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透明な鎖とノロイの言葉

さむねいる.091
コウタローです。


今日、ボイスレッスンの
クライアントさんとお話ししていて
話題になったのが
「思い込み」についてです。


ボイストレーニングというと
なにやら筋トレとかを
イメージする方も多いのですが、
実は筋力よりも大事なのが神経です。


クライアントのMさんは昨年末
喉の調子を崩してしまって
声が非常に出づらい状態になったのですが、
折しも演奏会直前。


こりゃーやべーなってことで、
ものすごく注意深く自分の声と
身体を観察して、

「この喉の状態でも歌えるポイントはどこだろうか・・・???」

と探しながら歌っていたそうです。
すると先生からこう言われたんだそうです。


「今日はいつもより声が出てるね!!」



えっ?って感じですよね。


調子が悪くてしょうが無かった。
いつもどおり歌おうとするとむせて辛い。
だから、とにかく楽に出せるところ楽に出せるところ・・・と
探して探して探したポイントで歌っていた。

感覚的にはぜんぜん喉を使っていない発声で、

「こんなんでイイのかなぁ〜〜〜?
ま、調子悪いししょーがないよねっ!!」

って思っていたそうです。


しかし、現実は違ったんですね。
いつもよりずっと楽に、声量も出ていたし、
声の通りも良かった・・・。



こういうのは私も経験があるので
良く分かるのですが、
喉の調子が悪いときは
発声が進化するチャンスなんですよね。


いつもは筋肉も正常に動くし、
歌うだけなら全然問題ない。

でも、それだけに
無駄な力を使っていることに
気づくことが出来ないでいるってわけです。


潜在的な能力はすでにあるのに
思い込みから自分の本来の力を
発揮できていないだけ。


Mさんは知らず知らずに
今までとは違う方法を模索し、
最適な発声バランスを発見したんです。


自分自身をよく観察するチカラを育てることは
本当に大事なことだと思っています。


こういうのが筋トレよりも神経コントロールが
大事だと考えるゆえんです。


また、

別のクライアントのSさんは
現在、倍音ボイストレーニングをやっているのですが、
あるときコツを掴んだら
イキナリ倍音の響きが倍増しました。


その前後で急に筋力が育ったのかというと
そんなわけは無いですよね。
単に使い方が分かるようになっただけです。


そして、出来ないと思っていたことが
実はただの思い込みだった、
フツーに自分にもできる。



そういうことに気づいただけです。
こういうのってホントたくさんあります。




私もそうでしたが、
ホンットたくさんの思い込みって鎖で
自分自身を縛り付けてました。


その鎖は透明で見えない。
しかも自分と一体化してしまっているので
そもそも存在に気づくことができないんです。。。



そして、この思い込みは
他の人からも植え付けられます。

歌っていて
こんなことを言われたことは
ありませんか?



「音程合わせて!」
「周りを良く聞いて!」
「低くならないように気をつけて!」


こういうコトバは一歩間違えると
透明な鎖として私たちを縛り付ける
呪いの言葉になってしまいます。


その背後にある、
知らず知らずにすり込まれる
裏のメッセージとは・・・??


それを動画でお話ししています。







すべての人に、
自由に心のままに歌を歌って
感動を生み出せるようになる道はある。

私はそう考えています。


呪いの言葉や見えない鎖に気づき、
思い込みを手放していく。
可能性は無限に広がっています。

 

 

それではまた!

 

コウタロー

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