わたしの声はダメ・・・

気持ち悪いかも、ごめんなさい!

そんなふうに思ってた

けど、いまは−!

 

こんにちは、コウタローです。

 

今日は、

声と向き合うことで自分の原点を思い出し、

人生が変わったとある女性のストーリーをご紹介していこうと思います。

 

『本気で歌うことの素晴らしさ』

『私はなぜ歌うのか?』

『自分が人生で本当にやりたいことは何か?』

 

少し長いお話になりますが、どうぞお付き合いください。

 

 

2014年7月に届いたメッセージ

 

こんにちはhanekohさん。
ブログでは、いろいろアドバイスありがとうございました!

録ってはみたものの、改めて無駄に落ち込んだりして遅くなりました(笑)
いやほんと、お聞かせするのが心苦しい‥

 

とりあえず、今ゴスペルでやっている練習曲を、イヤホンで聴きながら歌ってみました。

「Hail Holy Queen」という曲と「I Smile」という曲です。

 

Hail Holy Queenの方は、地声で歌ってる部分はないです。
(上の声‥、裏声の息漏れなしバージョン?というのか‥)

I Smileの方が、前半は地声で、後半途中から、うっ喉が詰まる、と、上の声になってます。

 

ところどころ音外してて、気持ち悪いかもしれません。ごめんなさい!

 

歌っている時の感覚は、

 

・声が自分の周りに停滞してる感じ(離れていかない、飛んでいかない)
・いつも声の出し方を気にして、疑問を抱えながら歌ってる感じ
・サイドブレーキ引いたまま走ってるみたいな感じ

 

です(°° )

 

とにかくもう、微塵も自信が持てない現状なんですが、歌うのは好きだし、12月に今いるゴスペルグループのクリスマスコンサートもあるし

せめて、私の声はダメ、って気持ち的に引っ込まなくていいくらいにはなりたいなあ、と‥。

 

なんだか悩み相談室みたいですみません!
ほんと、お時間のある時にで結構ですので(>_<)

 

よろしくお願いいたします。

 

メッセージをくれたMさんは私のはじめてのクライアントさんになった人です。

当時私は整体師でhanekohという名前で少しずつYouTubeで発信していました。

歌の発信は少しずつはじめていましたが、まだまだ趣味の延長・・・!

思えばこのメッセージから、私もMさんも運命が大きく動き出しました。

 

圧倒的知識量と練習量

 

その時、届いたMさんの歌をポチッと再生してみました。

聞いてまず思ったことは『ん?けっこう上手いじゃん』でした。

まず、音程が良い、リズム感も良い、英語も丁寧に発音できてるし、声量はそれほどないけど、しっかり歌えていました。

 

そう、Mさんは上手かったのです。 

しかし、メールの文章からも、録音からも『自信の無さ』『自己不信感』が感じられました。

 

話を聞いているとMさんの知識量は尋常ではなく、悩みを解決するためにブログやYouTubeでさんざん情報収集をしていたのです。発声に関する筋肉の知識まで詳しかったです。ここまで来ると完全に発声マニアです(人のこと言えませんが笑)

 

また、Mさんは練習量もハンパではありませんでした。『毎日どのくらい練習してるんですか?』と聞いたところ『最低2時間』などと言っていました。Mさんは当時、いわゆる一般的な主婦だったのですが、ちょっと普通ではなかったです。しかも非常に集中力が高い方だったので、かなりのめり込んでいました。

 

本気出そうぜ!

 

それだけの知識量と圧倒的な集中力と練習量があるにも関わらず、Mさんは自信を失い、声に悩み続けていました。それが歌にも表れていたのです。

 

・声を出すこと自体に恐れがあり、常に喉が締まっていて声が細い

・少しでも喉が辛くなると裏声に逃げてしまい、声がぼやけてしまう

・地声がまったく鳴らせていない

・喉が締まっているので息が流せず躍動感に乏しくなっている

 

私はこう伝えました。

 

『もし、Mさんのカラダはそのままで、自信満々な人格が憑依したらいきなりスゲー歌うたえますよ!』

『本来の力の20%も出てないと思いますよ。本気出せば全然イケます!』

 

当時私は経験のため、無料でレッスンしたりメールでサポートしたりしていました。

Mさんとも数回レッスンしたと思います。

それだけでもMさんの声は少しずつ変わっていきました。

 

しかし、声は少しずつ変化しているのですが、膨大な知識量と練習量からつくられた

思い込みの壁が立ちはだかり、本当の変化が起きるには圧倒的に足りないことに気づいたのです。

 

そして、何回かやり取りするうちに、Mさんはめちゃめちゃ面白い世界観を持ち主だと気づいていました。

おいおいおいおい・・・それ発揮したらヤバくね?超面白くね?

 

決断

 

ただ、このままズルズルと無料レッスンを続けることは、お互いに進化の道が無いことは感じていました。

そこで、10月中旬のこと、私はMさんに『本気でレッスンしてみませんか?』と提案しました。

1年間の有料レッスンです。正直私はビビっていました。

 

自分にそんな価値を提供できるのかどうか?

Mさんに本当に必要なことなのか?お節介ではないのか?

拒否されたらとても悲しい・・・

 

ビビってはいましたが、確信していたことは『やるなら本気でやり合える人だ』ということです。

かなり勇気が要りましたが、それはお互いさまでした。Mさん自身も次のステージを予感していたのでした。

 

そして11月から個人レッスンを開始することになったのです。

『やるからには本気で取り組もう!』

お互いに宣言しての開始でした。

 

模索

Mさんとのレッスンはスカイプの動画通話で行いました。毎週1回のレッスンし、その間はメールで連絡を取り合いました。

 

初期はとにかくがむしゃらでした。

Mさんのこれまでの知識量と練習量が逆に声の自由を奪っていました。

その思い込みはどうやったら解けるのか?

どうすれば自由に、想いのままに喜び溢れて歌えるようになれるのか?

