【自己紹介②】中高生時代の人生の転機

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約5分

コウタローです。

さて、それでは前回は小学生まででしたが、
今回は中高生時代について送っていきたいと思います。

ざっと小学生時代を振り返ると

生まれたときから超不健康で病院通いを続けた。
身体には自信がなくなり、内向的な性格になった。

こんな感じです。

今日は中高生の時の話です。

小学生の頃は内向的とはいえ、
幼稚園時代からの友達もいて
それなりに親しく遊ぶこともしていました。

しかし、小学校卒業と同時に引っ越しまして、
市内ではありますが、
別の地域の中学に通うことになりました。

ここで個人的に強烈な事件が3つ勃発します。

1つ目は丸坊主になったことです。

小学校時代はぼっちゃん刈りだったんです(笑)
ぽや〜ん&ひょろ〜という感じだったんですが、
中学校は男は全員丸坊主という謎の校則があり、
丸坊主を余儀なくされました。

これ、超ショッキングでした。
刈ったその日は、アタマがスースーするし、
触るとジョリジョリするし、
気持ち悪かったんですよ・・・。

前髪が無くなったのも大きかったんじゃないかなと
今は思います。
前髪は深層心理的に盾なんですよね。
自分を守るもの。

引っ越しという不安。
それを助長する前髪という盾の消失。

2つ目は転校(?)初日に遭ったいじめモドキです。
体育館で並んでパイプ椅子で座っていたときに
なにやら後ろに座っていた人が
背中をつねってくるんです。

驚きましたよ。
小学校時代はそんな人いませんでしたからね。

こんなヤツがいるのか!
中学とはオソロシイところだな・・・。

そんな風に記憶に刻み込まれました。

どんだけ豆腐メンタルだよ、という気もしますが、
当時の自分には結構な衝撃だったんですね。

この経験が発端で中高時代は
人とほとんど喋ることができなくなりました。
超ドンヨリ(笑)

おかげで部活動でも軽いいじめに遭ったり、
クラスにも馴染めない生活がつづきました。
気配を消すスキルはこのころ身についたと思います。

3つめは成績です。

小学校時代は1学年80名ほどだったのですが、
私は勉強だけはなぜかけっこうできました。
成績で言えば当時がピークだったと思います。
ピーク来るの早すぎ(笑)

で、いまでもハッキリと覚えているのですが、
中学校に入ったときの模試の順位が
学年で42位だったんです。
1学年は360人くらいいたと思います。

これも目を疑いましたね。

「小学校時代は一位無双していた自分が
42位・・・だと・・・??」

どんだけ井の中の蛙だよ、という話ですが、
身体が弱くて運動がからっきしだったので
「勉強ができる」というのはある意味
よりどころでした。

が、崩壊。

「あーダメだこりゃ」って諦めた記憶があります。
その後、何やかんやと頑張って
成績自体は上げることはできました。

が、いかんせんその時のショックが大きくて
セルフイメージは最低のままでしたね〜〜。

そんな中で一つの転機がありました。
父親が出張先で『クラシック音楽CD集』を
買ってきたんです。

クラシック音楽の名盤だけを選りすぐったCD集で
100枚以上あったと思います。

これにハマってしまいました。
好きな曲をヘビーローテーションで
聴きまくっていましたね。

小学生の頃はつまらなくて仕方なかった
ピアノを再開したのもこの頃です。

独学でやみくもにやっていたので
ぜんっぜん上達はしませんでしたが(笑)

ベートーヴェンの月光の第1楽章や
悲愴の第2楽章などを1〜2ヶ月くらいかけて
少しずつ練習したりしていました。

▼ベートーヴェン月光第1楽章

▼ベートーヴェン悲愴第2楽章

想いを伝え感動を分かち合う音楽。

自分の感情を抑え込んでしまっていた
私が惹かれたのは当然だったのかもしれません。

当時はカセットテープからCDに以降する時期だったので
結構高価だったはずのCD集を買ってきてくれた
父にはホント感謝ですね。

・・・と、高校まで書こうと思ったのですが、
すでにけっこう長くなってしまったので、
続きはまた次回にしようと思います。

中学時代をまとめると

引っ越しして超不安
いじめに遭ったりして人間不信に陥る
ほぼ喋ることなく過ごす
クラシック音楽にハマる

こんな感じです。

当時は完全に感情を麻痺させていて
楽しいとか苦しいとか悔しいとかは
ほとんと感じていませんでした。

さまざまな自分と向き合うワークを通じて
少しずつ思い出せるようになりましたが、
それまでは全く記憶がない状態です。

覚えていても、そこには音もなく色もありません。

先日、娘の運動会に参加したときに
当時同じクラスだった友達に話しかけられたのですが、
ぜんっぜん記憶にないんですよね〜・・・。

相手はすっごく覚えているし
自宅でも一緒に遊んだらしいのですが、
気持ちよいくらい記憶ゼロなんです(笑)

そんな風に完全に自分の感情を
シャットアウトして生きていたわけです。

ただ、この経験は後に大逆転します。
このくらい自分を押さえ込んだ時期が
あったからこそ生まれたモノ・・・。

すべての物事には意味がある。

そういう言葉を聞いたことがあると思います。
ただ、私はチョット補足したいなと感じています。

それが『人生を再定義する』ということです。

出来事は出来事です。
そこにどんな意味をつけるのか?
それはあくまで自分自身です。

当時の自分にとって中学時代は
暗黒時代にも等しかったですが、

今の自分にとっては
中学時代の経験のおかげで仲間の素晴らしさや
感情を解放することの素晴らしさを知ることができた。

よくぞ経験させてくれた!!

と感謝の念すら湧いてくるのです。

次回は高校時代です。
相変わらず人生ドンヨリな感じで生きていましたが、
人生を決定づけるとある出来事が起こります・・・。

今回はこのへんで!

 

 

▼続きはコチラ

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