先ずは目で そして動く『見取り稽古』の重要性

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こんばんは、コウタローです。


先日、
『”目”より先に”手”が肥えることはない』
という内容をお送りしましたが、
LINEグループにて感想をいただきまして!

 

そのやりとりがけっこう面白かったし、
やっぱ超重要じゃ~んってことで、
せっかくなのでこちらでも
シェアしておきたいなーと!


きっかけいただいたのは
食談義でもお世話になりましたちひろさんです。
古神道にも精通されてるんですよー。
ありがとうございますー!


流れもあるので、
口調とかまとめず書いときますね!

 


(ちひろさん)
コウタローさんのメルマガの感想をここでw

 

目より先に手が肥える事はない
まさにそれなんですよね…!
実は古神道でも言われてる事なんです
先ずは目で
そして動く
それの分かり易いのが武術ですかね

 

そう言えば先日
わたしが教えて貰ってる陰陽師さんが少し興味深い事をおっしゃっていて
漫画に出てくる必殺技は大体出来るよねとw
そしてそれは奥伝ではなく
奥伝は実は身体の構造や口にするものである

 

コウタローさんとわたしで食対談したけど
やはり大事なんだなと改めて思いました
というメルマガの感想とシェアでした(*´v`*)


(コウタロー)

おおー、ありがとうございますー!
武術でいうところの見取り稽古ってやつもその感覚ですよね〜

 

▼見取り稽古の大切さ
https://feeling-tennis.com/mitori/

 

「見取り稽古」をする時のポイントは「発信」しない事です。
自分の考えや思い込みがあるとそれ以外の部分をキャッチできません。

 

って書いてあるのだけれど、
これ…発信しないのけっこうムズいんだよなぁ〜


(コウタロー)

似たようなやつで、例えば私も個人レッスンのときに
歌うときに必要な体感変化を伝えるワークをやるのですが、
これが上手くいく人ってすっごい素直っていうか、
まんまやってくれるんですが、
そういう場合だとめちゃめちゃ声変わるんですよね〜

 

通称『子泣きじじい』ワークっていうのですが(笑)、
高音移動や各種表現するときの重心や
腹圧変化とかを擬似的に再現するってやつ
これ体験しておくとぜんぜん違う声になったり…


(コウタロー)
『言われたことまんまやる』って
指導のプロの方はかなり重視してますよね〜

 

数学教師やってる妻も伸びる子と伸びない子の大きな差として

『板書をまんま写せる能力』

を挙げてました

伸びない子はなぜか必要な部分を書き飛ばしたり、
行を変えてしまったり、
どうしてもまんま写せないのだそう

 

『別に途中で改行しても同じじゃない?』
『別に自明だからかかなくてもいいっしょ』

 

みたいな出来ない子に限って自己流が入るのだそう
先生によるとは思うのだけど、
書き方も適当に書いてるのではなくて
『背景情報』があって書いているのですよね
意味がある

 

そこを汲めるかどうかってマジで吸収力が違う

ここは私自身もときどき立ち返らないといけないなぁと思うところでもあります


(コウタロー)

あ、あとめっちゃ気になる点

 

漫画に出てくる必殺技は大体出来るよねとw
>そしてそれは奥伝ではなく
>奥伝は実は身体の構造や口にするものである と

 

これ(笑)
必殺技(笑)

たしかに出来る部分もあるけど、そういう方々の言ってる『出来る』ってどういう現象が起きるのか…??
うわー超気になる(笑)

 

そしてそれが奥伝ではない、ってことは『出来るのって割と普通』ということですし、
奥伝とは外側のナニカとかではなくて、
自分自身の身体構造そのものだったり、
食べるものだったりする、と
これ、追求してくと超面白いやつ…!!


(Yさん)
数学教師の妻です(笑)

 

板書をまんま写させる

 

半強制的な…そういうことに
拒否感のある人もいるだろうと思いつつ

 

実際に、板書をまんま写せていない子は、伸びない…
残念ながら

 

なぜ、その一行が必要なのか
その意味、裏にある思考、呼吸感が分からないから
テキトーに写せてしまうのですよね

 

だからといって
強制的に書かせても、意味が分かってなきゃ伸びないんだけど

 

間違って写してるよりかはマシで…

 

と思っていた時の
見取り稽古…
この記事とてもいい!

 

見取り稽古のポイントは
発信しないこと…

 

はぁ…なるほど…
うわーめっちゃ深いいい…!

