【解説】脇の下のストレッチのやり方

脇の下の重要性は「脇の下のほぐし方」の方でも
説明しておりますが、本っ当に重要なんです。
実際に整体でも毎回必ず、何は無くとも行う場所の一つが脇の下なのですね。

というわけで、今回は
脇の下のストレッチのやり方について説明します。
超簡単2ステップです。


1.手首を引いて、肘を頭の後ろに持ってくる
2.上を向いて、頭で肘を後ろに押す(約20〜40秒)

たったこれだけです。
アホみたいですが、2番が実はポイントでして、
上を向くことで肘を後ろに押して、脇を最大限伸ばしているのです。
肘を頭の後ろに持ってくるだけだとあんまり効きません。

気持ちイイ〜〜〜〜ってくらいの感じで、
じわ〜っと伸ばしてください。
間違っても「おりゃーーー!!」と力任せにやらないように(笑)


この動作は肩甲骨が非常に大きく動くようになっています。
肩甲骨は人間が腕を動かす際に、もんのすごく重要な働きをしているのですが、
肩甲骨の動きを取り戻すのが肩こり解消の目安と言ってもいいくらいです。

このストレッチを行うことで、
肩甲骨がぐぐ〜〜〜っと体の中心+上の方向へ動く
これを意識してやってみるといいと思います。

とりあえず、
力こぶほぐし、脇の下ほぐし、脇の下ストレッチは
3種の神器としてセットで取り組むと良いかと思います。
全部合わせてもものの3〜4分ですし、
全部、ながらでもできてしまうお手軽さなので、
ぜひ取り組んで肩こりとサヨウナラしてください。

そして余談ですが、
取り組む順番というのにも非常に意味がありまして、
これはせっかくの同じ時間取り組むなら、
最大の効果を得るべし!との考えがあります。

実は「ほぐす」と「ストレッチ」は
この順番でやると非常に効果が高いのです。


凝り固まった筋肉はいわば、筋繊維というロープが
ぐっちゃぐちゃに絡まって、しかもその一本一本が
ノリかなにかでベッタベタにくっついてしまっている状況に似ています。

そういうぐちゃぐちゃでベタベタなロープを引っ張っても
結局絡まるばっかりでスルッと行かないのはイメージできると思います。
要は、ストレッチだけやる、ということは、これと同じ状況なのです。


そこで、ストレッチの前に必要なのが「ほぐす」という行為です。
直接刺激して、凝り固まった筋肉をほぐす。
そして、ほぐれた筋肉に対してストレッチをかける。
こうすることで効果が非常に高くなるのです。

それではどうぞ!