こんばんは、コウタローです。
ここんところの懸念だった雑事が
ついに、、、ついに終わったのだっ!
ということで、色々と再度スタートしますー。
で!
ここんところ渦巻いているのが
声は生きているか?
歌は生きているか?
という問いかけです。
なおこれは特定の誰かに向かってではなくて、
どちらかというと
自分自身に刺してくスタイルの話です。
で、
下手とか上手いとか
そりゃ大事なのだけど、
それが一番じゃないのは
とっくに気づいていると思う。
この肉体を持って生まれてきて、
さまざまな出会いと別れを繰り返してきて、
楽しさも悔しさも喜びも悲しさも
ぜんぶ体験してきている。
それが全部ここにある。
それ出しきらないでどうする?
燃やしきらないでどうする?
別に歌わなくてもイキナリ絶命しない。
直ちに影響はないってやつだ。
けど、それは物理的な話であって、
心を燃やして魂を振るわせて
声という光を身のうちからありありと
思い出さないままでいるとしたら
それは生きているとは言えないって
内心分かっていながら
そうなってない自分にちょっと時々怖くなる。
ブスブスくすぶった
骨の燃えカスのままでいられないよなぁー?!
『本気で声を出したい!』
って言う人って結構いるし、
私も前からずっと思っているし、
いまでもそう思う。
それなりに頑張ったこともあり、
『本気で歌えた!』って体験は確かにある。
あるのだけど、
恐ろしいことに最近歌っていると
『本気で声を出してない』
って自分に気づいてしまった。
声は出るのだけど、
それは『本気』ではない
ということが直感的に分かってしまった。
え、怖っ!
昔に比べたら技術的には圧倒的に上達したし、
声量も倍音も超増えたし、
声のコントロール力や
表現力だってめちゃめちゃ高まってる。
なんだけど、
いや、違うんだよ。
そういう声じゃないんだ。
出したいのは良い声じゃないし、
誰かの声でもないし、
正確で端正な歌でもない。
荒々しくていいし、
なんなら声とかメチャクチャでいいから
でもすべてを力づくで惹き込んでしまうような
生命の輝きのようなやつ。
なんかそういうのが
ちょっと、ほら、たりてないんじゃないの?
くすんでんじゃないの?
その声その歌、生きてないんじゃないの?
ん?
って内側の誰かさんに
鼻でせせら笑われてることに
ちょっと気づいちゃった。
うげーーーーまじかよ。
で、
改めてピアノの前に座って
一音一音、一声一声にエネルギーを注いで、
歌詞と人生を結び、凝縮して、
歌ってみた。
1曲目。
1番、まだダメ。
2番、まだダメ。
1曲終わり、まだ、ダメ。
2曲目。
1番、まだダメ。
2番、あ、なんか少し情景が…
ラスト、まだまだまだまだだが、少し思い出した。
ここまでやってみて、
少ーーしだけ思い出せた感覚があった。
『何が足りなかったのか?』
たぶんそれは『必死さ』かもしれないって思った。
私が歌うのは
上手くなるためか?
違う。
私が声を磨くのは
誰かに評価されるためか?
違う。
私は、
声を発すること、そして歌うことは
私が私として生きて、
私が私として死ぬため。
そう思っているフシがあって、
たぶんそれは幼少期から
死にそうな目にけっこう遭っていた
ってことが影響していると思うけれど、
つまり『生きたい!』と思っているらしい。
生命の灯火が弱まって、
消えそうになった経験があるからこそ、
だからこそ光を灯したい。
潤沢な燃料も無いし、
強靭な器(肉体)があるわけでもないから、
だからこそ創意工夫と
余計なエネルギーの徹底排除で光を集束させて
ここに『私は生きている』と叫びたい!
切実なのだ、私にとって声と歌は。
たぶんそんなんが根本にある。
なのに、ときどき忘れてしまうんだよなぁー。
自戒。
もし、なにか日常でモヤモヤしているとか
どうしたら良いのかわからないとか
なんか人生詰まらないとか…
そんなくすぶった感じがあるのなら
どっかのタイミングで
必死に何かをやりきってみたら良いと思う。
こういうと
『どうやれば必死になれるんでしょうか?』
『必死になれないんです』
『必死にやっているつもりなんですが…』
というふうに思う人もいるかも知れないけど、
たぶんそれはそれで良いと思う。
たぶんまだ時期じゃない。
まぁ『時期じゃない』って言い続けながら
死んじゃう人もいるけど、
心から欲してないのに
必死になるなんて不可能だよなって思うし。
だけど、もしできるなら
ちょっとこんなふうに
自分に言ってみて
反応を見てみるのはありかもしれない。
イメージとしては
すっげー意地悪そうな人が
まじまじと自分の顔を見ながら
言ってくるんです。
『へー必死になれないんだーへー』
『じゃあやめちゃえばいいじゃん』
『えっ!それで必死のつもりだったんですか!』
『必死って必ず死ぬって書くの知ってますか?!』
『なるほど、そんな大したことじゃないんですね』
『じゃあ、そのまま死ねば?誰も困らないよ』
( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
いやー、まだまだヌルいっすね!
心を燃やせっ!
それでは、ありがとうございました!
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