ASHES終演!!
今回ももの凄かった。。。
あんなに魂を燃やして歌うコト、
なかなか無いよ!!
ASHESというのは、
私が主催している合唱の合宿です。
扱っているのは『合唱』ですが、
『これ、もう合唱っていうジャンルじゃ無いよね』
って言われました。
魂の共鳴場。
最後の演奏は泣きながら歌っていました。
悲しい歌、泣かせる歌だからじゃない。
自らの湧き上がる想いに、
肚から突き上げる衝動に、
仲間と響き合う喜びに。
ある人は『ご神事』のようだったと言うし、
ある人は『祭』のようだった、と。
クライマックスはまさに忘我。
そこには一片の迷いもありません。
声が出なかったらどうしようとか、
音程を間違えたらどうしようとか、
喉が痛くなったらどうしようとか、
恥ずかしいとか、
上手くみせたいとか、
そんなのはすべてどうでも良かった。
ただただ、みんなと声を合わせる
その瞬間が愛おしくてたまらない。
2日間、みっちりと練習しましたが、
私が一切言わなかったことがあります。
・音程を合わせてください
・みんなに合わせてください
・抑えて!
・突出しないで!
・美しいハーモニー
言い続けたことは
・もっとやらかせ!
・もっとイケる!
・合わせるな!
・間違えろ!
・もっと目立て!
・汚い声出せ!
最初は躊躇しちゃうんです。
自分の声をばんっ!!と思いっきり出すのを。
周りを気にしてしまう。
ついつい抑えてしまう。
もったいなすぎるんだよ!!
ぜんぜん行けるんだよ!!
そんなもんじゃねーだろ?!
もっとガタガタで、
もっとあけっぴろげで、
もっとえげつなくて、
もっとグチャグチャで、
もっと感情むき出しで・・・
それでいいじゃないか・・・!!
自分の声と歌を否定され続けていた人が、
歪と言われたその声のまま、
むしろさらにアクを強く。
その声で肚の底から
喜びの歌を歌う。
そんなん最高に決まってんだろ!!
最高の演奏だった!!
魂が震えた。
かつて自分の気持ちが全然分からず、
やりたいことも分からず、
絶望していた時代もあった。
けど。
いま、私は当時の私が
欲しくてたまらなかった世界に生きてる。
自分の大好きな声、歌、合唱を通じて
『いのちの共鳴』
を生み出す活動をしている世界。
自分のいのちが光り輝く瞬間は
誰にでも必ずある。
ただ、その世界で生きると決める。
そして自分にできる一歩を踏み出す。
これを続けるだけだ。
一緒に歌ってくれたみなさん、
どうもありがとう!
本気は楽しい。
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