 

ありがとうございます♪
高校生に自分の言葉で伝えたいなぁ…♥


(Mさん)

そんなんわかってる
って思い上がりが1番の敵ですねぇ。。
実は出来てない部分が沢山あって土台がグズグズ。
形にならず。。よくある(汗)
素直で謙虚が一番伸びるのですね。
まさに学ぶ=真似ぶ


(Kさん)
見取り稽古のポイントは、発信しないこと…

 

社交ダンスを習っていた時、自分の考えや思い込みを土台とした上で
見取り稽古的な事をしていました。

 

そうですよね。
素直でないと吸収できませんよね。


 

 

…という感じだったのですが、
このあたりはマジで深い話なんですよねー。


で、この流れから連想するのが
この場面です。

 

▲『昴 スバル』曽田正人


曽田さんは超熱いマンガを描く方で、
め組の大吾とかCAPETAとか好きすぎます。

 

で、この昴という作品はダンスマンガなのですが、
この場面はバレエ界の超トップであるプリシラ・ロバーツが

どんなに忙しくてもバレエの基本である
足のポジションを2時間もやってる

っていうのを見て驚いているところです。


傍から見たら立ってるだけだよ!!
いくら基本が大事って言っても
え、え、なにそれ、どゆこと??

って感じですよね。


で、すばるが気づくんですよね。

 

『このひと、大事だからやってるんじゃない!
 やりたくてしょうがないからやってるんだ!』

 

ってことに。

 


で、次のページでは

 

『”現状が楽しいからさらにアレもやってみよう”と、
 ”今がつらいから別のことをしたい”とでは、
 全然、意味と結果は変わってくる』

 

とも書いてありました。
かなり印象的なシーンだったなー。

 


で!

 

これがめっちゃ今回の話とつながってるわけです。

 


普通に考えたら
基礎の基礎練とかって
地味なんですよ。

 

別にやるだけなら難しいことでもなくて、
そこそこのレベルならすぐに習得できる。

 

基礎練は重要なのは分かるけど、
詰まらないんだよなぁ〜
って感じてしまってやめちゃう人って
かなり多いと思います。

 


な ん だ け ど …

 


本当に詰まらないのでしょうか?

 

基礎練が続けられる人ってのは
本当は詰まらないのだけど、
気合とか根性とか使命感とか
なんかそういう特別な意志力で
続けているのでしょうか?


たぶん違う。


上のマンガにも書いてありますが、
面白いんですよ、これ。
じゃなかったら、正直続く……かぁ??

 

 

で、何が面白いの??
って話になったところで冒頭の

 

”目”より先に”手”が肥えることはない

 

という話に戻ります。

 


目(というか感覚)が肥えると
めちゃめちゃ細かい違いにも気付けるようになる。

 

 ▼

 

外側からでは分かりようがないけど、
髪の毛一本以下の僅かな違い、
気配の揺らぎ、エネルギーの流れに
気付けるようになる。

 

 ▼

 

超シンプルな実践だからこそ、
それは真理に近づいていく。

 

 ▼

 

道を究めて行った人は
ジャンルに関係なく、
行き着く先を同じくすると言われている。

 

 ▼

 

真理を通じてすべてはつながっている。

 

 ▼

 

だから、やっていることは一見地味でシンプルで、
大して変化が無さそうに見える。

 

しかし、やっている本人は

『すべてとつながっていく』

という感覚があるのだ。


 

例えば、
なんか難しい問題を考えていて、
あるとき『あっ!!!わかった!!!!』
ってなったときって気持ちいいじゃないですか。

 

閃きを表現するのに
頭に電気が点灯するっていう表現を考えた人は
マジで神だなって思うのですが、
まさにアレですよ。

 

脳内ニューロンが発火して、
もう頭ん中が光に包まれるアレ。


アレが地味な実践している人の内部で
リアルタイムで起きていて、
しかもどんどんと脳内ネットワークは広がり
進化していくんです。

 

やば!!!

 

 


ってことでまとめますと

”目”より先に”手”が肥えることはない

ってのは”目”って書いてますけど、
別に目で見てどうこうって話ではなくて、

 

『超微細な違いを感じる能力』
『すべてをつなげる能力』
を磨き抜け!!

 

っていう話なんだと思っています。

いやー、これたのしいよ!

 

 


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まさにこういう感覚を
発声を通じて磨くための講座なんですよね。

 

ロングトーンっていう
『あーーーーーーーー』
って伸ばすだけのやり方について
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ザ・地味(笑)

でも、ロングトーンめっちゃたのしくなりますよ(笑)

 

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と、いうことで!

 

コメントくださったみなさんありがとうございますー!

こういう引用からの考察形式も楽しいですね!
またやりましょー!

 

 

 

 

それでは、ありがとうございましたー!

 

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