 

正直Mさんは強敵でした( ゚д゚ )

とにかく私は自分自身の経験を総動員してレッスンに臨みました。

 

理論的にも納得したい!という願いがものすごく強かったので、理論的なところも調べまくりましたし、

自分の経験と照らし合わせて、ただの知識を智恵化して伝えるにはどうすればいいのかを常に考えていました。 

 

理論は好きですし、Mさんは非常に明晰な頭脳と好奇心を持っているので、話していて初めて気づくことも多く、私としても楽しいのですが、実際に実践となると上手くいかないのです。

 Mさんは、脱力発声のキモである『ため息声』なども苦手でした。ただため息をつくだけ、という脱力練習に1時間を費やしたこともあります。

 

思い込みは強固な壁です。薄皮一枚一枚を丁寧に取り除いていくようなレッスンが2ヶ月ほど続いたころ、Mさんは地元の合唱団の演奏会で歌うことになりました。

 

レッスンを本格的に開始して2ヶ月。

はじめての本番でした。

 

 

生まれてはじめて

 

演奏会後、Mさんからこんなメッセージが届きました。

 

羽田さんに出会ったのは、半年ほど前。
私は歌や音楽の経験はなく、何か発散できる習い事ないかなぁ、と
たまたま見つけた地元のゴスペルグループで5年ほど歌ってきました。

 

5年、元オペラ歌手の先生の指導のもとソプラノパートで歌って来て
「息漏れのしない裏声」は身に付きました。
でも悩みは、それで声量が出ない事。

 

力強さはあまりなく、さらっとした感じの歌い方しか出来ない。
声量はそのうちついてくる、と言われるままに5年。

 

ソプラノは地声を頑張ると、高い声が出にくくなるから
低いところはあまり歌わなくて良い、他のパートに任せて、
そんな風に言われ続け、いつしか「地声=悪」になっていました。

 

確かに、地声の領域になって歌っていると
上の声に行った時、実体がないようなスカスカした声になりやすい。
でも、そうするとまともにひとつの曲が通して歌えない。

 

どうすればいいんだろう?

 

地声がだめなら、上の声の下限を下げる練習をするしかないのか。
でもそれだと、やっぱり声量に自信がない。

 

5年続けて来て、上の声の声量も自信が持てるほどついていない。
それなのに、下限を下げた所で満足に歌えるのだろうか。
本番前には、ダメ!もっと!しか言われなくなってくるし、つらい‥。

 

もう、声が「出る・出ない」にしか頭が回らず
表現とか、楽しさとかが、二の次になっていました。

 

普通の合唱よりは自由なゴスペルクワイアのコーラスで
少し声の大きい人がいると簡単にかき消されてしまう自分の声。
それで、歌っている意味なんかあるんだろうか?
歌いたいけれど、歌うのがつらくなってくる日々でした。

 

 

 

 

そして、たくさん発声についての事を調べてみました。
だいたい、似たような記事に行き着きます。

 

ミュージカル経験のあるボイトレの先生にも付きました。
身体が楽器だから身体を作って、喋れれば歌えるんだから、
そう指導されて、1年ほど通いました。

 

でもどうしても、自分の持ち続ける疑問やコンプレックスに
もう一歩届かない。どうしてもスッキリしない。

 

今思えば、欲しかったのは技術的な云々ではなく
精神的な自信に繋がる「大丈夫!」だったのかもしれません。

 

 

 

そんな中、たまたま羽田さんの動画を発見しました。
今までで一番信頼できたボイトレの先生の「身体が楽器よ」を作るための、
その仕組みや方法を、より具体的に、より深く説明されていました。

 

でもひとつ決定的に違ったのが、基本は身体を緩める、ということでした。

 

それまでに習って来たものは、身体をがっちり整えて、
歌い終わる頃にはあちこち凝ったり痛くなったり。
喉は緩めると思っていたけど、身体もなの?と、動画を見漁り‥
気づいたらブログに辿り着き
気づいたらメールをしていました。

 

 

 

 

そこで羽田さんにメールしたとき、自分の状態をどう説明すればいいか
考えあぐねた結果、

 

「サイドブレーキしたまま走ってるみたいに苦しいんです!」

 

というような事を訴えました。
返って来た答えが

 

「まさにその通りだと思います」

 

でした。

 

なんというか‥分かってもらえた!?という気分になりました。

 

 

 

その後に続いたのが

 

「もっと本気出そうぜ!」

 

でした。

 

 

 

あれっ?今まで私、本気全開のつもりだったんだけどな??
自分の全開が、ちっとも全開じゃなかった。
じゃあ、全開になれたら、どうなるんだろう?
いっきに興味がわきました。
たくさんお話をして頂いて、
どんな小さな質問も、素人丸出しの質問にも
ちゃんと答えをくれました。すごくスッキリ!

 

そして、努力の方向を間違えば、0どころかマイナスなんだな、と
深く思い知る事が出来ました。

 

 

 

 

羽田さんに出会うまでは、
「うまくそつなく歌うための声」‥声が道具でした。

 

でも、道具‥それは楽器であり、すなわち「自分の身体」であり
声そのものではありませんでした。

 

それから、表現するための声が欲しいと思うようになり
自分の声に対するイメージも深くなって行きました。

 

そのためには、自分の精神的な面にも向き合う必要がありました。
なぜなら、羽田さん曰く「声は内面を表す」からです。

 

 

 

自信がなければそれが声に乗り
迷いがあれば、それがまた声に乗る。

 

 

 

だから私は、きちんとまずは自分に向き合おうと
「もぐらカルテ」というものを作りました。
(地上に出て来れないもぐらが自分みたいだと思ったので)

 

 

 

何故、人前に出る事、注目される事に不安が生じるんだろう、
自分の心の深くを覗いて、時間を遡り、ひとつひとつ書き出しました。
忘れていたような事も思い出し、ほぼ全ての「できない」心を
解いて行きました。

 

 

 

 

それと同時に「ことりカルテ」というものも作りました。
こちらは、実際に楽器としての「身体」を整えて行くにあたり
指導いただいたことや、自分がうまく声を出せた時のイメージなどを
細かに書いて行きました。
そのページの一番最初に書いたのが「発声は筋トレ!」
2~30分でいいから、毎日地道な発声練習を続ける、と。

 

 

 

 

発声は、書かれたままにやってみれば簡単に出来るような物ではありません。
けれど、続ければ確実にできるようになるものです。

 

 

 

言ってみれば、自分の本気度と比例している。
そしてその本気に際限なく付き合ってくれる‥というか、
まだ上あるだろ!って引っ張ってくれるのが、羽田さんでした。
ここが、今までのボイトレの先生と違う所でした。

 

際限なく付き合ってもらえるなんて、よく考えればすごく贅沢です。
じっくり自分の状態を見て、出来るようになるまで見てもらえる。
‥いや、及び腰を許さず引っ張り続けてくれます。

 

 

 

 

天才は、99%の努力と1%の才能である。
成功者は、成功するまで諦めなかった者のことを言う。
いつかどこかで聞いた言葉を、まさに体現させようとしてくれている。
そんな気がしました。

 

 

 

そんな羽田さんは、とても地声を大事にされます。
でも、裏声がだめというわけではない。
現に、私が現状出しやすい上の声も否定をされることは決してありません。

 

それも表現のための手法のひとつであるし、
音域の限界というのも確実にあるので、
最終的には両方できるようになって、表現によって使いこなす、
「自由な声を手に入れる」のが私の最終目標です。

 

 

 

ただ、教わるうちに、私個人のイメージとして

 

