日本人の姿勢と呼吸の最大の特徴は 「静止」「静寂」

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共鳴研究家のコウタローです

 

5〜6年前に尺八奏者の方から
密息を習っていまもめっちゃ実践してます。
というか、これ以外で呼吸してない。

 

骨盤を後ろに倒して
少し膝を曲げた調和の姿勢。

 

腹を膨らませたまま呼吸する
かつての日本人全員がやっていた呼吸法。

 

両方揃ったのが密息です。

 

浮世絵とかよく見ると
現代人から見ると
「姿勢、、、悪くない?」
って思うような姿勢してます。

 

 

背中すこし曲がっとるし
骨盤後ろに倒れてるし
膝曲がっとるし。。。

 

あんまり「カッコイイ」姿勢とは
感じない人もいるのでは?

 

なんだが、
やっぱこの姿勢が
日本人的な感覚の源流なんだよね。

 

で、

 

その姿勢でないとできない
密息、めちゃんこ
自分的にしっくりくる、、、
というか

 

「この呼吸じゃないとできない表現がある」
んだよね。

 

それがなにかっていうと
静謐静寂、静止した凪の世界

 

しん…と鎮まった
波紋一つない空がそのまま映る
鏡面の湖のようなあの世界です。

 

静止した世界があるから
かの松尾芭蕉の
「古池や蛙飛び込む水の音」
のような世界観が際立つ。

 

 

静止しないとこの世界は体験できないんだわ。

 

で、

 

この静止した世界を
肉体的に作り出せるのが
調和の姿勢と密息。

 

呼吸するときに
静止した体を作り出せるのだ。

 

胸が上下しない(胸式呼吸じゃない)
腹が動かない(西洋式腹式呼吸でもない)
息を吸う音がしない(鼻から吸うけど無音)

 

動きもない音もしない。
気配消せるんだよ密息って。

 

達人だと
マジで息吸ってんのか
吐いてんのか
ぜんっぜん分からん。

 

なんなら起きてるのかも分からん笑

 

そのくらい「静止」するからこそ
ほんのわずかな揺らぎに気づける。

 

静止した世界だからこそ

 

蛙がジャンプしたことや
池に小さな波紋ができたことや
波紋が広がっていってだんだん消えていく様が
際立つ。

 

静寂の世界だからこそ
ポチャン…って音が際立つ。

 

調和の姿勢と密息は
日本人的な感性と深く結びついてて
実践し続けていると
静止と静寂の世界が
生命に溢れているってことを実感する。

 

マジですげぇよぉ〜。。。

 

私の場合は声や歌で
自分自身と繋がり共鳴するってことに
応用してるけど、
ぶっちゃけあらゆる分野に伝播するよね。

 

むかしは整体師をやっていたのだけど
セラピスト的な能力も
圧倒的に高まる。

 

日常の体調を整えるってことで
肩こりとか腰痛とかとは無縁になる。

 

自分の感情を調えたり
コミュニケーションも安定する。

 

感情も波で
調和の姿勢と密息は波を
極めて静かにする在り方だからね。

 

ほんと奥深くて
一生追求してくんだろうなと思う。

 

この日本人的な感性を目覚めさせる
姿勢と呼吸法については
去年も開催してましたが、
今後また講座を開催していきます!

 

興味あるよって方はメッセくださいね〜。

 

リアルで開催はもちろんですが
オンライン開催もある程度ならできますので!

 

世界が変わるよ。
超〜〜〜〜おもしれぇぞぉ〜〜〜〜。

 

 

それでは、ありがとうございました!

 

 

コウタロー

 

 

 

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