脱力発声いろはのい

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約5分

こんばんは、コウタローです。


いやー、ここのところ何回もオンラインセミナーとか
セッションとかやっているのですが、
中でもかなりホットなのが

地味練

ですね(笑)


先日やった
『パーフェクトため息セミナー』では
ため息だけで2時間やってました(笑)

 

そのときの動画をチョイ見せしときますね。

 

 


マジこれすごい大事なんですよ。
要は、

『声の出し方そのものレベル』

から調律し直そうってことだからです。

 

 


ところで・・・

 

整体とかボディメンテナンスの世界では
『代償動作』という概念があります。

 

▼こういうやつ


 (もり鍼灸整骨院さんの写真から)

 

この図を見るとめちゃめちゃ分かりやすいですが、
ボールを投げる時は本当ならば一番左のように
体を使うのが最も適しています。


しかし、何らかの理由により
体がうまく動かなくなっていると
真ん中や右の写真のように
本来は使わないはずの筋肉を使って
どうにかこうにか同じ結果を出そうとするのです。


こういうのを代償動作といいますが、
めちゃめちゃ多いんですよ。

 

例えば重たいものを片手で持つときとか、
体幹がしっかりしている人だったら
ブレなくまっすぐ持てるのですが、
代償動作をしている人だと
体を荷物と反対に傾けて持とうとしたりします。

 

ほとんどの人は
最適な体の使い方をしているのではなく、
かなりの部分で代償動作を通じて
動きを実現していことが多いです。

 

けど、
『え、何かマズイんですか?』

っていうと、
別にまずくなはいです。

 

生活とか自分の体に対して
特に不安も問題も抱えてないなら
代償動作があったところで
別にどうということはありません。


しかし、

・運動が上手くなりたいとか
・死ぬまで足腰健康でいたいとか
・パフォーマンスを劇的に高めたいとか

そういう願望があるのであれば
代償動作ではなくて
本来の動きを獲得したほうが
圧倒的に得です。


だって、

楽だし
負荷は少ないし
動作的にも美しいし
一生使えるし・・・

良いことしかないです。


唯一面倒があるとすれば、
習得までがちょっと大変かなって感じですね。

 

癖に気づくのがけっこう大変だし、
代償動作をしているってことは
本来使うべき筋肉が衰えていたり、
筋肉を使うための神経が育ってなかったりもして、
少し慣れるまで時間も労力もかかるからです。


ただ、やってみた人は分かりますが、
圧倒的に結果が違うので、
これは正直オススメ。

 

私も月イチくらいで
専属のパーソナルトレーナーさんに
指導してもらっているのですが、
まぁ〜楽しいですよ〜。

 

体も変わるし、
本質の部分を深めていけるので
めっちゃ面白いです。

 

 

 

で!

 

これが歌の世界でも全く同じなのですよ。


・頑張っているのに声が出ない、
・練習しているのに上手くなれない、
・ちょっとしか声出してないのに声が枯れる、
・高い声を出そうとすると力んでしまう、、、


こんな症状がある人ってめっちゃ多いですし、
かつての私も全くそうだったのですが、
代償動作で発声している人って
めちゃめちゃ多いです。

 


レッスンしていても、
代償動作ではなくて、
本来の声の使い方をすれば
めちゃめちゃ声出るんだよなーーーー
って思うことがすっげー多いんですよ。


なんだけど、
ここの部分をおろそかにしたまま
練習を続けている人は
ホント多いです。

 

15年以上も発声にかなーり悩んでた私としては
そこんとこ外しちゃー絶対ダメって思ってます。

 

だって、家の土台がガタガタなままで
屋根が傾いてるからって
屋根だけ直してもあんま意味ないでしょう?

土台から直さないと
いつまでたっても家全体はガタガタです。

 


ってことで、

『声の出し方の根本を調律する』

ってのは超超超重要ミッションだと思ってまして

多くの人に知って実践してもらいたいと思ってます。

 

 

 

 

声の根本から調律することの目的は
とにもかくにも

自由自在に自分の心のおもむくままに歌い
感動をみんなと分かち合う

ためです。

 

そのための超現実的な一歩が、
この『脱力発声』になります。

 

それでは、ありがとうございましたー!

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