「地声は魂(感情)を燃焼させるもの」
「裏声は魂を浄化させるもの」

 

と、明確に分かれて行きました。

 

 

 

曲にもよりますが、裏声で歌っていると
瞑想後のような感覚になれます。
なので、1日の終わりは裏声で気持ちよく歌える曲を
お風呂に入りながら歌って終わります。
原始から変わらぬ人間の根源のようなものが
吹き抜ける風にのって、自身の周りにたゆたっているような
何かの真理とひとつになって浄化し、また自分に分化してくる、
そんな感覚です。

 

 

 

歌は、祈りや祭りには欠かせないもの。
ずっとずっと遡れば、声はそういうところに辿り着くんだな、と思います。

 

そういった、個人の感性や感覚、目指したい姿、等々
一切否定されない安心感もあります。
むしろ、もっと出して出して!という感じで。

 

 

 

羽田さんは‥、

 

五行(木火土金水)を表せと言われたならば
五つの声音ではなく、それぞれそのものになれるだろうな、と思います。

 

五声(呼言歌哭呻)ひとつひとつに深い世界を持ち
五情(喜楽怨怒哀)を1音で表現できるのだろう、と。

 

そういう深い声を持つ人に、自分の生まれたままの声、素の声を
掘り出してもらい、磨き方を教われるのはとても幸運だと思いました。
スピリチュアルな事もよく語られますが、
声帯や肉体への造詣も深く、アヤシイだけの事は仰りません。

 

きちんと、声の疑問にはほぼ答えが返ってきます。
たぶん、声に関することなら全ジャンル網羅する勢いではないだろうか、
という、底も天井も見えない人です。

 

 

 

だからこそ、自分の限界を感じずに済みます。
あそこまでだな、っていう感覚はなく、どこまでも自分の可能性を広げてゆける。
だってきっと、私がどこまで頑張ろうと羽田さんほど声マニアにはなれないし!

 

届きそうにはないけれど、いつだって姿が見えている人、というのは
教えて頂くにあたっては、結構理想ではないかなと思います。

 

 

 

 

 

そうして出会って半年、個人指導をお願いして2ヶ月ほど経った今、

 

自分の声が生まれて初めて好きだと思えるようになりました。
私の声聞いて、と少しずつ思えるようになりました。

 

 

 

地声を頑張ったら上の声は出なくなる、という思い込みも粉々になり
地声を「正しく」頑張れば、上の声ももっと良くなる、が信念になりました。

 

今はとても楽しいです!

 

諦めていた、自分が心からやりたい種類の絵も、
周囲の言葉にに左右されず描こうと思えるようになり
絵の仲間に声をかけて、今年は新たに何かやろう、と約束もしました。
古いものを解体して、新しいものを作り上げて行く決意も
とても自然に、心の中に生まれました。

 

声ひとつで、自分の人生は自分の手にある事をこんなにも実感し
そのために動き出そうと思い始められたのは、
半年前には考えられなかった事です。

 

 

 

 

羽田さんにメールをしたのは、直感のようなものでしたが
とても大事なご縁になりました。

 

自分を信じるって、とても大事。

 

そして、その自分を信じてくれる人と出会える事も、同じくらい大事。
羽田さんは、必ずその人の可能性を信じてくれます。

 

 

 

あとは、自分次第。
すべてが自分次第です。

 

 

 

私はこれから1年弱、まずは今までになく「本気」で声に取り組みます。
そして1年後には必ず、今なりたいと思っている自分になっていると信じています!

 

自分の声が生まれて初めて好きだと思えるようになりました。
私の声聞いて、と少しずつ思えるようになりました。

 

これは本当に嬉しかったですよ〜〜〜。最初は『自分の声なんてあっても無くても同じなんじゃないか・・・』と悩んでいたのに・・・。

 

そして声とともに起こった本当に大きな変化が『封印していた絵をふたたび描きはじめたこと』です。

このあと更に明らかになっていくのですが、Mさんの魂の原点は『絵』だったのです。

物心ついた頃から絵を描いていて、呼吸するように筆を走らせていたのだそうです。

 

その自分そのものとも言える絵をMさんは封印してしまっていたのです。

大切な画材道具も最低限を残して処分してしまった・・・。

当時10年ほど前のことだったそうです。

 

ただ、スカイプで映る部屋からも、

話のはしばしからも、

絵に対する情熱や底知れぬ深いものが常に溢れていました。

実際のところ、Mさんの絵のスキルは異次元でした。

 

ときどき恥ずかしそうに絵を見せてくれたのですが、

『は?!そんなん描けるんですか?!』というレベルでした。

だから『なぜ描かないのだろう?』と思っていたのです・・・。

 

歌うことと絵を描くことは本質的には同じです。

自分の内面と対話し、自己を表現することだからです。

 

声を通じて自分自身と対話し、演奏会を通じて自分を思いきり表現できた。

このことが、改めて絵を描く原動力になったのかもしれません。

 

Mさんは、ここから明らかにエネルギーが変わりました。

私にとっても、声を通じてクライアントさんの『人生の流れが変わった』初めての瞬間でした。

 

 

レッスン内容の変化

 

Mさんとレッスンを続ける中で気づいたことは、

声の状態と日々の生活がリンクしているということです。

 

ひどく落ち込んでいるようで、詳しく聞いてみると日常での悩みによるものでした。

こういう日は練習しても成果があがりそうにありません。

 

そこで、はじめたのがカウンセリングです。

私自身が人生で長らく悩んできたことが『自信が無い』だったので、そのために試行錯誤してきたことが役立ちました。手探りながらも色々な側面からお話ししていきました。

 

そうして悩みがひとつ解放されると、その後に 

『すっごい声が出やすいですー!』 

という報告が多発したのです。

 

実際に送ってくれた音源を聞くと全然違う。

・・・あれ??そういう感じ?練習してないけど?( ゚д゚ )

 

声と心はつながっている・・・なんてのは知ってはいましたが、

ここまで違うとなると認識を改めざるを得ませんでした。

 

ここから次第にレッスン内容は変化していきます。

声のテクニックではなく、次第に『生き方』の話になっていきました。 

 

ひとつ思い込みが外れて、生き方が変わると、声もガラッと変わる。

生き方のブロックが一つ外れると、声のブロックも一つ外れる。

声の練習を一切していないにもかかわらず、声はどんどん華開いていきました。

 

絵を描く

 

Mさんは声が開花していくとともに、絵をたくさん描きはじめました。

驚くほどの作品を生み出していき、メルマガ絵本まで作ってしまいました。

 毎日一コマずつ絵本とメッセージが届く素敵な作品でした。

 

