やっぱりバッハはいいですね〜 | メール講座参加者の声

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約3分

コウタローです。

発声に関する発信をしていて
たくさんのお便りをいただくのですが、
ときどきガチが合唱曲を歌っている人からも
メッセージをもらうことがあります。

私自身も合唱出身なので
ちょっとテンション上がりますね(笑)

 

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拝復、お世話になります。福岡の某合唱団で目下バッハのカンタータ21番やっております。
音域と声音がバリトンながらバスを担当してましていろいろな面でとても苦労しております。
メンバーの集まりが悪いときはバスひとり、音程やら高音、拍子やらテンポやらアーティキュレーション、メリスマ、おまけにドイツ語やらこんなにたくさんのポイントをコントロールするのは至難であります。 もともと散漫で芯のゆるい声をしっかりとした発声をまずは身に着けるべく模索しております、難題山積ですがコータローさんの本メール講座とてもためになります、今後ともよろしくおねがいいたします。

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おっ、バッハですね。
カンタータはけっこうたくさん歌いました。
21番はサウンド的にバッハの割と初期の曲ですよね。

バッハは結構鬼な音形がたくさんあって、
バスだとオクターヴ跳躍とかフツーにありますよね。

しかもあの時代にしては革新的としか
思えないような和音進行とかが満載で
気づかないうちに転調していたり
臨時記号も多いです。

 

お便りをくださったYさんは
声の芯がゆるいとのことですが、
キープラスワンの6日目でご紹介している
朗読唱とかはキチンとできると
劇的に楽になると思います。

 

ドイツ語はかなり子音も強いですし、
バッハの場合かなり歌詞の抑揚を考えて
音が配置されていますので
むしろ喋りに近い方が自然です。

レチタチーヴォとかまさに
喋りそのものなので、
朗読唱をマスターしてからは
レチタもめちゃめちゃ楽に出来るようになりました。

パート一人は何かと大変ですが、
相当磨かれますね!
頑張ってください!

 

 

それではまた!

 

コウタロー

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