Facebookを使っていると
過去の投稿が表示されて
面白いことがあります。
で、出てきたのがこの8年前の動画です。
次女が自転車の補助輪を
20分で外せたときに撮ったもので、
どうやってやったのか?
ってのを簡単解説しています。
YouTubeにアップしなおしましたーー。
▼次女が20分で補助輪外せたときの動画
で、この動画不備がありまして笑、
やったことをちゃんと
順序立てて解説してなかったんです。
ここで話してるのは仕上げのとこだけですね。
やったことを捕捉すると
自転車に乗れるようになるための
スキルを分解して
別々に身に付けてもらったんです。
必要なスキルは
①ペダルを漕ぐ動作
②バランスを取る動作
③ハンドルで曲がる動作
④ブレーキで止まる動作
このあたりでしょうか。
これらを一気に身につけようとすると
かなり難しくなっちゃいます。
私自身は小学校に入る前くらいのときに
1週間くらい毎日練習したのですが、
転びまくってましたし、
そういう人けっこういるのでは?
けど、要素をバラバラに分解すると
けっこう簡単になります。
①はペダル漕げりゃーいい。
こんなん補助輪つけてやりゃいい話で、
次女は最初からクリア済みだったので飛ばす。
②が一番大事。
動画でもやってますが、
首にそっと手を添えて、
軽〜く押してあげるんです。
ペダルはこがなくていい。
で、倒れそうになったら
すこ〜〜〜しだけ
倒れないように補助してやる。
慣れてきたら
首ほとんど触れないで
やれるようにしていく。
③は②ができたら楽勝。
とりあえず背中を押しながら
一緒に歩き続けて
ハンドルを切ると曲がる感覚を
掴んで貰えばいい。
④は転倒対策。
とりあえず何かあったら
ブレーキ!
怖くなったらブレーキ!
みたいな練習しとくと怪我なくていい。
背中押して進みながら、
ぎゅっ!!って握ってビタッ!って
止まる感覚を得られればよし。
ってな感じで、
①〜④を一気にやろうとしないで
バラバラ要素に分解して、
一つ一つをマスターしてから
あとで同時にやるだけ。
バラバラになれば
別に難しいものでもないんだけど、
同時だから難しいだけ。
右手で○描きながら
左手で□描くとか難しいじゃない?
▲まんまの遊びがありました笑
これも闇雲にやるんじゃなくて、
とりあえず右手で○を描きまくり、
自動的にずっと右手で○を描くようにすると早い。
右手は自動で動いていてもらって、
右手のことは忘れて、
左手で△を丁寧に描けばいい。
ってのと同じ。
発声もマジで同じ。
歌うってけっこう複雑なのだ〜。
要素分解するとわかるけど
めちゃくちゃたくさんの動作で成り立ってる。
で、
みんな声を出す時ってのは
無意識で体を動かしてるし、
無意識で声を出してる。
要は癖がそのまま出るってことだ。
声に良い癖なら良いけど、
声に悪い癖を持ってるせいで
声が出てないってケース多い。
癖だからなかなか気付けないのもネック。
闇雲に練習しても
もしかしたらうまくいくこともあるけど、
クソ時間がかかる可能性が高いし、
努力して練習するほど
悪い癖が強化されて
さらに声が出しづらくなることもある。
逆に言えば
悪い癖に気づいて、
良い癖がつくような習慣を
身につければOKって話。
なんだけど、
そこまでやるのがけっこう大変で、
けっこう多くの人が
『自分には無理だ〜〜〜』
って諦めちゃうんだよね。
もったいないなって思う。
私自身が発声については
悪い癖がつきすぎて
つまづきまくってきたので
どうすれば悩みを乗り越えられるんだろう?
ってのは大きな命題だったんですよね。
それが回り回って
いまの仕事に繋がっているのだから
人生面白いものだ〜〜。
なお、最近繰り返しお伝えしている
『地声出そうぜー!』
っていう話もそれの一環。
地声を発することは
自分を発すること。
思い切って自己表現できることは
声の潜在能力を発揮することに
ものすごく大きく影響してます。
地声を鍛えることって、
単に声量が上がるとか
音程が良くなるとか
高音が出るとかそれだけじゃない。
発声技術も向上するけど、
身体能力向上や健康増進もするし、
自分らしさで生きることにもつながってる。
私は声で悩みまくったからこそ
ボイストレーニングで大事なのは
声の技術だけを磨くことじゃない
ってことを体験させてもらった。
ボイストレーニングは
『声以外のこと』もめちゃくちゃ大事。
で、
『自分だけの声』が出たときって
マジで何にも変え難いような
サイコーな瞬間。
その瞬間が生み出された人の
輝きがハンパなくて
「うおおおおお…!!!」
ってなるのが楽しすぎる。
それを一緒に体験したいから
この声の研究はやめられない〜。
こっからも地道に研究して
発信を続けて行きますー!
それでは、ありがとうございましたー!
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