このころにはレッスンのやり方も次第に確立されていって、

声の本質を体得するワークが1〜2割、自分との対話のためのワークが8〜9割になっていました。

でも、どんどん声も歌も絵も変わり、Mさん本人が醸し出すエネルギーも輝いていきました。

あ、もちろん二人とも声マニアでもあるので、ガッツリ発声機構について研究するときもありました。

これも楽しい(笑)

 

 

そして1年後・・・

 

 ふたたび地元のゴスペルグループでの本番を終えたMさんから、

届いたメッセージがこちらです(抜粋)。

 

今まで、自分の中では 発声:表現=9:1 くらいでした。
もう、発声なんですよ。
何をおいても声にコンプレックスなんですよ。
自由に取り出せないもどかしさ。
地声、裏声、それぞれそこそこ出せても、
歌になると、どちらかのバランスが崩れると、
いっきに全部ダメになる。

 

それが、崩れなくなってきた。
これはもう、自分の中では大革命でした。

 

まだうまくいかない時もあるし、
曲によって苦手なものがあったりもします。
でも、なんていうのか‥ 5:5 になった!
という実感があります。
とても心が軽くて、とても楽しいのです。

 

ゴスペルの先生に、声を抑えてと言われなくなった。
リズム感がとてもいいですね、と言われた。
グループ内でソロ練習としてひとりで歌う時も、
発声についてのアドバイスがされなかった。
(気になるところがあれば、即アドバイスされる先生が)

 

そういうことが、じわじわっと‥じわじわっと増えてですね。

 

ちょっとーーーーーーー!
成果出てきてるんじゃないのーーーーーーー!

 

と、心の中で叫んでいる次第です。
もう、過去の自分にドヤ顔です。
やってやったよ私。どうよ過去の私。
できないとか言ってたけどできてきてるじゃん。

 

って(笑)

 

するとですね。
不思議とですね。歌以外でも、なんか声がかかるんです。

 

「一緒に、これやってみない?」
「コンサートのポスター作ってくれない?」
「これお裾分けであげる」(欲しかったものを頂いた)

 

全体練習でも、違うグループの人から
話しかけられたりすることが増えたりとか。

 

打ち上げで入った飲食店の店員さんが
なぜかサービスしてくれたりとか。

 

ほんの些細なことですけど、ほんの些細な幸運が重なるって
そりゃもう、日々の気持ちの上がり具合が全然違うんですよ。
世の中が、より輝いて見えるんですよ。

 

そして、今まで自分が我慢していた部分とか
そういうものからも解放されました。

 

自分の価値観を変えて、自分の価値を下げて、
揉め事が嫌だからと自分を変形させてきたけど‥
それをしなくなりました。

 

今まで、自分を変えてまで守るモノってどうなの、
というような話題に難色を示してきた母でさえ、
ここ最近、
あなたが誰かの言いなりになる必要はまったくないのだから、
と、言うようになりました。
相手を大切にするのと、
黙って相手の言いなりになるのは違うのよ、と。

 

そうするとですね、さらに心が解放されていくわけです。

 

自分を大事に、自分を幸せにしなさい。
そう認めてくれる人が増える。

 

自分が、今のままの自分であっていい。
そして、やりたいことをやっていい。

 

自分の声を好きになり、

自分本来の声を取り戻すことは、

『自分らしく生きる鍵を手に入れる』
ということであり、
『自分で自分を成長させていく土台を作る』
ことでもあります。

 

Mさんは、

 

・自分の声がどんな状態なのか分からない・・・。
・問題点は指摘されるけど、どうすればいいか分からない・・・。

・努力しているのに自信だけは失われていく・・・。

 

そんな長年の悩み苦しみを破り、

 

『生まれて始めて自分の声を好き』

『自分が、今のままの自分であっていい』

と言えるようになりました。

 

そしてそのエネルギーは周りに伝わり、仲間が集まり、広がりはじめた・・・。

奇跡のようなことが起き始めている。

きっとこれからはもっとたくさん。

 

 

自分の声と向き合うことは正直かなり地味なことの繰り返しです。

でも、それをやりきったとき、何かが変わる。
あなたはそこで何を得るのでしょうか・・・? 

 

 

 

 

魂を燃やして歌う方法

 

 

Mさんをはじめ、これまで関わってきたたくさんの方々の歌を聞いて胸が熱くなり、思わず涙ぐむようなことがたくさんありました。魂を燃やして歌っている人の姿は美しいです。

声と向き合い、歌と向き合い、それを全身全霊で表現しているとき、誰もが圧倒的な光を放っていました。

 

それは決して技術力があるから、正しい発声だからではありませんでした。

思わず声につまって息も絶え絶え、音程もブレブレ、歌詞も聞き取れない・・・

『正確性』という視点からみたら全然ダメダメな歌が、心を震わせたのです・・・。

 

そしてそんな歌を歌いきったあと、生き方から変わっていく。

自分を取り戻し、自分自身に還っていく・・・。

そんな人をたくさん見てきました。

 

そんな場面に立ち会えること、そこまでのプロセスを分かち合えること。

そんな経験は本当に幸せなことだなぁと感じています。

 

では、そんな『歌』を生み出すにはどうすればいいのでしょうか?

これまでの経験から、これが大事じゃないかな、と感じていることがあります。

それが『共鳴』です。

 

 

Aさんのケース

ちょうど3日後に『初めて人前で弾き語りで歌う』という状況だったAさん。彼とのレッスンでやったことをご紹介します。

 

Aさんは『ピアノもはじめて。人前で歌うこともはじめて。』という状態で、最初に『やろう!』と決めてしまってから練習を開始したのです。

本番直前になったところで、私のレッスンを受けにやってきたのです。

 

レッスンでは、まず今どんな感じなのかを聞かせてもらったのですが、ピアノはつっかえつっかえで、それもあって歌も生きてない状態でした。そのせいか、Aさん自身も気が散っています。正直なところ『聞いている人が「いつ止まってしまうのか・・・?』と不安になる』状態でした。

 

さて、こういうときは、まずは本番に向けて急ピッチでもカタチになるレベルに持っていく必要があります。かといって、じゃあ単に上達すればいいのか?というと、そんなわけないです。

 

ぶっちゃけ圧倒的に技術力は足りないのです。そんなんを付け焼き刃的に猛練習しても残念ですが技術は身につきません。技術力を高めるには労力も時間もかかるのです。これは仕方ない。

 

じゃあ、どうするのか?本番は3日後です。

だから一番大事なことだけをやろうと思いました。

 

演奏会の目的は『間違えないでできる』ことを披露する場ではなく、聞いてくれる人たちとともにその場を共有し、ともに歌い(声は出さないとしても)、感動を分かち合うことです。

『ああ、あなたの歌が聴けて嬉しかった!』と言ってくれたとしたらそれは幸せなことだな、と。

 

そこで大事なこと。

それが聞いてくれる人(リスナー)との『共鳴』です。
リスナーと共鳴が起きれば、技術力がないままでも感動は生まれます。

 

じゃあ、どうやったら共鳴は起きるのか?

