輝くものはいつもここに

こんばんは、コウタローです。

現在12月31日22時5分。
今年が終わりを告げています。
振り返ってみればさまざまな出来事があった年でした。

まさか、という世界が突然現れ
日常が破壊され、
これまで当然のものとしてきた
『生きること』そのものが
抑えつけられるように感じる人も少なくないと思います。

けど、こんなときだからこそ
改めて見えてくること、
感じることもたくさんありました。

大切にしたいことって、
それって言ってしまえば
何でもないことなんじゃないかな。

さくらももこさんの詩に
『ぜんぶ』という作品があります。

大切なことは
ぜんぶここにある。

泣くこと　笑うこと
怒ること　喜ぶこと

あたりまえの気持ちは
あたりまえのものとして
そのまま　今ここにある。

もうどこへも行かなくても
なんにもしなくても
どこへ行っても
何をしても
ぜんぶそのままだ。

わたしが本当に大切にしたいことって何だろう？

そのことへ思いを馳せるのも
いいかもしれませんね。

今日は2020年最後の日ということで
私から１つ歌を贈らせていただきます。

先日の音楽会で演奏した作品です。

詩
即興歌
朗読
ピアノ

のコラボ作品です。

詩は、
若くして亡くなってしまった
私の親友である
さのひろえさんの作品である

『アワ歌四十八音の物語』

から4編を選びました。

朗読は、

本気の合唱ASHES『巡礼』の
ファイナルでもお世話になった
くらたゆきさんにお願いしました。

ピアノは、

YouTubeでAltemisゆっくりさんが公開している
Crusadeという曲で、
私の長女に弾いてもらいました。

特に打ち合わせもせずに
ぶっつけ本番で臨んだので
どうなるか本人たちも分からないままに
始まったのですが、
とても素敵なエネルギーに恵まれました。

歌詞をちらりと読んでから（読みながら）
聞いていただけるとより
詩の世界観を感じられるかと思います。

▼即興歌-無限円環『アワ歌四十八音の物語』より「ホ」「ソ」「オ」「シ」

歌はこちら

詩はこちら

歌いながら私の中に湧いてきた想いは

『輝くものはいつもここに』

ということ。

自分の中にはいつも光があって、
ときどき見失ってしまうのだけれど、
それでもいつでもそこに
明るく軽く暖かな存在がいてくれる。

そのことをじわじわと感じながら
歌わせてもらえて幸せでした。

何か感じることがあれば嬉しく思います。

それでは、本年もありがとうございました。

2021年も楽しんでいきましょう。