コウタローです。
昨日は東京へ行っていました。
といっても、自分の用事ではなくて
妻がセミナーに出るために
11ヶ月の四女のお世話をするためです。
妻的には新境地の
ファッションの講座ということでしたが、
話しを聞いてみると
やはり目指すところは
『より豊かに生きる』につきますね。
その講師の方はファッションを通じて
人の可能性を拓き、
心を自由にし、
人生をより豊かにするサポートをしている。
どのルートであっても
目指すところは同じ。
一流の方に言っていることは
切り口は違うけれども
同じことを言っている・・・。
そんな風にとくに最近は感じます。
私も日々成長しないとなぁ〜と思いました。
で、成長著しすぎるのがウチの四女でして(笑)
日々世界に激変が起きているようですね〜。
最近は食事にめちゃめちゃ興味があるらしく、
食事中とにかくテーブルに上ります。
上るだけでなく、手を出します。
4人目にして初なほどの激しさです。
こちらの心の隙を突く達人らしく、
一瞬気が反れた瞬間を狙って
グワシッとご飯やおかずを
握りしめます。
とりあえず、豆腐をわしづかみして
その後、手を擦り合わせるという
豆腐による手洗い行為などは
ぜひ辞めていただきたいと思います・・・。
さて、今日はこんな
お便りをいただきました〜。
Mさんからです。
□■□■
コウタローさんこんばんは!
肩甲骨と骨盤覚醒エクササイズ毎日やっています。
左の脇腹、より背中側の筋肉が筋肉痛です。
合唱の練習では最近顎を出して歌っていることが少し自覚できて、気づいた時点で直して歌うようになりました。
高音ではまだ息を押し出してしまうこと、地声になって喉が詰まることは直せません。
この体操やコウタローさんの動画を拝見しているうちに、呼吸についても少し気付くようになりました。
姿勢や地声であることを気にし過ぎて、ますます体が緊張しているということ、
そして体が緊張している=呼吸が浅くなっていること自体が悪循環を招いているのだと感じました。
特に高音の時にはその歌のフレーズを想像するだけで体が緊張して呼吸が浅くなります。
高音恐怖症!という感じです。
どういう声を出したらいいかわからなくなるんです。
今月から別の合唱団にも入り、アルトをやってみています。
(というのはため息発声をやっていると自然に出てくる声が低いなーということに気づき、
自分の普段の会話の声もなかなか低いということに気づき、低い音になると中央のドより
1オクターブ低いドより低いソまで出るのでアルトもやってみようかと思ったんです。)
また、個人のレッスンも受けていて(私は二つの合唱団と個人レッスンを受けているということになります。)
これはもう5年くらい受けていますが、この5年はいったいなんだったんだろうとつくづく自分に嫌気がさしていたんですが、
レッスンの内容を録画したものを聞いているうちに、私の場合、高音をどうにか出そうと無理していたことに気づき、高音をどうやって出すか
ああでもないこうでもないとやっていて、結局自分の素の声がわからなくなり、
楽に歌うということを忘れてしまって中、低音も出せなくなってしまったんです。
アルトは地声を少し抑えた感じでやっていますが、そんなに無理している感はなく、呼吸も楽です。
アルトで音程を正しく出す練習と、ハモリを楽しみたいと思っています。
私の目標は高音も出せるようになりたいのですが、まずは自分の今楽に出せる音域で
正しい音程を出せるようになれば、高音にもつながっていくんじゃないかと思っているし、
自分の声の可能性を感じてみたい、開拓をしてみたいと思ったからです。
コウタローさんの動画を見てから地声というものは「よろしくない声」(合唱では地声はダメなので)という考えはなくなりました。
ジャンルも、声楽、合唱だけでなく、POPSもカラオケで歌いたいなあと思うようになりました。
ありがとうございます。これからも日々、坦々とやっていきます。
□■□■
肩甲骨と骨盤の覚醒エクササイズというのは
先日参加者を先行募集した
『Be姿勢オンラインスクール』の
コンテンツですね。
このスクールは要は
「美しい姿勢に自分でなる方法」を
オンライン上で学べる実践講座になります。
いまは先行参加者さんたちに
実践していただいている段階です。
また改めてご案内したいと思っていますー。
姿勢が美しくなると
めちゃめちゃイイコトがありすぎるのですが、
病院や高価なグッズに頼らずとも
自力で改善することは可能です。
肩こり腰痛からの解放はもとより
歌にもめちゃめちゃ効果が高いですよ〜。
それで、このお便りにある
「高音恐怖症!!」
これ、けっこうピクッて
反応する方もいるんじゃないでしょうか?
高音て人によってですが、
マジでほんの10〜15分で
出るようになることも多いです。
例えばKさんという
当時大学生だった女の子の例です。
私が整体と声の研究を始めた
初期の頃に出会ったのですが、
その時の音声です。
▼Kさんの声の変化
https://youtu.be/LiTA7jb5H4s
Kさんは元々アルト(女性の低音パート)で
高音が出ない・・・と悩んでいました。
ですが、この音声を聴くと分かりますが、
ずいぶん高い声も出てますよね。
最高音は「シ」ですね。
ト音記号の五線譜から
飛び出たとこの音です。
けっこう高いですね。
Kさんが悩んでいたのは
そのオクターブ下くらいの音の話です。
でも、フツーに出た。
単に思い込みを外して、
ちょこっと私が補助しただけです。
もともと出るポテンシャルを持っていたので
それを引き出させてもらっただけです。
Mさんの言うとおり、
高音=恐怖になっていて
出そうと思った瞬間から
身体がこわばってしまう。。。
緊張して失敗した記憶や、
誰かに笑われるんじゃないか、
指導者から怒られるんじゃないかという恐怖。
こういう想いが
本来のパフォーマンスを奪ってしまうんです。
すごく、もったいです。
例えば、高音がすっごく
ラクに出るようになる練習法に
こんなのがあります。
テキトーにメロディーをつけて
感情の赴くままに、
何も考えずに、
心に浮かんだままに歌う。
これだけです。
楽譜とかないです。
マジでテキトーです。
これを録音しておいて、
後で鍵盤とかで
音程を確認してみてください。
そうすると結構高い音まで
フツーに出てたりするんですよね〜。
Mさんも
地声というものは「よろしくない声」という考えはなくなりました。
というように言ってくださってますが、
こういうように
思い込みを外していくだけで
声の可能性は拓いていきます。
どんなジャンルでも同じですが、
思い込みで能力が発揮できていない
ってパターンは本当に多いと思います。
いまだに私自身も
自分自身の思い込みと毎日
格闘しています(笑)
意外に成長のきっかけってのは
そのへんにゴロゴロ転がっているもので、
気づくか気づかないかで
大きく人生は変わっていくように思います。
それではまた!
コウタロー
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