 

命の圧縮 

Aさんとのレッスンで取り組んだのは『命の圧縮』です。
『命』つまり自分のエネルギーを高め、凝縮するのです。

 

・・・というと漠然としているので、具体的にやったこと3つのことを書いてみます。
それが、

 

・初期値を高くする
・エネルギーを漏らさない
・凝縮する

 

この3つです。
一つ一ついきましょう。

 

 

初期値を高くする

 

物事をはじめるときには、高いエネルギー状態であることがとても大事なのです。
最初が肝心とはよく言ったものです。
そこでAさんには、こんな質問をしていきました。

 

『なんでこの曲うたおうと思ったんですか?』
『この曲をうたうことで何を表現したいですか?』
『誰に届けたいんですか?』

 

こういう質問などで、その曲を『他でもない自分が命を使って歌う理由』を明らかにしていきます。

 

曲を選ぶときは『前から歌いたかったから』『なんとなく』とかでも構いません。しかし、それでも歌おう!と思った曲は、何かしら自分のナニカと共鳴しているから選んでいるのです。

 

自分の本音本心と対話し、これまでの人生を振り返ってみると『ああ、だからこの曲なのか!』ということに気づく瞬間があります。そのときに莫大なエネルギーが生まれます。

 

Aさんとは、曲とは一見関係ないような話をしたり、どういうバックグラウンドがあるのか、そもそもAさんとはどういう人なのか、どんな世界を目指しているのか・・・??そんなことを対話して探っていきました。

 

出てくるのに時間がかかったり、フェイクの感情で選んでるときもありますが、これをやるかやらないかで、歌が発するエネルギーは全然別物になります。

 

 

エネルギーを漏らさない

 

歌は自分と聞いてくれる人が一緒に創りあげるものです。お互いにエネルギー(気)を交流させ、対話しながら演奏できたときは本当に感動するし、至福感があります。

 

これにはエネルギーをとにかく高めることが必要なのですが、高めると同時に『漏らさない』ことが大事です。

 

じゃあ、どういうときに『漏れる』のでしょう?

具体例として、Aさんとのレッスンの時に起こった『エネルギー漏れの瞬間』を箇条書きで書いてみます。

 

・足元をフラフラさせている
・視線がキョロキョロしている
・ピアノがつっかえる
・歌詞を間違える
・間違ったときに『あ、間違った・・・』とつぶやく
・椅子に座るときにドシンと音を立てて座る
・声が小さすぎる

 

などです。

 

無意識でやっていたり、『そんなに大したことなの?』と思ったのもあったようですが、一つ一つについて解説していくと、かなりビックリされてました。実際歌ってみるとぜんぜん違うのです。聞いている方がすーーーっと引き込まれるような瞬間が生まれてきたのです。

 

ただ、これの一つ一つをすべて意識し続けるわけではありません。というか、そんなのは不可能です。だからそのためのコツも練習しました。
ぶっちゃけクソ地味ですが、こういうのを『できるのが普通』にすると短期間で飛躍的に実力は伸びます。

 

 

凝縮する

 

エネルギーが高まっても、あっちこっちにバラバラになっていてはただのカオスです。発散させるのではなく、凝縮して初めて共鳴は生まれます。

 

じゃあ、どうやって凝縮するのでしょう?

これにはたくさんのやり方があります。人によって得意なやり方も違います。
Aさんとやったのは『脳内ムービー』です。

 

歌詞を読み、歌詞から連想される絵や画像を当てはめてPVのように映像化するのです。
そのときの映像は借り物ではなく、自分の過去からひっぱってきます。

 

これが唯一無二の自分にしか歌えない歌の原型になります。

 

そして『子供の頃の自分へ』くらいだと広すぎてボンヤリしてしまうので、『●●年●月●日●時●分の時の●●をしていた時の自分』くらい具体的にするします。するとエネルギーが凝縮してきます。自然と声も変わってきます。

 

これを五感と感情まで含めてやる。とことんパーソナルな情報のほうがエネルギーが乗りやすいので最初はここからはじめます。

 

 

・・・というようなことをやっていました。

 

Aさんとのレッスンでは技術力の話はほぼしてないです。
そうじゃなくて、今すでにある『自分だけにしか出せないエネルギー』を出しまくる。

こちらのほうこそ大事だからです。

 

あとは本番に向けてどうやって練習していくのかを具体的に指示して終了でした。

 

その後、Aさんは無事に演奏会で歌いきり、

『僕の心の奥底に拗ねた冷たい心があった』

『そこに立たないと向き合えない意識がありました』

ということに気づかれたそうです。

後日会ったときには、発しているエネルギーが変わっていたのが印象的でした。

 

 

 

 

わたしが歌になっていくストーリー

 

 

どんな歌でも良いのです。

ふと選んだ歌は必ずあなた自身とつながっています。

歌ってはじめて『私ってこんなことを感じていたんだ・・・?!』と驚く方は多いです。

 

歌を通じて自分自身とつながり、本来の自分に還っていく。

自分が主人公の物語を紡ぎはじめる。

 

そんな体験をしはじめている方々からのメッセージをご紹介します。

 

 

 

「一人じゃないんだ!!」って勇氣をもらえています(ヒロさん)

 

コウタローさん!!!笑笑

いや、なんとですねコウタローさんの熱い氣に触れて生命力を感じて、私自身も統合が始まり新しい何かが動き出し

よっぽどエネルギーのダウンロードが激しかったんでしょうね

途中で氣を失ったかのようにランダムに大爆睡して氣付けば朝でした!!!(爆)

 

え?!おい!!!(キョロキョロ)みたいな感じです。でもわかるんです。目が覚めた瞬間に渋谷のセミナーで歌わせて頂いた段階、魂のステージは終わったんだと。

急に新しい自分の歌を探さなきゃっていう感覚になったんです。あるいは自分で作ってみるのかもしれません。

 

人とのご縁、宇宙の流れを感じていて「あぁ、いよいよくるな」みたいな序章を感じています。何かが始まろうとしているような、でも一切一ミリ後のことも予想出来ないような、過去の感覚は一切使えないような、そんな不思議な次元に生きてる氣がします

 

コウタローさんの歌に対するひた向きな情熱、丸裸の魂、感動、魂のゆれを大爆睡する5秒前(無意識と顕在意識の狭間で)感じました。

 

渋谷のセミナー、オンラインセミナー、普段なメルマガ、いつもありがとうございます。

 

歌う自分、本来の自分を認識してあげるのに一人だけでは心細くトラウマに飲み込まれかけるんですが「一人じゃないんだ!!」って勇氣をもらえています。

 

どうもありがとうございました♡

熱と咳出しきります(笑笑)

