【自己紹介④】個性と才能を共鳴させる生き方

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約7分

コウタローです。

前回までのお話をまとめると

進学校に進学して勉強漬けの環境へ。
成績は低空飛行。
相変わらずコミュ障だったが、
合唱部に誘われて歌ううちに
合唱の楽しさをチョッピリ知った。

こんな感じです。

今日のお話は、受験をすっ飛ばして
中高マックラ人生だった私が
大学デビューした話です(笑)

高校時代はこれといった事件も
何もなく学校と部活と家を
行ったり来たりするだけで
終了しました。

で、いろいろとあって
フツーに考えて絶対無理!
ってレベルだったのですが、
(D〜E判定はざら)

神風が吹いたことで
私は東北大学農学部へ進学しました。
その話はまた後日
ご紹介したいと想います。

なぜ東北大だったかというと
合唱部のひとつ上のT先輩(男)が
東北大に進学したからです。

T先輩は奇妙な才人で、
私の人生を変えてくれた恩人です。

高校時代はほとんど話した記憶は
ないんですが(笑)

「まぁ先輩が行ってるなら
いいんじゃねーの?」

的な感じで第一志望を
東北大にしました。

さて、大学時代は人生の転機でした。

高校時代まではほっとんど
人と話すこともなく、

感情を表に出すこともなく、
毎日ぬぼ〜っと生きていた・・・。

そんな私でしたが、
T先輩が所属しているってだけの理由で
混声合唱団に入った。
これで人生が変わりました。

当時で創立40年近い歴史ある合唱団で
70〜100人ほどのメンバーが
活動していました。

なんとここでですね。
『合唱指揮者』として活動したんですよ!

しかも3年間も!

指揮者というとなんとなく
合唱団やオーケストラの前に立って、
なんか棒を振り回している人、
というイメージの方も多いかもしれませんね(笑)

ここでの指揮者の役割は
ザックリ言えば団の音楽活動のトップです。

指揮者と言っても学生団体ですから、
単に指揮を振っていれば
いいわけではありません。

指揮も振る
合唱も指導する
ボイストレーニングも指導する
後輩の個人練習も指導する
練習のための練習(笑)も取りまとめる
その他団の行事にはすべて参加する
・・・その他も資料つくったり色々・・・!!

など、フツーに考えておかしいくらいの
時間と労力を投入する役職だったんです。

練習は月水土でしたが、
基本指導陣が集まる練習で火木土、
授業の合間に後輩の指導、
その他イベントなどが日曜日や練習後に入る・・・。

などなど、意味不明なほどの
活動量です。

簡単に言うと1週間のうち
7日間(全日 笑)は練習場に行って、
夕方から(早い日は昼から)夜中までこもって
何やらやっている・・・。

そんな生活でした。
学業は完全すっぽかしで
団の活動にフルコミットしていました。
・・・留年しましたけども(笑)

さて、そんなワケの分からないレベルで
活動していましたし、
毎日毎日人前で何かやらなければ
ならない状態で時間的自由もありません。

なのに、私は最高に充実していました。
高校時代の私からしたら、
異次元です。

なぜ、高校までは感情マヒ状態で
半分死んだように生きていた私が
そもそも指揮者に抜擢されたのでしょうか??

それは私が誰よりも
『合唱』を楽しんでいたからだと思います。

ここでの活動はかつての私が
本当は欲しくて仕方がなかった
すべてを兼ね備えていたんです。

自分の感情を解放すること
自分をさらけ出しても受け入れてくれる場
気の合う仲間がいること
仲間とともに作品を創りあげること
感動を分かち合うこと・・・

高校までの長くて強力な抑圧。
これがあったからこそ、
私はそこからの解放感を
誰よりも感じていました。

「感情って出していいんだ!!」
「自分って表現していいんだ!!」

そんな単純なことに気づかせてくれたのが
この合唱団だったんです。

そのきっかけを作ってくれたのが
さきほどのT先輩でした。

ボヤーッとして暗そうな顔をしている
私を快く先輩たちに紹介してくれ、
上手い具合にイジッてくれたりして
溶け込めるようにしてくれた。

スムーズに合唱団で居場所を作れたのは
T先輩のおかげだったんです。

ちなみに、
高校時代の成績を知っている先輩からは、
「よく合格できたなぁ?!!」
って言われました(笑)

そして、全力で活動する中で
一番の思い出はやはり定期演奏会です。

12月に行われる活動の集大成。

私たちはたった15分ほどの
ステージのために1年間を費やしました。

そのステージで私は指揮を振りました。
そして奇妙な感覚を味わいます。

ピアニストと70名ほどの合唱団、
そして1000名近いお客様、
そして私自身が一体になった感覚。
そこから生まれる至福感。

余計な雑念が全て消えて、
これまで体験したことがないほどの
最高のハーモニーが創り出されていく。

当時は知りませんでしたが、
いわゆるフローとかゾーンとか言われる
究極の集中状態に入っていたんですね。

過去最高の響きがリアルタイムで
刷新されていくんです。
それも当然のように・・・。
これはヤバいですよ!!

これは個人の力だけでは
とうてい到達できない境地だったと思います。
合唱という、仲間の想いがかけ算される場
だからこそ生まれる一体感でしょう。

というわけで大学時代は
合唱漬けの毎日ということで
終了です。
本当に学業は・・・すっぽかし(笑)

まとめると

合唱団に入る
合唱を通じて自己表現する楽しさを知る
指揮者としてブラック企業なみに活動する
演奏会の指揮で強烈な感動体験をする
一生の仲間ができる

こんな感じです。

これまで人生を振り返ってみて、
なぜ自分は『合唱』なのか?
と何度も何度も問いただしてきました。

そこから見えてきたこと・・・。

私にとっては、実は歌うことは
「楽しむ」ことではなかったんです。

それは

「自分の魂を表現すること」
だったのだ、と。

生まれつき身体が弱く、
迷惑をかけるばかりだった自分。
そんな自分に価値はない。

「自分は生きていていいのだろうか?」

そんなことを心の奥底で思っていたことを
ほんの数年前知りました。
自分の感情に無感覚になることで
心を守っていたのだと思います。

私は『合唱』によって救われたんです。

合唱は単に声を合わせて歌う・・・
というものではありません。

他人に合わせようとするのではなく、
自分を抑えるのではなく、

個人個人が全力を出し切り、
その先で生まれるハーモニー。

一人一人に生まれる感動が
足し算ではなく、
かけ算される活動。

これが私にとっての『合唱』です。

だから、今の私にとって
『合唱』は
歌わなくても良いんです。

絵でもいい。
料理でもいい。
本を読むでもいい。
マラソンでもいい。
ダイビングでもいい。

すべての人が本来備えている
個性と才能が発揮される生き方をする。

そんな人が集まって、
ともに共鳴しあって
『ナニカ』を創りあげる活動をする。
そこで生まれる感動体験。

これが『合唱』です。

そんな仲間を集めて超面白いことをする。
こんな生き方をする人を増やしていくのが
私のいまの夢なんです。

まぁ、要は人生楽しんでいこう!
って話ですネ!

%name1%さんは、いま
本当にやりたいことが出来ていますか?
自分らしく生きることが出来ていますか?
もし1年後死ぬとしたら・・・何をしますか??

一人になって、
邪魔されずに
ゆっくりと考える・・・。

そんな時間を取ってみてくださいね。
もしそれをシェアしていただけたら嬉しいです。

自分の個性と才能を発揮して
仲間とも共鳴しながら豊かに生きる・・・。

そんな道は誰にでも開けていますよ!

今回はこのへんで!

 

 

▼続きはコチラ

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