★ 生きる時間が黄金のように光る ★

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約3分

★ 生きる時間が黄金のように光る ★



いや~、ホントに楽しかった!

参加してくださったみなさん、ありがとうございました!



初日の音取りすらビミョーなところからスタートして、2日目の21時20分頃からの全通ししたときの落差がすごすぎて、改めてみんなすげぇな~って思う次第です。



正直、ノー観光ほぼノー休憩で体育館に缶詰なので、けっこうシンドイと思うんですよね。

今回はホントに一回も外に出なかったし。



ただ、このくらい一切余計なことを考えずに、やらずに、ただただ音楽だけに没頭できる・・・。

しかもそれが、心を許せる仲間たちと、ってのだから合宿はやめられない。



今回の曲は「光る刻」という題名でした。

動物たちの生と死をテーマにした名曲で、そのなかの「象」という曲の中にこんな詩があります。



『日々に散らばっていた いのちのかけらを

 いまこそよびあつめ うつくしいひとつのものに

 まとめあげ うたいあげ かれらの永遠に参加するため

 人知らぬ 聖なる地へ 走るけもの』



私たちの中にもいのちのかけら(過去のエピソード)が存在して、今がある。

私には親がいて、その親にも親がいて、彼らにも同じようにいのちのかけらがある。

今回集まってくれたメンバーにもいのちのかけらがあり・・・。



そんな大きなテーマだったことが、この年になって改めて実感として感じられるようになりました。



このイメージを全員にしてもらった後のサウンドの変わりっぷりが異常なほどで、本当に心によって声って変わるんだな、と思いましたし、そこから生まれる一体感は本当に何ものにも変えがたい瞬間だったなぁと思いました。



合宿が終わった後、参加者からこんなメールをもらいました。



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今できることを今いるメンバーで出しきる!、そんな合唱ができたなって感じました。感謝です。



今年から合唱団に入って定期的に歌う機会ができましたが、やっぱりこの合宿だからこそできること、発見できることがあり楽しいです(最後は色々かなぐり捨てて全力で歌ってましたが)。



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最後の演奏の時にもみんなに伝えたんですが、このメンバーでこの曲をやる機会ってもう無いんですよね。

小田和正さんの「あの日あの時あの場所で・・・」って歌詞がありましたが、ホントそんな感じ。



声って出したらすぐに音は消えてしまう。

そんな声を人が集まって、響き、合わせていく。

一瞬で生まれて一瞬で無くなってしまう作品。



もちろん録音も録画もできますけど、それはやっぱり違うもの。



だから、もらったメールで「色々かなぐり捨てて全力で歌ってました」ってのがすげー嬉しいですね。



合唱だけじゃないですが、個性は出して出して出しまくってこそ調和が生まれるって思います。

キレイに出すとか音程を正しく出すとかカッコイイ声とか要らんから『自分の声を腹の底から出しまくりたいぜ!!』ってマジで思います。



今回は指揮者でしたが、本気で私も歌いたくなりましたね。

素晴らしい響きでした!

本当にありがとうございました。

 

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