 

ヒロさんはアメリカ在住でかなりガチで活動してるんですよね。

2016年後半くらいから時々メッセージくれていたのですが、2017年12月の渋谷セミナーで初めて会って、その後の懇親会で色々話を聞いてびっくりしました。

なんだその経歴と面白いストーリーは( ゚д゚ )

 

精神的にどん底だったときに、メルマガを読んで勇気づけられていた、という話を聞いたときはかなり嬉しかったですね〜。

 

このメッセージは2017年12月23日のクリスマス特別オンラインセミナーの翌日に届いたものです。

セミナーでも渋谷の後、異様なほどシンクロが起きまくっていたと聞きましたが、明らかに『人生の流れが変わる』時期ですね〜。

もともとのエネルギーがハンパないので、こっからどうなるのか・・・楽しみすぎますね〜。

 

 

悩む必要がなくなってしまって困ったというか・・・(成田さん)

 

コウタローさま

 

あれから、すっかり脱力して
「なーんだ、ただハマりものにハマっておけばいいのか〜」と
一段とハマりもの生活を送っていて
メールすら読んでいませんでした(笑

 

実はセッションのときから現在も、
転職中の谷間で、今週いっぱいまでガチニートです。
いまラストニート週間を満喫してます。

ダメ人間生活を満喫しまくったら

 

ここ2、3日でようやくエンジンがかかってきて
昨日ようやく、まぐまぐで
どうでもい〜内容のメルマガ発行を申請しました。
しばらく放置してたブログも再整備はじめました。
そこでやっとメールに気づきました(笑

 

●なぜセッションを利用しようと思われましたか?

自分の声質についてずっと気になっていて、
レッスンも受けて講師資格までとったけれど
まだ自分の声と仲直りしきれていないモヤモヤがあった中で
コウタローさんのブログに行きあたり、
「これは気になる!」と思って即申し込みました。

 

●利用していかがでしたか?
(セッション前・セッション中・セッション後)

 

前:
考えをまとめておこうとすればするほどツボにはまって
かえって頭のなかごちゃごちゃして、セッション直前は
かなり不安な気持ちでした。グダグダになったらどうしよう?とか。

 

中:
質問に答え始めたときは「だめだ、なんかまとまらない!」って
ちょっと焦ってきたけれど、方向転換したとたん、思わぬ方向に行って
終わりの方には「このセッションそもそもなんだっけ?笑」
ぐらいな不思議な感じになってきました。

 

後:
なんとも形容しがたいんですけど、思考回路というか
いろんな「そもそも」が変わった気がしてならないです。
なにがどなったのかよく説明できないのが残念です。
ただただ、悩む必要がなくなってしまって困ったというか(笑

 

●セッション後、どんな変化がありましたか?

セッション前も後も、ツイッターばっかりやってたのですが、
favやフォローが急に増え始めました。(本当にセッション直後から!)

 

そのあたりの反応から、自分的には「それぐらい大したことない」と
思ってたことが「あ、それ人からみたらありがたいんだ?」という感じが
見えるようになってきました。

「意味ない遊びに熱中してると人が集まる」ってこういう感じかな〜?」

っていうのがぼんやり感じられるようになりました。

 

そして前より、人目を気にしなくなった感がでてきました。
これまでも気にしていなかったつもりでしたけど、
実は結構、人の目線基準だったんだなー、と気づけるようになりました。

 

そこらへんにつられて、今までスルーしてきてたかもしれない
自分の萌えポイントがさらに見えて気がします。けっこう変態かも(笑

 

で、これがまた不思議なんですが、
「練習」などしないで萌え事項にハマりまくってたら、
そこからなぜか過去のわだかまりみたいのが
消えてきた感じがあります。

 

さらに言うと、「楽して稼いでいい」感が
じわじわとみなぎってきています。
いままで字面ではそういうの読んでましたけど、
「なんかホントかも」って気がしてきました。

 

もう、日本とアメリカを半々で過ごす生活が
根拠もないのに視野に入っています。
(USAカーナビと銀行口座はもう持ってますけど)

 

といいますか、

セッションの申し込み理由が
ほんとにどうでもよくなってしまいました(笑
いったい何のセッションだったんでしょう?

 

●ほかのひとに勧めるとしたら、どつうたえますか?

いろいろ練習したり学んだりしまくってるのに
頭打ち感がある人にぜひ。
「いや、ポイントは実はそこじゃないから!」と言いたい。
びっくりするほど違う場所だったりするから!!!

 

●「コウタロー」はどういう人でしたか?

ブログで拝見していた以上に「感染力」が高いです。
気がつくと、ふわっと「あ、そうなんだ」と
新たな思考回路にポンと置き換えるナニカがあると感じました。

 

ありがとうございました!

 

このメッセージはセッション後、1ヶ月くらい経ってから届いたものですね。

 

成田さんとのセッションの印象はとにかく『あー、マジで好きなんだなー』ってところ。

最初はちゃんと声の話をしようとしていたのですが、あまりにも『んーーー、声・・・じゃないよね?』と感じて、『萌えるもの』について語ってもらったのですが、そっからはホント面白かった。

発してるエネルギーがぜんっぜん違う!

結局声の話は2時間中5分?10分?くらいでしたが、結果はメッセージの通り(笑)

 

それにしても・・・『映画のロケ地探し好きすぎで、気づいたら徹夜してた』とか正直私には意味不明なのですが(笑)、それを嬉々として話している成田さんとの時間はとっても面白かったです。

 

 

自分を燃やしながら歌ってるような感覚が生まれた(高見さん)

 

コウタローさん、

お返事が大変遅くなってしまって、ごめんなさい。

 

実はレッスンの数日後、
8日間の声楽アンサンブルのワークショップに参加していて、
ゆっくりレッスンの感想や、
その後の様子を書くことができませんでした。

 

レッスンのすぐ後に、基本一人(か二人)で
一パートを歌うワークショップに参加したのは
面白い経験でした。

 

他のパートと合わせようとか、
次の高音を当てようとか
まず考えると声が出なくなるのに、

レッスンを思い出して
次の音に全力をつぎ込もうと考えると、
声が楽に出る。
そしてその方が他のパートとよく混じる。

 

また、ベース1を歌ったり、ベース2を歌ったり、
曲によってパートを行き来したんですけど、
よく響く音域が高い方にも
低い方にも広がった気がします。

 

高い音域が前より滑らかに出るようになったし、
低音に前より芯と響きが出てきました。

テクニック的に
何かを変えたわけではないのに
不思議ですよね。

 

ちょっと繰り返しになりますけど、
興味深いのは、

例えば少しうまくいかなかった時に、
「あ、ダメだった」って思って
テクニック的に直そうとすると、
途端に以前の声に戻ったことです。

 

