小さな気づきが大きな潮流をつくる

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約3分

コウタローです。

今日は声のレッスン日でした。
本日2回目のTさん、今日は躍進日となりました!!

結果から言えば、出せる声の音域が

一気に二オクターブ半にまで広がったってところです。

二オクターブ半て、鍵盤で言えば32個分ですよ。
結構広いです。

もともとは、

「大きい声も出ないし、高い声も出ないし。。。」

って感じで、お悩み・・・そんな感じだったのですが、
一気に変わってきてホントいい感じです。
で、素晴らしいな〜って思ったのは、
勢いじゃなくて、自分の感覚をしっかりと積み上げて
その成果に到達したってところです。
レッスンでは「小さな気づき」をとても大事にしています。

それは、丁寧に、心を落ち着けて観察していないと
見落としてしまうようなレベルの気づき。
例えば、1ミリ以下の筋肉の動きに気づく、などです。

これを丁寧に、丁寧にこなしているか?
ほんのわずかな、少しの差に気づける感性を養っているか?
ここでものすごい差が生まれるんですね。

私自身はここをずっとおろそかにしていました。
えいやっ!と勢いだけで、
本質をおろそかにした練習を続けてしまっていました。

だから、行き詰まっていた。
いまお伝えしているのは、
その20年以上の試行錯誤を超凝縮したエッセンスです。
取り組んでいることは、非常にシンプル・・・というか、地味(笑)

しかも、昔の自分だったら

「えー、そんなの何の役に立つの〜?ツマンナイ」

って言いそうなヤツ(笑)

そんなんを嬉々としてやっているのは、
ここを固めておくとめちゃめちゃその後の
進化が早いのが分かっているから。

しかも、早い人はたったの数分
その本質を掴めるレベルまでにブレイクダウンしているから。

Tさんは、とても素直なんですよね〜。

ひとつひとつモノにしていき、しかも、後戻りしない。
着実に自分の「原点」「土台」を強固にしていっている。

「いつでも戻ってこれる原点」を持つ強さが身につく。
ここから始まる、大きな流れを感じさせてくれる。
そんな時間でした。

最後にぱしゃり、と。
自分の思ってもいなかった可能性に気づいた瞬間の笑顔に出会えるのは本当にありがたいですね。

単に声が出るようになることを超えて、
人生をより豊かにしていくために、声と向き合う。

そういうことをこれからも追求していこうと思っています。
Tさん、今日もありがとうございました!

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