羽田です。
とある方から「木の芽時」という言葉を教えていただきました。
これ、さっそく調べてみると
体調を崩しやすい春先の季節
のような意味があるとのことです。
こちらもご参照ですね。
http://matome.naver.jp/odai/2136300832140507001
この記事では「なぜ春先にこういう症状が起こるのか?」
という理由についてはあまり触れられていないのですが、
ざっくりとした言い方で言えば、
自然界のリズムに沿っているから
と言えます。
動物も木々も、冬の前には
いろいろなものを体に溜めて
代謝を落としぎみにして冬を越します。
そして、春の気配がする頃には
今度は冬に溜まった毒素を出すために
排出力を高めるスイッチを入れます。
それが排毒症状となって現れたのが
いわゆるここでいう「木の芽時」という
不安定になる時期というわけです。
非常にざっくりとした説明にはなりますが、
こういう自然の流れを人間の体も汲んでいて、
春先に体調を崩す人はやはり多いのですね。
自然界そのものがそういう排出の時期だからです。
たとえば春先に出てくる
たらの芽とかコシアブラとかの山菜、
ああいうものってもんのすごい
毒出し効果があるのですね。
(あれ、食べ過ぎるとトイレとお友達になります(笑))
そして、こういう排毒作用というのは、
別に身体だけに限った話でもなく、
精神的なものでも同じように起こるものでして、
そのせいで気分的にも不安定になるって人も多いのですね。
で、この現象をまとめると
何かが育って芽吹いてくる時は不安定になるものである
ということも導き出されます。
例えば私なんかは「声で感動を創れる人になろう!」
ってことで活動しているのですが、
学び始めてちょいと経ったころって
めちゃめちゃ不安定になったりするんですよね。
これは単に熱が出るとかという
体での反応で出ることもありますし、
なぜか分からないけど不安になったり、
いままでと違う感覚になって怖くなったりと
意識してないところで起こることもあります。
こういうの、
もんのすごくいい状況で、
そこを越えるとパ〜ッと道が拓けたように
なったりするのですが、
一人だとちょっと怖くてやめちゃったりする時期でもあります。
新しいことを始めるのって
ほんとエネルギーがいることなんですよね。
私は単発のセッションって体験くらいしかやってないのですが、
それはなぜかと言えば、
こういうひとつのヤマを越えるところまでは
少なくとも一緒にやって送り出すところまでお付き合いしたい!
って考えているからです。
やはり受けていただくからには、
自分自身で判断して成長できる
ところまで行って欲しいんですね。
主体的に自分で判断できるようになること
そして自力で持続的に成長していけるようになること
講座でお伝えしたい大きなところは
こういうところだったりします。
なんにしても、
何かに取り組んでいて、今にも芽が出そう!!
という瞬間は外から見ている分には動きがないので
なかなか苦しい時期かもしれません。
が、その時はどんどん下に根を張っている時期なのですね。
なので、もう少し踏ん張ったり、
そういう時期が来る、と知っておいて、
心の備えをする、などは必要なのかな、と思います。
それにしても「木の芽時」。
美しい言葉ですよねぇ〜。
日本人の感性の豊かさを感じます。
教えてくださった方に感謝です!
今日もお読みくださり、ありがとうございました!
Comments
コメントはまだありません。