コウタローさんが、一音に全力を込めるのは
すごく疲れると言ってましたけど、
確かに自分の中の何かを燃やしながら
歌ってるような感覚が最近あります。

 

そしてそういう風に歌った後は、
何だか細かいことが
どうでもよくなってくる気がします。

 

歌だけじゃなくて、
自分の中の迷いとか、
自分の生き方と他の人の評価とか。

「自分がそこに全力を注いでいるか」
が一番大事なのかもしれませんね。

 

レッスンでの「紙一重」
を越えているとはまだ思えませんけど、
自分の声について何をすればいいのか
方向は見えてきた気がします。

 

以前のように
毎日声がちゃんとでるか不安で、
声の調子に振り回されたり、
長時間練習室にこもったり(贅沢な話ですけど)
しなくても大丈夫だ、という安心感というか
自信みたいなものが少し出てきた気もします。

 

引き続き経過を報告したいと思います。
何だかよく分からなくなってきたら、
またレッスンをお願いすると思います。

 

また、おそらく近いうちに帰国して
日本で活動を始めるので、
合唱つながりで何か
ご一緒することになるかもしれませんね。

 

その時はよろしくお願いします。

 

高見さんからのこのメッセージは、セッション後2ヶ月くらいしてもらったものですね。

 

アメリカに声楽で留学しているとのことでしたが、やはり声はさすがでした。

 

そこで、セッションではとにかく『一声にすべてを込める』ワークだけやりました。

今まで生きてきて最高だった体験のことを詳細に、リアルにイメージングして、その最強のエネルギー状態をすべて声に変換する・・・!!

最初はとまどっていましたが、見違えるような響きが生まれたのを覚えています。

ブラボー!

 

その後、2ヶ月経ってもらったこのメッセージからは、セッションで体験したことを自分の中に落とし込み、進化していっているのを感じて嬉しく思いました。

 

これからますます技術を超えた領域に踏み込んでいくんだな、と思いました。

 

自分にもまだ、と可能性を感じちゃっています(谷内さん)

 

私は約2年前、コウタローさんの個人レッスンを受けました。

メール講座ではその内容を思い出し、また学んでいる感じです。もちろん、2年前より内容がさらに、進化してますよね!

 

以前に課題として自分であげたのは、声量のなさ、声に力がない、とくに高音しっかり出ない、音が揺れる、などだったと思います。店員さんを呼ぶとき「すみませーん」の声が通らない私でした。
今思うと自信のなさとすごくつながっていたと思います。

 

そして、もっと心のままに歌ってみたい、歌声で想いを届けられるようになりたい、という話をしました。

レッスン代を自分のために払い、受講する、ということ自体、私には大きな一歩でした。

その後、発表会でソロうたうとかもう、すっごい勇気いった‼︎

 

でも踏み出せた。

 

そこには、まず受ける、歌う、と決めたこと。

コウタローさんのレッスンで自信のなさを少しずつ克服したことや、自分の可能性を信じられるようになったという意識の変化、あと周りの人がふつーにソロやっていることとか、まあいろんな要因があったと思います。成功か失敗かじゃなく、やる、ということに意味があるんだろうと思います。

 

今、個人レッスン後も合唱レッスンを受けたり、ヒビキアワセに参加したり、子どもを送り迎えする車内でひたすら声を出したり、コウタローさんと妻ヤスコさんのブログを読みさらに常識がかわるのを感じたりしている今、まだまだではありますが、自分の声いいじゃん(^。^)と思いはじめています(笑)

 

気がつけば高音がすっごい出るようになってるし、強制ビブラートに驚いていたのに押さなくても!ビブラートがいつのまにかできているし、倍音も聴こえたり、話し声も変わったか?店員さんへの声も通るし、私と同じうすい話し声だった娘の声も、なんだか前より前にでているようだし、自分にもまだ、可能性を感じちゃっています!それに、歌うことがもっと楽しくなった‼︎

 

技術もだけど意識のちがいってすごく大きいんだなーと思います。

自分のダメさ加減は変わってないけど、前より自信が持てている。

 

私はこーゆう声で、がんばって歌ってこの程度かな。という思い込みから、
私はこんな声をもう持ってた!これをもっと出して歌っていこう!とポジティブになれた!

 

ただまだ言い訳してる自分もいます。
自分の部屋ないから練習どこでしよ、とか
1日に歌に使える時間そんなにないなって思ってたり。

 

けど、こうやって書くとすごい変化してることがわかったので、やるかやらないか、どうしていきたいか、自分の感覚を信じてすすんでいきたいなーと思います。

 

本当に、ありがとうございます‼︎
これからも、よろしくお願いいたします。

 

谷内さんは、地元の方で、ときどき一緒に合唱したりしているのですが、ここ2年でもう別人のように変わっています。

最初は自信なさげに声も遠慮がちだったのですが、少しずつ、でも着実に変わっていった。

 

本当に大きな変化だったのは2017年6月に開催した『創造しい音楽会』でのソロでした。

そのとき、谷内さんはある人への想いを胸に歌ったのですが、これが本当に素晴らしかった。

 

想いのこもった一曲。
ある人と紡いできた物語が凝縮した歌でした。

言葉にならない感動がその場にいた人たちに生まれていたのをいまでも覚えています。

 

そしてその後に私も歌ったのですが、谷内さんのエネルギーと共鳴していたことで、私にも大きな影響がありました。私は小田和正さんの『言葉にできない』を歌ったのですが、想定を超える歌に『なってしまった』のです。

 

『あなたに会えて 本当によかった 嬉しくて 嬉しくて 言葉にできない』

 

歌いながら涙ぐんでしまって声が詰まってしまったのは、谷内さんのせいだったと思っています(笑)

『想いは共鳴する』を改めて体感させてもらった経験でした。

 

 

あれから3年後・・・

 

 

2017年11月7日、私は改めて声と向き合い、次なるステージへ進むために岐阜県の奥地へ向かっていました。

電車で揺られているときに、スマホに一通のメールが届きました。

それはMさんからの近況報告でした。

初めてメッセージをもらってから3年と4ヶ月あまり経っていました。

 

お久しぶりです。
お元気にされてますか?

