【動画】第九のための発声概論【主に高音】

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約4分

いま、夜行バスで京都向かってます。
んで、明日の早朝着くので、
一人神社巡りでもしてこようかと思います。

どこ行くかなー。
ワクワクだなぁ〜。
で、

7日の朝はヒビキアワセワークショップ。
さてどうなりますか。
今回は

めちゃめちゃ強力な心身浄化法

を開発したので、
そいつを併用しながら
一声入魂ワークをやろうかと。

ぜんっぜん響き違うからね!
楽しみすぎる〜〜。

さて、今日のお昼頃
こんなメッセージもらいました。

10月11日渋谷ってなんですか?

僕は第九の練習始めましたが高音が出なくて
困ってます。
事務所が渋谷なのでだいたい抜け出せます。

レッスン受けられるんでしょうか?

あ、昨日のメルマガでの紹介、
あっさり書きすぎてました(笑)

えっと、10月11日(水)ですが、
夜に渋谷でヒビキアワセやるんですよ。

19〜21時で。

この日は琵琶奏者の人を呼んでるので
ヒビキアワセ×琵琶コラボです。

和な感じの響き。

私も未知体験なので、楽しみなんですが、
こういうコラボも
ヒビキアワセのひとつの醍醐味ですね〜。

 

 

で、

会場が昼間から取れちゃってるので、
何かやろうかなーと思っています。
それで発声の個人レッスンでもやろうかな〜、と。

そしたら来ました・・・!!
来た来た来たッ!!

第九だッ!!

これな。
年末っていうと、
そこかしこで第九演奏会ありますよね。

第九、私何十回も
歌ったんですけども、
まぁ〜、テンション上がる曲ですよね。
大学生のころですが、
1週間毎日第九漬けになったことあります。

月曜火曜が練習
水曜木曜がリハ
金曜土曜が本番

みたいな。

殺す気か・・・!!(笑)

当時は無理矢理張り上げてたので
マジで喉が死んでました。

日に日に出せる音域が
狭くなっていくっていう(´Д`)

と言っても、
私は指揮者として
指導もやっていたので、
ただ声出すだけでなくて、
情感込めて歌詞のニュアンスを・・・

なんてことも散々やりました。

けど、ぶっちゃけキツいんですよ。
この曲(笑)

音域がやたら高いし、
それを持続させてくるし、
奇妙な音程もたくさんです。
ドイツ語ってことで
発音も慣れないと難しいです。

とくにドイツ語は子音が効き過ぎで(笑)
カッコいいけどね。

ベートーヴェンさん!!
アンタ、歌ったことないでしょ?!
人間のこと楽器だと思ってるでしょ?!

ってまことしやかに
ネタにされるレベルです。

 

 

情感とか以前に、

そもそも声が出ねぇ、
出し続けられねぇ、

っていう人も多いんじゃないかなぁー。

 

 

カラオケじゃないので、
キーも下げられないですしね。
このへんが声楽や合唱の
難しいところでもあります。

 

 

まぁ、そんな第九ですが、

あのくらいの高音発声になると
いくつかの方法を組み合わせる
必要が出てきます。

無理矢理でも出る人は出るけど、
あんま心地よくない。
ザックリまとめると、

『徹底的な脱力』×『高音のための声帯覚醒』

ですね。
力んだら負け(喉が)です(´Д`)
動画撮ってみました。

https://youtu.be/Nt601LF8K9A
少し補足すると、

●脱力発声(必要なところにだけチカラを使う)
・ベルヌーイで発声に使うエネルギーをカットする
・母音子音を手抜きで目立たせる
・地声安定で低音から高音までとにかく楽に

●高音覚醒
・裏声覚醒で声帯を伸ばす
・音程操作の筋肉の自覚&効率的トレーニング

こんな感じ。
一つ一つは地味ですが、
これを積み重ねるかどうかで
ぜんっぜん違いますね〜。

ってことで、

渋谷での発声レッスンでも
そのへん詳しくやろうかなー、と。

第九みたいな声楽もですが、
ポップスなどでも基本発声はまったく同じです。

レッスンでは、
その場で音域が広がる感覚も
体験できますよ=。

一つ一つを超絶丁寧にして、
自習できるレベルまで持っていきましょう。

声が出るのは当然。
その先を自分で磨いていけること。
自習できてナンボですから。

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