れたり細くなったりすることがあります。

 

源泉とのパイプが切れるとどうしてもエネルギーが切れやすくなり、
疲れたり、迷ったり、やる気が無くなったり、悩んだり、苦しくなったり
してしまうものです。

 

 

だからこそ、

『そもそもなんで?』

という問いに立ち返る時期なのです。

 

 

これは、別に今回の企画だけの話ではありません。

 

ちょうど新年度がスタートして、
その時に目標を立てたり、立てさせられたり(?)、

これからどう生きているかについて思いを馳せたりした人も多いでしょう。

 

それがどうなっていくのかは分からないのですが、
1つ言えることは

 

『そもそもなんで?』

 

に立ち返ることはどこかで必ず必要になると言うことです。

 

なぜなら『ブレるのはアタリマエ』だからです。

まったくブレない人はいません。

ブレない?それ死んでるよ!!( ゚д゚ )

 

ブレるのですが、
原点回帰するのが異様に早い人が傍からだと

ブレてな~い

って感じるだけです。

 

 

なので、この

『そもそもなんで?』=『原点』

を持つことと
そこに立ち返ることはマジで大事です。

 

 

これは人生的な話ですが、もちろん声でも全く同じです。

物事の本質は変わりません。

 

声だったら、
自分の声の原点を持つことがめちゃめちゃ大事です。

 

『私の声ってそもそもどんな声?』

 

これを知っているかどうかで声も歌もガラッと変わります。

 

原点とはいつでも戻ってくれる家(ホーム)
みたいなものだからです。

このホームを持つことが重要なのは大安心感につながるからです。

 

生きていれば色々辛いこともある。
思い通りにいかないこともある。

けど、何があっても、ここに戻ってくれば大丈夫。

 

こういうホームがある人は強いです。

声の原点を持つ人はもはやスランプもなくなりますし
周りと比べたりすることもなくなります。

『自分の声は自分の声にしかならない』
ってことが腑に落ちているので、

例えば歌っていて失敗しても
良い意味で『まぁいいか』となっていきます。

 

 

歌の原点だったら、

 

なぜこの曲なのか?
何に私は響いているのか?
心揺り動かされているのか?
私の人生の何と共鳴しているのか?
いつのエピソードだろう?
そもそも何のために歌いたい?
誰に向けてうたいたい?
歌を通じて何を得たい?
何を感じたい?
どんな思いを込めたい?
誰と分かち合いたい?

 

こういうことに立ち返る。

すると余計な思い込みがふわ~っと解ける瞬間があったりします。

『上手く歌わなきゃ』
『ちゃんとやらなきゃ』
『なぜ上手くできないの?』
『出来ない自分はダメだ』
『もっと練習しなきゃ』

などの思い込みにがんじがらめになって固く重く冷たくなっていた心が

ふっと解けて、ふわ~っと軽なって、
胸の奥がじわっとあったかくなる。

 

『ああ、そうだった』
『想いを声に乗せて、私はただ歌いたかったんだ』

 

そんなところに還ってきたりする。

 

そのときに生まれる響きの豊かさ。
それをみんなで分かち合える喜び。

そして、

これから先の未来でも
何度も何度でもそんな歌が生まれるとしたら・・・

それってなんて幸せなんだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

あなたは、

そもそも

なんで

歌っていますか?

Comments

コメントはまだありません。

FacebookでシェアTwitterでシェアPinterestでシェア