 

この1年、創作まっしぐらで過ごしてきました。
まだまだ腕が足りないと思うことばかりですが、思いついたことは友人を誘っていろいろやってきまして。

それで、ひとつ勢いで作った動画があるので、お知らせしますね。

 

《語り物語》パンドラの魔女




 

もともと、ハロウィンに私がパパッとイラストを描いたのがじまりです。
(これが2時間くらい‥)
で、イラスト描いてて、ちょっと小さいお話浮かんだー、って勢いで漫画描いて。
(これが1日くらい‥)
そしたら、文字書き&声の勉強をした友人が素敵ー!って言ってくれたので、じゃあ遊んでみてよー!って言って、小さいお話のなかのエピソードを編集して読んでくれて。
(このやりとりで2日くらい)
それを聞いて、わぁ!ってなったので、動画にするー!ってイラスト1枚描いてくっつけたのが、上のアドレスの動画です。
(これが1日くらい‥)

勢いってすごいな!って自分でも思いました(笑)

 

ひらひら絵本「パレット」も、せっかくだから読んみない?と持ちかけているんですが、読んでる最中に泣けてしまうそうで、友人が泣かなくなったら形にできるかと思います。

 

実は、1枚イラストに声を合わせたものだけじゃなくて、もう少しイラストの枚数が多いものを半年くらい前から作ってるんですが、他の作業と並行してて、今月中にできるといいなぁ‥といったところです。
そちらも、同じ友人に読んでもらってます。

何かを作り出すって、いいですね!本当に楽しい。

ゴスペル‥というか、歌は、そこそこです。
毎日一生懸命練習は‥してません(笑)
心が重くなっていた個人レッスンの先生とは完全に距離を置いたので、ストレスはないです。
そして、自由に楽しく歌える過ごし方をしています。

 

先日は、隣市文化祭の中の音楽祭にうちのグループで出てきました。すごいですよ、THE合唱、市民オペラ、管弦楽、といったグループのなかに、たったひとつゴスペル。浮いてたぁ〜!(笑)
声の出し方が正反対!って感じでした。小さいホールでしたが、2階席まであったので、もう地声でね、そこの人まで届け〜!って出してきたら気持ちよかったですよ。

 

その後、飲み会あとにまたカラオケ行ったんですが、そこそこ飲んだあとってのも重なって、声が出にくい??かすれる??と思ったんですが‥
翌日から一週間くらい、ずっと調子が良くってですね。あー、声の通り道ができるってこういうことかぁ、って、ちょっと思いました。

 

先日、日本におけるゴスペルのビッグママ、亀渕さんが亡くなりましたが‥
その方がボイストレーナーとしてコメントしてらした言葉が、あらためて沁みました。
相変わらず自分の中に入ったらイメージでしか覚えていないので、正確ではないんですけど、声の道を作る、通す、広げる、耕して作っていく、みたいな事を仰ってました。

道を広げて通すには、思い切りやりきる事が大切ですね。何事も。

 

今年は来月にもうひとつ、隣市の催しで歌ってきます。
で、もっとたくさん描いて、友人をいっぱい巻き込んで、楽しもうと思います。

長文失礼しました。

 

では!

 

十葉かさね

 

そう、いまMさんは『十葉かさね』さんとして活動していたのです。

TwitterやInstagramを通じて仲間とつながり、もともとやりたかった漫画を描く。

自分の中にあった豊かな世界観を自由に力強く発信していた。

 

初めてのメールでは『ごめんなさい』『すみません』を繰り返し、『微塵も自信が持てない状況』と言っていた彼女。

 

歌を通じて、声を磨くことを通じてたどり着いた自分の原点は『絵』でした。

描くことで、自分の内なる世界を表現することでした。

その世界をより豊かに彩ってくれるのが歌だったのです。

 

まだまだ悩むことや迷うことはあると思う。

けど、もうとどまることはない。

本当の自分に出会ってしまったから。

 

きっと未来で十葉さんとは何かの形で運命が交差すると思っています。

その種はすでに蒔かれてる。

どんな花になるのか、いつの日になるのかは分からないけど。

 

 

人生の転機はいま

 

未来の自分が過去を振り返ったとき
『人生の転機』だったと感じるとしたら
確実に2017年はその時だと思います。

 

2017年は活動のフィールドがただのボイストレーニングから
より『人生』レベルへ変化した年でもありました。

 

人生とは人声。

 

そんなことを強く感じることがたくさんありました。

 

声には『有音』と『無音』があります。

 

『有音』とは現実で現れる行動であり、
『無音』とは本当の想いや意識のこと。

 

両輪なのです。

 

どう声を出すかは、
どう生きるかと同じ。
『声』にはすべてが現れています。

 

技術も想いも
それぞれを磨き、
そして統合していく。

 

一人一人がもつ潜在的エネルギーのあまりに大きな可能性には
いつも本当に感動しています。

 

これまで、個人レッスン、セミナー、合宿などでは、

いつも魂が輝いた先の世界のエネルギーを感じさせてくれました。

 

 

これから私は、改めて

 

自分の本当の声に目覚め、

自分とも、大切な人とも響き合い、
魂レベルで共鳴する仲間とともに生きる・・・

 

そんな人が増えていくための活動をしていきます。

 

 

これからの人生の響きは
過去からの延長じゃなくていい。
いまどんな状態でもいい。
苦しくても辛くても悲しくても大丈夫。

 

 

自分のエネルギーの源泉とつながり
魂を輝かせて生きる道は必ずあります。

『人生の転機はいま』と決める。
その時から奇跡が起こりだす。

 

 

さぁ歌おう!

ここまで長い文章にお付き合いくださり、

本当にありがとうございました。

 

 

コウタロー

 

 

 


 

『声が変われば人生が変わる』公式メルマガ

 

歌を通じて自分の感情を解放する喜び。
仲間たちと共鳴する喜び。
最高の感動を創りあげる喜び。

 

小さい頃から病弱で自分の心に気づけなくなってしまった
私は歌で生きることを知りました。

 

でも、一番好きだった歌は同時に一番自分を悩ませ、苦しませる存在でもあったんです。

どうしても上手くなれず

自分の声も自分自身も嫌いになったりしました。

 

そして、あるとき私は自分の本当の声と出会いました。

 

「私は他の誰かの声にならなくていい」
「正しい声にならなくてもいい」

 

自分の声はすでにあった。
自分の声はこれでいい。

 

それがあるときすとんとハラに落ちた。

そうしたらいつの間にか、
悩みが無くなっていた。
歌も驚くほどレベルアップしていた。

 

けど、いちばん嬉しかったのは
歌うことを楽しめるようになったこと。

 

ああ、
単に歌を歌いたかっただけなんだ。

私が欲しかったのは
上手くなる事じゃなかった。

 

自分の想いを声に乗せて歌う。
作品に魂を込める。
そこに言葉にならない感動が生まれる。
その瞬間が欲しかった。

 

私はいま、発声のコツを発信しています。

その理由は、
自分の声の可能性を拓くことを通じて、
自分に自信をもてるようになる。

 

そして、歌うことを
心から楽しめる人が増えたら
世の中がもっとオモシロくなるんじゃない?

 

って思ったからです。

 

自分らしい声に目覚めた人が増えて、
そんな人がいつか集まって声を合わせたら??

そこに生まれる感動の共鳴って最高じゃない?!

 

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