『地声の鍛え方』声帯の震わせ方

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約5分

前回は
『地声を鍛えるための息の吐き方』
をお送りしました。

 

こちらの記事ですね。

 

地声を鍛えるための息の吐き方

 

ほんと1日1回だけでも
本気で吸う
本気で吐く
ってのをやるだけで
相当〜〜体のパフォーマンス変わります。

 

なんと言っても
呼吸って1日に2〜3万回
もやってますからね〜。

 

これの一回一回の質が
ちょこっと向上するだけでも
えらく違います。

 

1分で十分できるので
ぜひ実践してみましょう〜〜。

 

 

 

で、今回は続きってことで
『声帯の鳴らし方』
について補足していこうと思います。

 

動画では

 

息混じりの中低音で長く発声
高さは自分の感覚でOK!

 

って感じの話をしています。

 

で、実際どんな声なのかは動画で
チェックしてみてください〜。

 

 

だいたい15分から声帯の鳴らし方について
話しています。

 

聞くと分かりますが、
かなり強めに息を吐いています。

 

逆に喉はかなりリラックスさせてます。

 

いわば、
息を流したら勝手に声が出る
という状態を作っているわけですね。

 

この勝手に声が出るってのは
超重要なポイントです。

 

で、これをめちゃ実感できるのが
私の発声講座の動画で
たびたび出てくるこのおもちゃ。

 

マジで発声をつかむのに最適すぎて
全力で推したいくらいです笑

 

 

吹き口を確認すると
2枚の板がついています。
ちょい見えづらいですが、
明るくしてよ〜く見てみてください。

 

2枚の板の間には隙間があるんですが、
息が吹き込まれるとこれが
ベルヌーイ力で引き寄せられ
振動を始めるんですよね。

 

わざわざ板をくっつけるなんて
やってません。
息を吹き込むだけ。

 

 

で、これが声帯も同じでして。

 

声帯の動きを見たい方はこちらの動画を。

 

 

 

 

声帯ってわざわざくっつけなくても
息を吹き込むだけで
勝手に声帯が震え出して
声が鳴るんですよ。

 

これに始めて気づいたときは
マジで世界がひっくり返ったような衝撃を
受けましたね〜笑

 

あの人が言ってた
『声って息を流せば出るじゃない?』
ってセリフの意味…!!

 

『そういうことだったのかぁぁぁあ!!!!!』

 

15年越しで理解体感できた!!

 

っていう笑
あの感動は一生忘れない笑

 

で、今回の動画ではそこまで
語ってませんが笑、
要は喉はリラックスしてても
声帯って鳴るよ〜〜って話なんです。

 

 

で、やってみると分かりますが、
私がやってるように
息混じりの地声を出せると
声帯全体が振動しているように
感じられるんです。

 

息混じりでなく硬い感じの声だと
一部分が振動している感覚がありますが、
息混じり中低音だと全体振動感があります。

 

これがかなり重要でして。

 

中低音で声帯全体が
ブルブル〜〜〜〜って
震えさせられなかったら
そりゃー高音にいったら無理です。

 

だからこの動画でやってるのは
地声の初歩なんですけど、
声の土台を作る上でも
非常に重要な声の出し方なんですね。

 

 

ポイントでも話してますが、
とりあえず器をでかくするのが重要で、
コントロール力をつけるのは後回しでいいです。

 

上手くやろうとか
細かい部分にこだわるとか

 

そういうことよりも
とりあえず息混じりだけどイキイキした声を
どんどん出してみる。

 

これ重要。

 

 

継続すれば確実に声の器がデカくなっていきます。
やり方も少しずつですが、
洗練されていきます。

 

一足飛びに突然上手くなるとかじゃないし、
やることも地味なのですが、
着実に、後戻りせず、どのジャンルの歌でも、
あらゆる発声技術の土台としても機能する…

 

そんな実践になっています。

 

 

ぜひ地声育てていきましょう〜。

 

 

それでは、ありがとうございましたー!

 

 

 

 

 

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